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日本の俳優、歌舞伎役者 (2012-) ウィキペディアから
尾上 眞秀(おのえ まほろ[注 1]、2012年9月11日[1][2][3] - )は、日本の俳優、歌舞伎役者。屋号は音羽屋。定紋は重ね扇に抱き柏。本名は寺嶋 眞秀(てらじま まほろ)[1][2]。
父はフランス人アートディレクターのローラン・グナシア[4][5]。母は女優の寺島しのぶ[4][5]。叔父は五代目尾上菊之助。祖父は七代目尾上菊五郎[5]。祖母は女優・司会者の富司純子[5]という役者一家である。
2017年5月、東京・歌舞伎座、『七世尾上梅幸二十三回忌・十七世市村羽左衛門十七回忌追善 團菊祭五月大歌舞伎』昼の部「新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎[6] 」にて、酒屋丁稚与吉役を本名・寺嶋眞秀の名で初お目見得[2][7][8]。
2023年2月7日、同年の『團菊祭五月大歌舞伎』に於いて初代尾上眞秀を名乗ることをフランス大使公邸にて発表[9][10]。全体稽古が行われた同年4月28日より、これまでの活動名(本名)から、尾上眞秀の芸名に改めた[11][12]。
2023年5月2日より、歌舞伎座、『歌舞伎座新開場十周年 團菊祭五月大歌舞伎』昼の部「音菊眞秀若武者(おとにきく まことのわかむしゃ) 岩見重太郎狒々退治」にて、主演・岩見重太郎役で新設された歌舞伎役者の名跡・尾上眞秀を名のって初舞台を踏み、歌舞伎役者としてのキャリアを正式にスタートさせた[13][14]。
なお、父親が外国人で2ヶ国の血筋を持つハーフの歌舞伎役者は十五代目 市村羽左衛門に続き、歌舞伎史上2人目となる[15]。
2023年5月のインタビューでは「自分に子供ができて、いつか死んで。それでも尾上眞秀が受け継がれれば」と歌舞伎の未来を担うことを語った[16]。
6歳の頃に出演したトーク番組で明かされた国際色豊かな家庭のエピソードでは、眞秀は父・ローランとはフランス語、母・寺島しのぶとは日本語で会話し、ローランとしのぶ夫妻は英語で話す。眞秀はこの3ヶ国語を理解している。つまり眞秀はトライリンガルとの事である[17]。
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