川島駅
茨城県筑西市伊佐山にある東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅 ウィキペディアから
茨城県筑西市伊佐山にある東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅 ウィキペディアから
川島駅(かわしまえき)は、茨城県筑西市伊佐山にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)水戸線の駅である[3]。
明治期には、当駅から真岡・益子・烏山・馬頭を経由し大子(常陸大子)へ至る常野鉄道の計画があり、1896年(明治29年)1月28日に仮免許が下りて着工されたが、資金不足に伴い1902年(明治35年)5月に工事中止を決定し翌年には免許が失効した。後に東野鉄道が同区間免許を取得したが完成しなかった。
相対式ホーム2面2線を有する[2]地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。以前は3番線も存在した。
水戸統括センター(下館駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)。自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。2018年3月までみどりの窓口の営業を行っていた[7]。
(出典:JR東日本:駅構内図)
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は619人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,235 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,151 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,066 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,017 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,008 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 987 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 996 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 966 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 970 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 886 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 832 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 768 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 756 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 776 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 795 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 768 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 789 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 832 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 789 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 776 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)586 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)572 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)599 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)619 | [利用客数 1] |
JR貨物の駅は車扱貨物臨時取扱駅であり、定期貨物列車発着は無い。
以前は、駅北方に位置する日本コンクリート工業(分社化に伴い現・NC東日本コンクリート工業)川島工場・日本セメント川島サービスステーションへ「上河原線」と呼ばれる専用線が続き、秩父鉄道武州原谷駅よりセメント輸送貨物列車が1997年3月19日まで運行されていた。主にセメント用ホッパ車が使用され、最盛期には3線ある駅留置線が満杯になる程であった。専用線は電化されていたが、入換には専ら東洋20t機や協三10t半キャブ、協三25t3軸機などが使用されていた。1980年代頃まではさらに北方の鬼怒川河川敷に近い工場敷地内、砕石用ホッパー場まで専用線が続いていた。さらに、かつては駅西方踏切先にある保守用側線が北方の専用線に向かってデルタ線を形成していた。
明治中頃には、駅から鬼怒川に向かって南へ湾曲し、川島河岸を結ぶ支線が存在した。[8]
戦前には駅南方に鬼怒川での砂利採取を目的とした専用線も存在したが、戦局悪化に伴い使用停止されその後撤去された。現在は道床跡に境界杭、犬釘等が残る。
2020年10月1日に、筑西・下妻広域連携バス(下妻市と筑西市を結ぶ)の実証実験運行が開始されたのに伴って、「川島駅」停留所が新設された。
以前は駅南側の国道50号(旧道)上に、筑西市地域内運行バスが経由する「川島駅南」停留所が存在したが、運行ルート変更に伴い2022年4月1日に廃止された。
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