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「All my treasures」(オール・マイ・トレジャーズ)は、2007年7月25日に発売された織田裕二の楽曲で、織田にとっては通算28枚目のシングル。本人が世界陸上競技選手権大会(世界陸上)の競技中継・関連番組(TBSテレビ制作分)のメインキャスターを務めていた時期(1997年 - 2022年)に、2005年から8大会連続で当該中継・番組のテーマソングやイメージソングに使われていたことでも知られる[1]。
織田が世界陸上の競技中継・関連番組(TBSテレビ制作分)のメインキャスター(MC)を「1997アテネ」(日本国内における放送権を同局が初めて単独で取得した大会で1997年に開催)から務めていたことを背景に、MCを続投した「世界陸上2005ヘルシンキ」(2005年)のイメージソングとして制作された。
大阪市内で催された「世界陸上2007大阪」では、TBSテレビが開催国(日本)の「ホスト・ブロードキャスター」として競技中継の制作を統括していた関係で、大会の公式ソングにも採用。開幕の1ヶ月前には、「シングル曲」としてのリリースが初めて実現した。8月25日にメイン会場の長居スタジアムで催された開会式では、公式イベントの一環として、織田がこの曲をフィールド上で歌っている。
TBSテレビではその後も織田を世界陸上中継・関連番組のMCに起用していたため、「2011韓国テグ」(2011年)、「2013モスクワ」(2013年)、「2015北京」(2015年)、「2017ロンドン」(2017年)、「2019ドーハ」(2019年)、「2022オレゴン」(2022年)でもテーマソングに使用。ただし、「2009ベルリン」(2009年)では「イメージソング」という扱いで、『All my treasures in Berlin』というタイトルが付けられていた。「2011韓国テグ」の放送に際して、『All my treasures 2011』というタイトルで「テーマソング」としての使用を再開。TBSテレビが「世界リレー」中継の日本国内向け放送権も取得した2019年には、この中継のテーマソングにもなっていた。ただし、織田が世界陸上中継・関連番組のMCを「2022オレゴン」で退いたため、翌年(2023年)開催の「世界陸上2023ブダペスト」からは星野源の『生命体』がテーマソングに採用されている[2]。
カップリングに収録されている3曲では、織田がいずれも自ら作詞。『FLY HIGH』は「世界陸上1997アテネ」のエンディングテーマソング、『Together』は「世界陸上1999セビリア」(1999年)のテーマソング、『今、ここに君はいる』は「世界陸上2001エドモントン」(2011年)のテーマソングに使われていた。
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