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日本のプロデューサー、演出家 (1975-) ウィキペディアから
友寄 隆英(ともより たかひで、1975年 - )は、テレビ朝日総合編成局第2制作部所属のエグゼクティブディレクター・テレビプロデューサー・演出家、YouTuber。兵庫県出身[1]。
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ともより たかひで 友寄 隆英 | |
---|---|
生誕 |
1975年??月??日 日本・兵庫県[1] |
別名 |
破天荒ナスD ナスD |
職業 | テレビプロデューサー |
代表作 | 陸海空 こんな時間に地球征服するなんて 部族アース ナスD大冒険TV |
1975年に兵庫県で生まれる。岡山県の岡山白陵高校を経て、大学進学後、劇団に入団。元々は獣医師志望だったが、19歳から『珍プレー好プレー』(フジテレビ)などで製作会社のアシスタントディレクターのアルバイトを始める。大学卒業後は、オーディションに落ちたためテレビスタッフを志すようになり[2][3]、フリーディレクターを経て2003年にテレビ朝日入社。平城隆司班の河口勇治チーフプロデューサーの元でディレクター、その後、奥川晃弘ゼネラルプロデューサーの下でプロデュース・演出などを担当してきた。2010年には、ゼネラルプロデューサーに昇格し一部の番組で担当している(演出兼務の番組もある)[4]。
『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日)では、ディレクター(後に演出・プロデューサー→ゼネラルプロデューサー)として裏方を務め、一ヶ月一万円生活や無人島0円生活においてよゐこに無茶をやらせる。その結果、濱口優曰く「おしゃれでシュールな」芸風を現在の芸風に変えてしまったという。
2017年から2019年まで放送された旅バラエティー番組『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日)ではゼネラルプロデューサーとして番組制作を統括する傍ら、部族アースの取材ディレクターも担当。通称「ナスD」として出演。
2020年4月より初の冠番組『ナスD大冒険TV』が放送中である[5]。
2020年7月よりエグゼクティブディレクターに昇格。
信条は「演者にやらせる前に自分でやってみる」であり、実際に『いきなり!黄金伝説。』ではロケを行う前に自らロケーションハンティングを行い、無人島生活を実際に行っているため、無人島のことなら日本一詳しいと豪語する。
別番組では、10分近く潜水しながら海産物を獲るという素人離れした芸当も披露した。本人曰く「自宅の風呂場で息止めの練習をして徐々に息を止められる時間を延ばした」という。また、モリを用いた漁も上手く、漁師にスカウトされる程の腕前で、濱口優に「銛の師匠」と言わしめるほどである。一ディレクターがこれほどの技術を持っていることは非常に珍しく、実践することから学んだ知識を自ら出演することになった「地球征服するなんて」や自身のYouTubeチャンネルに生かしている。
以前はスタッフに徹しており、テレビ画面に登場することはなかったが、2017年放送の『陸海空地球征服するなんて』の企画「部族アース」で南米ペルーのアマゾン奥地に住む戦闘部族アワフン族の取材を行った際、撮れ高を狙うため、出演者のU字工事らと友寄らスタッフの二手に分かれて撮影を行ったことでテレビ初出演を果たした。
その後も、現地の川魚を生で食す、川の水をそのまま飲む、高アルコールの酒を飲み干すなどの破天荒な行動が視聴者の間で話題となり、取材ディレクターでありながら、他出演者と同様の扱いを受けるまでになった。同じくペルーのシピボ族が暮らすプエルトフィルメーサ村の女性から、絶対に取れないと言われているウィトという果物の汁(現地では刺青の塗料として用いられる)を「美容に良い」と言われ全身に塗ったところ、顔を含め体が真っ黒になってしまい、話題となった。塗った後の肌の色がナスのような黒紫色に見えたことから、番組のスタジオ出演者である生駒里奈に「ナスD」(ナスディレクターの略称)や「破天荒ナスD」と名付けられ、以後その名称で呼ばれることとなった[6]。その後、訪れたロボヤナティバ村に住む女性に、漂白剤で落とせると聞き数日かけて色を落としたため、「元ナスD」と改名されたものの、未だに「破天荒ナスD」という名前で呼ばれることが多い。番組内では他にも多くの無茶を行なっていたが、帰国後の健康診断の結果はなぜか異常なしだった。
無人島生活のロケで獲ったサメ一尾を完食する様子を自身のYouTubeチャンネルで公開するなど、大食漢としても知られており、ある大食い選手権で準優勝をしたことがある。他にも大食いエピソードとして、AD時代に大食い企画の事前ロケハンでマグロを一尾食べ尽くしたことがある。また、昆虫やサル肉など、滞在先の部族の村で出された日本人が普段食べないような料理も「部族の人たちが昔から好んで食べているものは不味いわけがない」という理由で全て残さず完食するなど、食や生命に対する思いが非常に強い。逆に現地の人ですら食べないようなものまで食べ、ドン引きされたことすらある。
破天荒な一面ばかり注目されがちだが、料理や絵、弾き語りなど非常に多芸であり、度々訪問先で披露している。また訪問する場所の情報などを事細かく調べノートにまとめるなど、勉強熱心な一面も持っているほか、取材で必要とは言え、特筆すべきほどの並外れたコミュニケーション力と体力も兼ね備えている。
小説家の吉本ばななは友寄や『ナスD大冒険TV』のファンであることを公言している一方、友寄自身も吉本のファンであることを明かしている[7]。
いずれもYouTubeチャンネルに滞在の様子が投稿されている。
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