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『サポルト! 木更津女子サポ応援記』(サポルト! きさらづじょしサポおうえんき)は、高田桂による日本のサッカー漫画。コミック配信サイト『コミック アース・スター』(アース・スター エンターテイメント)にて、2016年2月26日配信分より連載され[1][2]、2017年6月9日配信分で「第一部完」となった。
千葉県木更津市を舞台に、地元のサッカークラブを応援する女子高生サポーターの姿を描いたサッカー漫画[3]。連載当初は『ウルトラス! 木更津女子サポ応援記』というタイトルだったが、諸般の事情により2016年5月23日付けで改題された[4][5]。
なお、作者の高田自身は東京ヴェルディのサポーターであり[6]、2008年からスタジアムに通っているが、「主につらい記憶ばかりが先立ちますが、(中略)この作品が、愛すべきサッカースタジアムという場所への恩返しになれば幸いです」と評している[3]。
単行本第1巻の出版を記念して声優の田村ゆかりの担当によるプロモーション・ビデオが製作され[3][7]、Jリーグチェアマンの村井満から推薦文が寄せられた[8]。
高校生の室町花子は寂れた木更津の街や地元の不良を嫌い、都会の生活に憧れを抱いている。そんなある日、クラスメイトの佐橋風夏と街中で偶然出会い、地元のサッカークラブ 「木更津FC」の試合に連れてこられる。この試合を通じてサポーターの魅力に惹かれた花子は、風夏や帰国子女の熊倉あゆみと共にスタジアムに通うようになる。
幕張SCとの試合後にノブからバリ3トリオと命名されており[9]、木更津ゴール裏にも浸透している。
千葉県木更津市を本拠地とするサッカークラブ。かつては1部リーグで優勝経験のある強豪だったが、5年前に2部リーグに降格して以来、1部リーグに復帰することができずにいる。近年はスポンサーも撤退し、観客も離れ、貧乏クラブと称されている[10]。ホームスタジアム「ボンコスタジアム木更津」(収容人数1万5千人)のモデルはニッパツ三ツ沢球技場[11]。
「ウルトラキサラヅ」「木更津ラブラブ連」といった4~5ほどのゴール裏団体が存在しており、作中時点では歴史も古く、人数も多い「ウルトラキサラヅ」が応援を仕切っている[12]。 過去には「ギガンテ・ブランコ(通称GB)」という海外のウルトラに感化された過激な応援スタイルの団体も存在していたが、クラブ史上初の2部降格が決まった5年前のホーム最終戦でピッチに乱入、選手や関係者と揉みあいになる事件を起こして現在は解散している[13]。
千葉県千葉市を本拠地とするサッカークラブ。創設から10年目を迎えるなど歴史は浅いが、千葉県リーグから順当に成績を伸ばして2年前に2部リーグに昇格。前年度は木更津FCを上回るリーグ4位の成績を残し、成績不振の続く木更津とは対照的に1部リーグ昇格も視野に入れている。
2016年9月25日、東京スタジアムで行われたJ2リーグ第33節・東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉戦において本作品とのコラボレーション企画が実施された[15][16][17][18]。事前に女子サポーター限定の特典付きのコラボチケットが販売され、試合当日はマフラーやTシャツといったコラボグッズの販売やホーム側ゴール裏でのサポーター体験などの企画が催された[16]。
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