鈴木 拓(すずき たく、1975年〈昭和50年〉12月7日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優。お笑いコンビ・ドランクドラゴンのツッコミ、ボケ担当。相方は塚地武雅。プロダクション人力舎所属。
概要 鈴木(すずき) 拓(たく), 別名義 ...
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概要 鈴木拓, YouTube ...
鈴木拓 |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2020年 - |
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登録者数 |
1.05万人 |
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総再生回数 |
242,182回 |
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チャンネル登録者数・総再生回数は 000000002022-07-27-00002022年7月27日時点。 |
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神奈川県綾瀬市出身、同市在住[4]。綾瀬市立天台小学校、綾瀬市立北の台中学校、神奈川県立綾瀬西高等学校卒業。上武大学中退。
1975年、神奈川県綾瀬市に生まれる。幼稚園の頃は、2歳上の姉が毎日送り迎えをしてくれた[5]。
小学4年生の頃、隣の市から引っ越し、新しい小学校に通う[5]。
中学校に入学後、サッカー部に入部[5]。高校も補欠ではあるが、サッカーを続けていた[5]。しかし、6年間「血反吐を吐くような思い」で努力したものの実を結ばなかったことから、「才能のないものを努力したところで何の意味もない」との持論を持つに至った[6]。
高校卒業後、アルバイトもせず、2年間ニートの生活を送りながら釣りをしていた[5]。
芸人を目指す
書店で立ち読みした本に「簡単になれる職業(最高が星五つのランク付けで星一つ)」としてお笑い芸人が挙げられていたことから芸人を志したと度々語っている。
しかし、実際には幼い頃からお笑いが大好きで、中学2年生の時に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)を深夜に見て大爆笑し、そこからダウンタウンにのめり込んだ。高校卒業後2年のフリーター生活を経て、プロの格闘家か芸人になるかの二択で迷って、結果として芸人になることを選んだ[7]。
スクールJCA5期生として入所。当初は男性3人、女性1人からなるカルテット「4人組」を組んでいたが、メンバーの男性の1人と女性が男女の関係となり、残った1人の男性ともそりが合わなかったことからカルテットを解消した。
芸人として
鈴木の消極的な性格を、「お笑いを目指しているのに執拗に前に出ない、センスがある」と勘違いして誘ってきた塚地と1996年にコンビを結成した。
以前は一人の活動も「ドランクドラゴン」として受けた仕事としてギャラを折半しており、『はねるのトびら』(フジテレビ)以来俳優としても芸域を広げた塚地に依存し、芸能活動に消極的で“楽をして稼ぐ”スタンスだったが、2011年から歩合制となると積極的な発言でピンの仕事も増えてきた。
2020年に300万円をかけて機材をそろえ、YouTubeデビューしている[8]。OPENREC.tvとも契約を結んで配信を行っている。
- ツッコミ担当だが天然ボケの部分があり、いじられ役である。トーク番組や一部のコントでは立場が逆転し、塚地がツッコミに回っている。トーク番組では、彼のボケが話題の中心になることも多い。『エンタの神様』(日本テレビ)出演時には、鈴木が本気で間違え塚地にツッコまれるという場面もしばしばあった。『爆笑オンエアバトル』(NHK)でのコント中、塚地の「Is this a dog? No. This is a radio.(これは犬ですか?いいえ、これはラジオです)」というボケに対し、「間違えようがないだろ!猫とラジオ」と突っ込んだことがある。
- 何かあるとその人の名前を叫ぶ「ラジオツッコミ」が得意。名前の由来は、何かふざけた人の名前を呼ぶと音声だけのラジオでもわかりやすいことから。
- 塚地がレギュラー出演するテレビドラマでゲスト出演することが多い[9]。
身体
- 眼鏡以外に骨が突き出ている顔や色白であることなどを特徴としているが、夏場に釣りのし過ぎで日焼けしたり、宣材写真を撮る時にも眼鏡を掛けてこなかったりと、特にこだわっていない[10]。事務所に所属したばかりの頃は眼鏡をかけておらず、偉い人に「(眼鏡をかけていないと)爆弾を作っていそうな顔だから」と言われて、かけるようになった[11]。海外の空港で爆弾を所持していると疑われた事がある[12]。
性格
- 天然ボケだが塚地は「ウド鈴木(キャイ~ン)のように天然ボケのお笑い芸人には純粋で性格が良い人が多いのとは対照的に、鈴木は性格が悪い」と語る。番組で共演したウド鈴木が失敗した際に露骨に揚げ足を取る、先輩のおぎやはぎに敬語を用いないがプロダクション人力舎は上下関係が厳しくない、アンタッチャブルがパーソナリティを務めるラジオ番組に遅刻した際に、すぐにバレるようなうそをつくなどである。
交友関係
- さかなクンとは、中学・高校の同級生で、高校3年の時は同じクラスだった[20]。2015年12月18日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBSテレビ)でさかなクンと共に母校を訪ねる企画があった。その収録の中で鈴木は、大学の一芸入試で自分の一芸を「魚です」と答えて不合格となったさかなクンをからかい、当時は非常におとなしかったさかなクンが珍しく怒ったこと、そのことをずっと心残りにしてきたことを明かし、改めて謝罪している[21]。
- 『はねるのトびら』で出番が少ない山本博(ロバート)と仲が良く[22]、ブログを始めたきっかけも山本である[23]。
- キングコングは大嫌いだと公言している。特に梶原雄太(キングコング)とは仲が悪い。経緯は、山本博が『はねるのトびら』の空気が悪いから仲良くするために飲み会をしようという会で、馬場裕之(ロバート)とスタッフが殴り合いの喧嘩になり、そこから梶原と山本で大喧嘩が始まり、梶原が「この大喧嘩したのは博のせいや!お前が開かなかったらこんなことにならなかっただろうが!」と山本に責任転嫁した。鈴木は大好きな山本が梶原に絡まれてるのを観て頭に来てしまい「てめぇ梶原殺すぞ!」と言ったが、梶原と山本が「お前関係ねぇだろ!」と突き飛ばし、また2人で喧嘩が始まる。この時鈴木は酔っていたため、気づいたら車の輪止めを枕にして寝ていた。また、梶原から「つまんねぇ」などと言われ[注 1]、それ以降鈴木は梶原の事が嫌いになっている。しかし、才能は凄いと認めている[24]。
- 山本と同様に仲が良い田中卓志(アンガールズ)と3人で音楽ユニットの悲愴感を結成し[25]、2008年8月27日に歌手デビューした。
- プライベートでゲームを一緒に遊んだ事が有る嵐の二宮和也とはお互い"拓ちゃん""ニノカズさん"と呼び合っている[26]。
仕事の取組み
- 2007年4月から開始された『はねるのトびら』のコーナー「短縮鉄道の夜」で役柄を得たものの、前半部分ではほとんどしゃべらない。他のメンバーと比べてあまりにミスが多い不甲斐なさから、エキストラに降格させられたこともある。ディレクターにも「お前がしゃべるとつまらなくなるからしゃべるな」などと言われたという。
- 塚地に比較するとピンでの仕事が少ないため子供には「お父さん、たまにはどっか行かないの?」と心配されたことがある。そのため、単身赴任しているにも拘わらず、家から出て公園で鳩にエサをやったりして時間を潰して帰るという。塚地が『はねトび』の収録時に骨折、全治2、3か月の重傷を負って入院している時に鈴木がお見舞いに来て、「塚っちゃんの分まで仕事頑張るよ」と珍しくやる気を見せ、その姿に塚地は思わず感動してしまったが、入院している間塚地が鈴木をテレビで見かけたことは無かった。実際、塚地が入院中の給料は塚地がいる時の4割程度だった。
- 以前はTwitterを利用していたが、2012年10月7日放送の『run for money 逃走中』(フジテレビ)出演時の行動が一部のユーザーから反感を買い、「地獄のような苦情の嵐」が殺到し、炎上するという騒ぎになった[27]。10月12日、「諸事情によりTwitterをやめたいと思います」としてアカウントは削除された[28][29][30]。2013年2月28日、Twitterを再開。それ以降、複数回『逃走中』に出演したが、自首狙いに動き、油断が原因で捕まることが多かった。兄弟番組の『戦闘中』(フジテレビ)に出演した際、強敵の不意打ち撃破や敗者復活後の大量ボーナスに目がくらみ初の自首宣言を取るが、エスケープルール(自首宣告後、全プレイヤー全員に自首メールが渡り10分間逃げ切る)で通知後、プレイヤー全員が一丸となって撃破されるなど一種のヒールキャラと扱われている。一方で、彼と似た考え方を持つ他のプレイヤーから一目置かれており「すぐに自首をする(通称:鈴木拓作戦)」を行った人は多い(その場合、欲に目がくらみ捕まるがオチとなる)。
エピソード
- 「打ち合わせ中に伸びをして非常ベルを押してしまう」「暗いスタジオで立ち位置にスポットライトを当てると塚地しかおらず、立ち位置を案内したADの後ろにまだついて行っていた」「マクドナルドで店で食べるか持ち帰りかを聞かれ『どっちでもいいです』と言った」「弁当を買いに行って、財布と弁当を忘れて帰ってきた」「ざる蕎麦をふーふーと冷ましてから食べる。周りから注意されてもそうしないと食べられない」「2002年頃には家の近所でキレイな鳥を見つけて追いかけているうちに、道路の段差に足を取られて腰の骨を折った」といったエピソードがある。
- 自分の愛車の車内を禁煙としているにもかかわらずヘビースモーカーの塚地に車を貸し、案の定、煙草を吸われたため車内に臭いが残った[31]。そのことで妻に詰問され「いや、塚っちゃんに貸したら…」と白状した[注 2]ら、あっさりと許してくれた。妻いわく「ウチの車って言っても、実質塚地さんに買ってもらったようなものだから」[31]とのこと。
- 2023年、海外の空港にて、持っていた鞄に警察犬が反応、鞄に爆弾が仕掛けられているとして、取り調べ室に連行された。実際は鞄の中のフリスクに警察犬が誤って反応しており、警察は「たまにこういうことがあるんだよね」と言ってきた。鈴木は「何だよ!コイツら!!」と、あわや爆弾犯に仕立て上げられるところだった事を明かした[32]。
- 誹謗中傷については、大抵の人間は殺せるぐらい自分より弱いので気にならないと語った[33]。
- コンビとしての出演番組はドランクドラゴンを参照。
テレビ番組
現在の出演番組
レギュラー
不定期出演
過去の出演番組
注釈
梶原は人を傷つけて笑いを取るというのが良いという考えだったが、今の自分じゃ考えられない・愚かだったと猛省している。
相方の塚地は愛煙家であったが、現在[要出典]は禁煙している。
出典
カーッ - ウェイバックマシン(2008年11月3日アーカイブ分) - 三浦 萌オフィシャルブログ(2008年6月11日)
“大事件を起こしてしまいました”. 鈴木拓ブログ「相方に捨てられるその前に…」. Ameba (2009年7月7日). 2020年5月13日閲覧。
“僕の恐れている言葉”. ドランクドラゴン鈴木拓オフィシャルブログ「相方に捨てられるその前に…」. Ameba (2009年5月20日). 2020年5月13日閲覧。
2017年11月23日放送分のフジテレビ『VS嵐』にて、嵐チームの二宮と南海キャンディーズの山里亮太率いる山ちゃんが好きな人集めたチームで出演した鈴木双方が公表。
“夫の威厳”. ドランクドラゴン鈴木拓オフィシャルブログ「相方に捨てられるその前に…」. Ameba (2008年8月25日). 2020年5月13日閲覧。