2022年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第53回アメリカンリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
2022年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月7日に開幕した。アメリカンリーグの第53回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 53rd American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、19日から23日にかけて計4試合が開催された。その結果、ヒューストン・アストロズ(西地区)がニューヨーク・ヤンキース(東地区)を4勝0敗で下し、2年連続5回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
2022年のアメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月19日–23日 | ||||||
観客動員 | 4試合合計:17万7301人 1試合平均:04万4325人 | ||||||
MVP | ジェレミー・ペーニャ(HOU) | ||||||
責任審判 | アルフォンソ・マルケス(第2戦を除く)、 クリス・コンロイ(第2戦のみ)[1] | ||||||
ALDS | HOU 3–0 SEA NYY 3–2 CLE | ||||||
チーム情報 | |||||||
ヒューストン・アストロズ(HOU) | |||||||
シリーズ出場 | 6年連続10回目 | ||||||
GM | ジェームズ・クリック | ||||||
監督 | ダスティ・ベイカー | ||||||
シーズン成績 | 106勝56敗・勝率.654 西地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり51万6347ドル[2] | ||||||
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ニューヨーク・ヤンキース(NYY) | |||||||
シリーズ出場 | 3年ぶり17回目 | ||||||
GM | ブライアン・キャッシュマン | ||||||
監督 | アーロン・ブーン | ||||||
シーズン成績 | 099勝63敗・勝率.611 東地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり14万5820ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
アストロズは、2017年から続くリーグ優勝決定戦への連続出場を6に伸ばした。これは、アトランタ・ブレーブスが1991年から1999年にかけてナショナルリーグで8大会連続出場して以来であり史上2球団目であり、アメリカンリーグに限れば歴代単独最長となった[注 1][3]。両球団がポストシーズンで対戦するのはで3年ぶり4度目で、直近2度の対戦はアストロズ6年連続出場の1年目と3年目にあたるリーグ優勝決定戦である。その2シリーズに続き、今回もアストロズがヤンキースとの対戦を制した[4]。シリーズMVPには、優勝を決めた第4戦で同点の3点本塁打を放つなど、4試合で打率.353・2本塁打・4打点・OPS 1.177という成績を残したアストロズのジェレミー・ペーニャが選出された。このあとアストロズは、ワールドシリーズでもナショナルリーグ王者フィラデルフィア・フィリーズを4勝2敗で下し、5年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。
2021年、MLB機構が非銀行系住宅ローン会社のローンデポと契約を締結し、同社はこの年から5年間リーグ優勝決定戦の冠スポンサーとなった[5]。これにより、大会名はアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ presented by ローンデポ(英語: American League Championship Series presented by loanDepot)となる。