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2015年2月28日開催のFUJI XEROX SUPER CUP ウィキペディアから
2015年のスーパーカップは、2015年2月28日に日産スタジアム(神奈川県横浜市)で行われた22回目のスーパーカップである。
富士ゼロックスの特別協賛により、FUJI XEROX SUPER CUP2015(フジ ゼロックス スーパーカップ2015)の名称で開催された。
G大阪が2014年シーズンのリーグ戦・天皇杯を共に制したため、レギュレーションによりリーグ戦2位の浦和が出場することになった。2009年に代替チームに関するレギュレーションが変更[注 1] となってからは初めてのケース。
天候にも恵まれ、人気チーム同士の対戦となったこともあり、村井満Jリーグチェアマンの予想を上回る4万7666人の観衆が詰めかけ、FUJI XEROX SUPER CUPとしてはここ20年で最多の動員を記録した[3][注 2]。
G大阪・浦和共にミッドウィークに戦ったAFCチャンピオンズリーグ2015 (ACL) グループステージの初戦を落とし、巻き返しを図る一戦となった[5] こともあり、両チームともACLとメンバーを一部入れ替えて臨んだ。試合は序盤から浦和がG大阪陣内でボールを回し、これをG大阪がブロックを形成して防ぐという展開となるが、浦和がなかなかフィニッシュに持ち込めないこともあって膠着した状態のままスコアレスで前半を終了する[6]。
前半にチャンスらしいチャンスを作れなかったG大阪は後半18分、ACLとの日程を考慮して先発を外れたFWパトリックを投入する。すると攻撃が一気に活性化しはじめ、後半23分、MF遠藤保仁のコーナーキックにパトリックが反らし、これをファーサイドに突っ込んできたFW宇佐美貴史が滑り込みながらゴールに蹴り込んでG大阪が先制する[7]。先制を許し何とか追いつきたい浦和は前線に人数をかけ攻勢をかけるが、FW興梠慎三をけがで欠いた影響は大きかったのか[8] なかなか決定的なフィニッシュに至らず、逆に試合終了間際、G大阪FWパトリックがDF2人をドリブルで交わしてだめ押しの2点目。パトリックの1ゴール1アシストの活躍でG大阪が8年ぶり2度目の優勝を果たした。
試合終了後には浦和サポーターからブーイングが浴びせられた[9]。また、試合終了後の記者会見では浦和監督のミハイロ・ペトロヴィッチが「相手選手が蹴ったボールが、オフサイドポジションにいたわれわれの選手に渡った時、それがオフサイドになるのか? フィールドプレーヤーが(味方の)GKにパスして手でキャッチしたら、それは間接FKになるのかならないのか、ご存じだったら教えてほしい」と語ったように、この日のレフェリングに不可解と思われる場面が数多く見られ[10]、G大阪側からもブーイングが起こったという[6]。
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FUJI XEROX SUPER CUP2015 優勝 |
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ガンバ大阪 8年ぶり2度目 |
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