2021年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第52回アメリカンリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
2021年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月5日に開幕した。アメリカンリーグの第52回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 52nd American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、15日から22日にかけて計6試合が開催された。その結果、ヒューストン・アストロズ(西地区)がボストン・レッドソックス(東地区)を4勝2敗で下し、2年ぶり4回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
2021年のアメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月15日–22日 | ||||||
観客動員 | 6試合合計:23万7940人 1試合平均:03万9657人 | ||||||
MVP | ヨルダン・アルバレス(HOU) | ||||||
責任審判 | ビル・ミラー[1] | ||||||
ALDS | HOU 3–1 CWS BOS 3–1 TB | ||||||
チーム情報 | |||||||
ヒューストン・アストロズ(HOU) | |||||||
シリーズ出場 | 5年連続09回目 | ||||||
GM | ジェームズ・クリック | ||||||
監督 | ダスティ・ベイカー | ||||||
シーズン成績 | 95勝67敗・勝率.586 西地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり25万8373ドル[2] | ||||||
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ボストン・レッドソックス(BOS) | |||||||
シリーズ出場 | 3年ぶり12回目 | ||||||
GM | ブライアン・オハロラン | ||||||
監督 | アレックス・コーラ | ||||||
シーズン成績 | 92勝70敗・勝率.568 東地区2位=第1ワイルドカード | ||||||
分配金 | 選手1人あたり13万7644ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
アストロズは、2017年から続くリーグ優勝決定戦への連続出場を5に伸ばした。これは史上3球団目である[注 1][3]。両球団がポストシーズンで対戦するのは2018年のリーグ優勝決定戦以来3年ぶり3度目で、これはアストロズ5年連続出場の2年目にあたる。前回対戦はレッドソックスが4勝1敗で制したが、今シリーズは逆にアストロズが勝利した。シリーズMVPには、優勝を決めた第6戦で先制・決勝の適時二塁打を含む3長打を放つなど、6試合で打率.522・1本塁打・6打点・OPS 1.408という成績を残したアストロズのヨルダン・アルバレスが選出された。しかしアストロズは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者アトランタ・ブレーブスに2勝4敗で敗れ、4年ぶり2度目の優勝を逃した。
2021年、MLB機構が非銀行系住宅ローン会社のローンデポと契約を締結し、同社はこの年から5年間リーグ優勝決定戦の冠スポンサーとなった[4]。これにより、大会名はアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ presented by ローンデポ(英語: American League Championship Series presented by loanDepot)となる。