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日本のアイドルグループ ウィキペディアから
MAG!C☆PRINCE(マジック・プリンス)は、日本の男性アイドルグループ。略称はマジプリ。結成およびデビューは2015年。所属事務所はワタナベエンターテインメント名古屋事業本部[1]。レーベルは、デビュー時から2019年までユニバーサルミュージックのレーベル・ZEN MUSICに、2020年からワタナベエンターテインメントが立ち上げたレーベル・STAR RECORDSに所属する。
MAG!C☆PRINCE | |
---|---|
出身地 | 日本 |
ジャンル | J-POP |
活動期間 | 2015年 - |
レーベル |
ZEN MUSIC STAR RECORDS |
事務所 | ワタナベエンターテインメント |
公式サイト |
www |
メンバー |
平野泰新 大城光 永田薫 |
旧メンバー |
西岡健吾 阿部周平 |
東海地方を拠点に活動するボーイズ・グループを作るオーディションによって選ばれた、平野泰新・大城光・永田薫・西岡健吾・阿部周平の5人組グループとして、2015年3月15日に結成された。その年からテレビ・ラジオで冠番組を含むレギュラー番組を持ち、12月23日にシングル『絶対☆アイシテル!』でCDデビュー。2019年に西岡が卒業して4人組に、2021年に阿部が卒業して3人組となる。
弟分グループとして九星隊(解散)とHi☆Fiveがある。MAG!C☆PRINCEは、ワタナベエンターテインメントの俳優集団D-BOYSの弟分と言及されることもある[2]。
2015年1月、ワタナベエンターテインメントは「息子にしたいイケメン」をテーマに、東海3県出身・在住者によるご当地男性グループを結成すると発表[3]。仮のグループ名をNAGOYAボーイズ(仮)として、CBCテレビとの合同によるオーディションを開催。CBCテレビでは、自局の情報番組『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』によるバックアップを開始した[4]。約2020人の応募者から7名が最終選考に進出し、3月15日の最終オーディションで西岡健吾・大城光・永田薫・阿部周平・平野泰新の5名のメンバーが決定した[2][5]。オーディション、メンバー選考から、冠番組や楽曲の制作など、総合的なプロデュースをワタナベエンターテインメント常務取締役であった大澤剛が担っていた。大澤は2020年に同社を離れ、グループのプロデュースから退いている(後述)。
4月11日、『花咲かタイムズ』の応募で集まったユニット名の候補を参考にして、グループ名がMAG!C☆PRINCEに決定した[6]。5人にはそれぞれメンバーカラーが与えられ、赤色の平野がリーダーになり、ピンクの西岡がセンターに配置されたグループ構成になる。同番組レギュラー出演のほかイベント・メディア出演で活動し[7]、10月にCBCテレビで冠レギュラー番組『本気プリ』を持った[8][9]。
2015年12月23日にユニバーサルミュージックからシングル『絶対☆アイシテル!』でCDデビュー。オリコンチャートではデイリー6位・週間9位を記録した。2016年4月から6月、グループ主演のテレビドラマ『本気ドラ 〜Spin the Sky〜』(中京テレビ)が放送された。また同年からは、永田が『OLですが、キャバ嬢はじめました』で単独でドラマ出演[10]、西岡が『PON!』で番組初の「お天気お兄さん」としてレギュラー出演、平野がスポーツ・バラエティの競技者として出演するなど[11][12]、メンバー個人での活動も始まった。
2017年1月にファースト・アルバム『111』をリリース。5月に九州を拠点に活動する弟分グループ・九星隊が結成され、ライブ・イベント・テレビ番組などで活動をともにする機会も増える[13]。7月にグループ初の東京ワンマン公演『本気☆LIVE at Zepp Tokyo』を開催。12月、名古屋・センチュリーホールにおいて、初のホール会場でのライブ『本気LIVE☆Vol.5〜MAG!C☆PRINCE 2nd Anniversary〜』を開催した[14]。
2018年2月リリースの6thシングル『Best My Friend』が初のゴールドディスクに認定され、続く6月リリースの7thシングル『SUMMER LOVE』で初の週間チャート首位を獲得した。この年には、Knight of cheersとテンツーツーの、2つの内部ユニットが始動した[15]。12月23日、日本ガイシホールにおいて初のアリーナ公演を開催[16]。ここで弟分グループHi☆Fiveが披露された。2019年5月に、MAG!C☆PRINCEと九星隊、Hi☆Fiveの3つのグループが合体したユニット・14STARS(フォーティーンスターズ)が結成され、音楽配信による楽曲『恋をしようJAPAN』をリリースした[17][18]。
2019年9月1日、西岡が体調不良によりグループでの音楽活動を含む一部活動を休止することが発表された[19]。以後は西岡を除く4名でグループ活動をおこない、10月22日に西岡が年内に卒業することを発表[20]。4人体制でリリースした9thシングル『Try Again』は、2度目の週間チャート首位を獲得した。12月20日にZepp Nagoyaで開催された『本気☆LIVE Vol.9 〜西岡健吾卒業公演〜』をもって西岡はグループを卒業した[21][22]。翌21日よりMAG!C☆PRINCEは4人体制となり、前日と同じ会場で『本気☆LIVE Vol.10 〜MAG!C☆PRINCE Try Again〜』を開催。ワタナベエンターテインメントがタワーレコードと共同で新レーベル・STAR RECORDSを立ち上げ、九星隊・Hi☆Fiveとともに2020年から同レーベルで活動することを発表した[23][24]。
卒業した西岡はソロのタレントとして活動し、2021年4月にフリーランスとなった。6月から7月にかけて文春オンラインが、プロデューサーの大澤剛がプロデュースする男性アイドルグループの元メンバー「A」に対してセクシャルハラスメントに及んでいたことを、Aへの取材を交えて報じた[25][26]。大澤はこれを否定したが、これが報じられると大澤がMAG!C☆PRINCEおよび兄弟分グループのプロデュース業について発信していたツイッターアカウント(@BOSS_GUNSOU[27])が削除された。この記事を受けてワタナベエンターテインメント社長の渡辺ミキは、社内に調査委員会を設立して調査を開始したと発表[28]。その結果「業務上の間柄を超えた不適切な関係は存在していない」としながらも、渡辺ミキは「タレントとマネージャーの対等な関係性から大きく逸脱する行為」・「この様な記事が公表されたこと自体を問題」として、大澤に役員解任と停職処分を下したと発表した[26][29]。文春の報道では「A」もグループも名が伏せられていたが、西岡がツイッター上で自分がこの告発に踏み切った(「A」が自分である)ことを公表し[30]、報じられたグループがMAG!C☆PRINCEであると明らかになった。大澤はワタナベエンターテインメントを去り[31]、MAG!C☆PRINCEおよび九星隊・Hi☆Fiveの冠番組やリリース作品のクレジットに名が載ることもなくなった。9月、結成年から5年続いた冠番組『本気プリ』が終了した[32]。
2020年はCD、DVDなどをリリースしなかった。11月20日、阿部が2021年3月14日にグループを卒業し、同31日をもって芸能界を引退すると発表[33][34]。2021年3月14日に開催した配信ライブ『本気☆LIVE〜阿部ちゃん卒業〜』出演をもって阿部はグループを卒業し、翌15日からMAG!C☆PRINCEは平野・大城・永田の3人体制に移行する[35]。4人体制最後のシングル『STAND UP TOGETHER』はリリースが延期となり、阿部の在籍中のリリースとならなかった。
2024年1月30日、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表した。3月には発売が延期されていたシングル『STAND UP TOGETHER』を1日に配信リリースし、16日に活動休止前最後のライブとなる『本気☆LIVE 2024〜絶対☆アイシテル〜』(会場:NAGOYA JAMMIN')を開催する。4月以降はメンバーそれぞれの俳優・タレント活動を継続するほか、個人で音楽活動を行う[36]。
グループ名「MAG!C☆PRINCE」には、以下の意味がある[6][37]。
MAG!C☆PRINCEのファンには、チアーズ(Cheers)という公式の呼称がある。
記載順、生年月日・出身県・身長は公式プロフィールによる[37]。
最高位は、オリコン週間ランキングの最高順位をあらわす[59]。大阪のFM802ではオンエアしていない。
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | RIAJ認定 | |||
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初回限定盤 | 通常盤 | メンバー盤 | ディスク | ダウンロード | ||||
1st | 2015年12月23日 | 絶対☆アイシテル! | UPCH-7081 | UPCH-5862 | 楽曲記事参照 | 9位 | ||
2nd | 2016年5月4日 | Spin the Sky | UPCH-7127 | UPCH-5871 | 2位 | |||
3rd | 2016年10月5日 | Over The Rainbow | UPCH-7183 | UPCH-5886 | 6位 | |||
4th | 2017年5月3日 | UPDATE | UPCH-7251(A) UPCH-7327(B) |
UPCH-5905 | 2位 | |||
5th | 2017年10月18日 | YUME no MELODY/Dreamland | UPCH-7359 | UPCH-5925 | 2位 | |||
6th | 2018年2月14日 | Best My Friend | UPCH-7382(A) UPCH-7402(B) |
UPCH-5932 | 3位 | ゴールド | ||
7th | 2018年6月20日 | SUMMER LOVE | UPCH-7427 | UPCH-5946 | 1位 | |||
8th | 2019年6月4日 | ゴメン、、離したくない | UPCH-7485 | UPCH-5960 | 2位 | |||
9th | 2019年12月10日 | Try Again | UPCH-7537 | UPCH-5969 | 1位 | |||
10th | 2024年3月1日 | STAND UP TOGETHER |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 |
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2016年6月22日 | 本気ドラ 〜Spin the Sky〜 | UPBH-1411 | 22位 |
2017年2月1日 | 幕末☆PRINCE | UPBH-1422 | 15位 |
2017年11月1日 | 本気☆LIVE at Zepp Tokyo | UPBH-1447 | 6位 |
2019年4月25日 | 本気☆LIVE Vol.7 in 日本ガイシホール 〜MAG!C☆PRINCE 3rd Anniversary〜 | UPBH-1485 | 30位 |
曲名 | タイアップ |
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2015年 | |
絶対☆アイシテル! | 近鉄パッセ CM使用曲[60] |
2016年 | |
Spin the Sky | 中京テレビ『本気ドラ 〜Spin the Sky〜』オープニングテーマ |
愛しくて 切なくて 抱きしめたくて | 中京テレビ『本気ドラ 〜Spin the Sky〜』エンディングテーマ |
一通LOVE | 毎日放送『OLですが、キャバ嬢はじめました』エンディングテーマ |
Over The Rainbow | TBS『COUNT DOWN TV』9月度エンディングテーマ 中京テレビ『幕末☆PRINCE』オープニングテーマ |
Glory World | 中京テレビ『幕末☆PRINCE』エンディングテーマ |
Compass | XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング[61] |
2017年 | |
RUSH | テレビ東京他『MAG!C☆PRINCEのマジ☆弟子』オープニングテーマ XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング キットカットショートフィルム『RUSH 〜キット、イツカ〜』主題歌 |
SAKURA my friends | キットカットショートフィルム『RUSH 〜キット、イツカ〜』挿入歌[62] |
UPDATE | 近鉄パッセ CM使用曲 XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング |
Dreamland | テレビ東京他『マジ☆弟子 SEASON2』オープニングテーマ 毎日放送『恋する香港』主題歌 |
YUME no MELODY | テレビ東京他『マジ☆弟子 SEASON2』エンディングテーマ 毎日放送『恋する香港』エンディングテーマ XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング |
Smile for Tomorrow | CBCチャリティ募金 テーマソング[63] |
2018年 | |
Best My Friend | 日本テレビ『バズリズム02』オープニングテーマ XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング |
Magic Dragons | CBC野球中継 テーマソング[64] |
SUMMER LOVE | XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング |
Bel!ever | 三重テレビ 高校野球テーマソング[65] |
もしも僕が世界を変えれたら | 毎日放送『この恋はツミなのか!?』エンディングテーマ |
2019年 | |
ゴメン、、離したくない | XGLOBAL「イモトのWiFi」CMソング |
Try Again | |
2020年 | |
STAND UP TOGETHER | 夏季愛知県高等学校野球大会 ケーブルテレビ中継テーマソング[66] |
個人記事のある者の出演については各記事を参照のこと。
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