悲愴感
日本の音楽ユニット ウィキペディアから
日本の音楽ユニット ウィキペディアから
悲愴感(ひそうかん)は、フジテレビのバラエティ番組『はねるのトびら』から生まれた、お笑いタレント3人による音楽ユニット。
はねるのトびらで出番が少なく肩身の狭い山本・鈴木と、両者とプライベートで仲が良いアンガールズ田中の、「CDデビューしたい」という想いが一致したのが結成理由。3人はプライベートでは「山本会」と自称しており、この時は山本がリーダーを押し付けられている。
「はねるのトびら」の音楽ユニットでは、はねトびメンバー以外が入った初のケース。
『悲愴感』の命名はドランクドラゴンの塚地であり、羞恥心のあからさまなパロディでもあるものの、楽曲初披露(2008年7月16日)から共感を呼びCD発売を希望する声が数多く出ていた。
当初は、ユニットメンバーの山本・鈴木、板倉以外のはねトびメンバーから毎回非難されていたが、YouTubeでの動画視聴回数が23万回を突破し、彼らの低姿勢かつ強引な営業活動が功を奏したのか、番組公認ユニットにすることに成功した[注釈 1]。
2008年7月30日放送分『はねるのトびら』で正式にCDデビューを発表した。
2008年8月27日に「悲愴感」が発売されると、9月8日付けのオリコンチャートで5位を獲得し発売から1ヶ月弱で12万枚[3]を売り上げ、各メディアからは引っ張りだこの人気となってしまった。この人気は想定外であり、あまりの反響の大きさに3人とも驚いていた。
2008年9月3日放送分の『はねるのトびら』で解散を宣言し、9月20日に解散ライブをもって解散した。
3人のマスコットキャラも存在しているが、誰一人としてそのマスコットキャラは笑っていない。ちなみにマスコットキャラは、蛭子能収風イラスト。
田中は「あの羞恥心のつるのさんも歌ってくれたんですよ!」とインタビューで語っており、田中自身は「本家のバックアップを得た!」[4]としている。また、田中いわくつるの剛士は「悲愴感」の1番をすべて歌えるほどの悲愴感ファンらしい[5]。つるの自身も『いつかコラボしたい』と語っていた。
ピンクハレルヤ企画や笑金オールスターズなどで歌唱力の乏しさが知られている山本にはソロパートがなく、コーラスでも判別が難しいほど。ただし随所にセリフが用意されている。
悲愴感の思わぬ人気に、はねトびメンバーがネタ元の羞恥心に「影響は?」と聞いた所「囲み取材で悲愴感の事を聞かれる」と困惑した事を語るが、その後は野久保直樹が「甥が悲愴感に会いたがっている」、つるの剛士は「ネットで悲愴感の曲を買った」、上地雄輔は「(つるのから)それを借りるつもり」と肯定的な評価をしており、最終的にはコラボしたかったと話す。
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