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三重県の一部を管轄した県 ウィキペディアから
度会県(わたらいけん)は、現在の三重県の一部を管轄した県。本項では発足時の名称である度会府(わたらいふ)についても記す。
1868年(慶応4年)に伊勢国内の天領(旧・幕府領、旧・旗本領)および伊勢神宮領などを管轄するために明治政府によって設置された。管轄地域は、当初は現在の三重県全域に分布していたが、第1次府県統合後は三重県南部のみとなった。1876年(明治9年)の第2次府県統合で三重県と統合され、廃止された。
三重県では県南部の関係人口を増やすことなどを目的として2018年(平成30年)8月から「度会県プロジェクト」を実施した[5]。このプロジェクトで三重県は「度会県復活」のPRを行い、プロジェクトの登録者である「度会県民」が地元の祭りに参加したり、都内などで交流するイベントなどが催された[5]。三重県では各市町で同様の取り組みが進んでいるとして2022年度(令和4年度)末で同プロジェクトを終了する方針を固めた[5]。
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