アルパイン (企業)
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アルパイン株式会社(英: ALPINE ELECTRONICS, INC.)は、かつて存在した東京都大田区に本社を置くアルプスアルパイングループの企業。
かつてのいわき本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒145-0067 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 北緯35度35分39.1秒 東経139度40分51.8秒 |
設立 |
1967年(昭和42年)5月10日 (アルプス・モトローラ株式会社) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 5010701000739 |
事業内容 | 自動車用音響機器および情報・通信機器の製造販売 |
代表者 | 米谷信彦(代表取締役社長) |
資本金 | 259億2059万円 |
売上高 |
1597億5900万円 (2019年3月期)[1] |
営業利益 |
△24億7700万円 (2019年3月期)[1] |
経常利益 |
61億3600万円 (2019年3月期)[1] |
純利益 |
65億700万円 (2019年3月期)[1] |
純資産 |
740億円 (2019年3月31日現在)[1] |
総資産 |
1156億1000万円 (2019年3月31日現在)[1] |
従業員数 |
連結: 13,175人 (2018年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
アルプスアルパイン株式会社 100% (2019年1月1日現在) |
主要子会社 |
アルパインマーケティング(株) アルパインビジネスサービス(株) |
外部リンク |
http://www.alpine.com/ http://www.alpine.co.jp/ |
2020年3月までは、自動車用音響機器(カーオーディオ)、情報通信機器(カーナビ、カーAV、複合商品)メーカーであったが、同年4月1日付で会社分割により、商標権・子会社管理を除いた全事業をアルプスアルパインに継承した。
1967年(昭和42年)、アルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社アルプスモトローラとして誕生。当初は8トラックカセットデッキプレーヤーなどを生産していた。
その後1978年(昭和53年)にアルパインに社名を変更。アルパインブランドでのカーオーディオをメインに生産・販売する一方、ALPINE/LUXMANブランドで高級ホームオーディオを手がけていた時期もあった(1990年代にホームオーディオは撤退)。現在ではカーナビカーAVに加え、車載カメラなどドライブアシスト機器も手がける。更に、インテリアからエクステリアまでトータルコーディネートした「アルパインスタイル」というカスタマイズカーも手がけている。デザインコンセプトは、スポーツ、スパルタン、シャープ、シンプル、スマートの頭文字から成る「5S」である。
早くから海外展開をしており、現在の売上比率も海外がその9割近くを占める。また自動車メーカー向けビジネスが成長し、売上げの8割近くを占める。主な取引先は本田技研工業をはじめ、メルセデス・ベンツ、BMWなど高級車ブランドが多い。日産の純正品も手がけていた時期もあった。
いわき本社内にある評価センターは、車載機器メーカーとしては本格的な製品評価施設で、製品に対する様々な評価テストが行われているが、2000年(平成12年)にこの施設内の不整路テストコースで、映画「千と千尋の神隠し」の制作協力が行われた(砂利道を走る千尋の父が運転するアウディの走行音の収録)。
地域活性化に積極的であり、毎年8月頃にいわき事業所にて地域住民も参加する夏祭りを開催している。従業員や芸能人によるステージショー、花火などが行われる。
アルパインの社名は、親会社のアルプス電気、また世界的に有名なアルプス山脈から、いつかはそのような圧倒的な存在感のある企業になるように、つまり「アルプスのような」という形容詞に由来している。
「/////ALPINE」ロゴマークの5本線はファイブ・ストライプスと呼ばれ、「最高の技術・最高の製品・最高のマーケティング・最高のサービス体制・最高のパートナー」という、アルパインが目指すべき指標として、その5つの企業活動を象徴している。
現在の企業メッセージ"Driving Mobile Media Solutions"「モービルメディアの未来価値へ」は2005年(平成17年)に制定されたもので、市場環境、事業環境の変化に合わせて、新しい領域に挑戦するという、アルパインの企業姿勢を現している。
いわき本社内にあるミュージアムには、ピストルで打ち抜かれた製品が展示されている。これは以前、何度修理しても故障を繰り返す製品に腹を立てたあるアメリカのユーザーが、ピストルで撃ってアルパインに送ってきたものである。このことが、2度とこのようなものを作ってはいけないという戒めとなり、製品品質へのこだわりとなった。
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