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石川 雅実(いしかわ まさみ、1981年3月28日 - )は、群馬県多野郡鬼石町(現:藤岡市)[1]出身の元プロ野球選手(投手)。
藤岡高校時代は全くの無名の存在であった。ストレートは130km台で制球も甘く、高3の夏は県大会ベスト8。
高校卒業後JR東日本に入社。JR東日本硬式野球部の中で徐々に頭角を現し、第72回都市対抗野球大会に出場。140km台にアップしたストレートで打者を翻弄するピッチングがプロのスカウトの注目を浴びた[1]。
2001年のドラフト4巡目で読売ジャイアンツに入団。即戦力として期待され、背番号は前年まで高橋尚成がつけていた「36」が用意された。
2002年は期待通り開幕早々の5月10日にルーキーとして最も早く1軍登録されると、その日の試合で登板、1回を投げ2失点と今ひとつの内容に終わった。
2003年、球団から戦力外通告を受ける。
引退後は福岡で自営業を営む兄を頼って九州へと移り、熊本で青果店店長をしていた。引退後に結婚して子供にも恵まれたが2016年、熊本地震に被災し石川の務める店舗も大きな影響を受けた[2]。
石川の妻が東京へ転勤となり、しばらくは単身赴任という形で熊本に残ったが、社会人野球時代の伝手でグループ会社であるJR東日本環境アクセスに就職し東京に戻って再度家族と暮らす。同社では本社の総務部総務課に配属され、社長秘書業務に携わった[2]。
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