大津駐屯地
滋賀県にある陸上自衛隊の駐屯地 ウィキペディアから
滋賀県にある陸上自衛隊の駐屯地 ウィキペディアから
大津駐屯地(おおつちゅうとんち、JGSDF Camp Otsu)は、滋賀県大津市際川1-1-1に所在する中部方面混成団等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地。陸曹、陸士、予備自衛官の教育に特化した駐屯地となっている。
大津駐屯地 | |
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位置 | |
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所在地 | 滋賀県大津市際川1-1-1 |
座標 | 北緯35度2分20秒 東経135度51分58秒 |
概要 | |
駐屯地司令 | 中部方面混成団長 兼務 |
主要部隊 | 中部方面混成団 ほか |
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開設年 | 1959年 |
大津駐屯地は外周約2キロメートル、面積約160,000平方メートルの規模である[1]。琵琶湖の湖畔にあり、琵琶湖を見渡せる。駐屯地司令は、中部方面混成団長が兼務する。南北に細長い敷地をしており、北側に宿舎や教育関連施設が配置され、南側が射撃練習場、グラウンド、体育館となっている。敷地中央の琵琶湖側に海軍時代の資料を展示した資料館があり、その入り口には顕彰碑として「海鷲錬成之地」の石碑が設置されている。
旧日本海軍大津航空隊跡地に設置されており、当時3つあった大型格納庫の内1つが残されている他、桟橋や一部の建物が残っている。海軍大津航空隊時代には93式中間練習機や瑞雲、零式三座水上偵察機、二式水上戦闘機、零式水上観測機の他、昭和19年には2機の強風が配備された。海軍大津航空隊跡地は、大津市に売却され市街地となったが、隣接する滋賀海軍航空隊は進駐軍の駐屯を経て、ほぼそのままの敷地形状を保って1959年(昭和34年)に陸上自衛隊大津駐屯地となった。
陸曹、陸士、予備自衛官の教育を主な業務する。毎年4月には中部方面混成団および大津駐屯地の創立記念行事が開催される。またびわ湖毎日マラソンの開催支援や大津祭の協賛も行う。
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陸上自衛隊大津駐屯地
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