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日本の音楽ユニット ウィキペディアから
やなわらばーは、日本の女性二人組音楽ユニット。2003年に活動開始。2020年に解散。
どちらがリーダーであるかは決まっていないが、殆どの場合、自己紹介は石垣が先、立ち位置は東里が向かって右、と形式が決まっている。
沖縄県立八重山高等学校卒業後、大阪府・江坂の音楽ダンス・音響専門学校「キャットミュージックカレッジ専門学校」に2人揃い入学(学科は別)。一人暮らしの寂しさを紛らわすため2人で曲を作ろうということになり、初めての楽曲「青い宝」を制作。この曲がきっかけで学校のオーディションで優勝し、そのままユニットを組むことになった。
2003年、テレビ朝日系『ストリートファイターズ』に取り上げられたことから番組視聴者を中心に知名度が上がり、2004年にアルバム『青い宝』で東芝EMIよりメジャー・デビュー。2005年11月、アメリカの学生が楽曲「青い宝」に感動し、招聘を受け渡米。約2週間に亘り西海岸のパブやイベントで音楽活動を行った。その模様は『ストリートファイターズ』番組内で放送された。
2006年、東芝EMIを離れ、パパイヤれこーどに回帰。シングル『唄の島』より音楽プロデューサーにケツメイシのRYOJIを迎え、作品を制作する[2]。
2007年、テレビ朝日系木曜ドラマ『エラいところに嫁いでしまった!』のテーマソングとして、既に2006年11月15日に発売されていた『「拝啓○○さん」』が使用される。同年2月14日にスペシャルパッケージ盤が発売され、テレビ朝日系『ミュージックステーション』へ初出演。出演直後にはオフィシャルサイトがサーバーパンクする事態を引き起こし、これをきっかけに知名度が上昇、『ミュージックステーション』へは計4回出演[3]。
同年8月2日にはテレビ朝日系ドラマ『菊次郎とさき』第5話のエンディングに出演し、楽曲「いちごいちえ」を歌唱。8月29日に発売した2枚目のアルバム『歌ぐすい』は、オリコン週間アルバムチャートで初登場6位を記録し、自身初のオリコントップ10入りを記録した。
2008年、2枚のシングルと1枚のカバー・アルバム『凪唄』をリリース。それぞれのリリース時には、全国各地にて積極的にお披露目ライブを行っている。同年11月より、幼稚園・保育園の卒園式をテーマにした新曲「ぷれぜんと」の発売にちなみ、「全国47都道府県<幼稚園ライヴ>」をスタートさせた。
2016年8月7日、ワンマンライブにて東里の第1子妊娠が発表となり、以降はライブ活動は一時休止となっている。その間石垣はソロで活動[1]。
2017年7月19日、石垣優が映画『ZAN ジュゴンが姿を見せるとき』にキャストとして出演[4]。
2019年3月13日、公式サイトにて2020年12月31日を以て解散することを発表[5]。
2019年8月11日、解散に合わせ、全国ツアー「うりずんの歌 ツアー2019」にて2020年11月23日に東京国際フォーラムでラストライブの開催[6]。
2020年12月31日、解散。
やなわらばーとは、沖縄本島の方言で、「やな」(イヤな・ダメなの意)と「わらばー」(子供の意)を合わせた言葉で、「やんちゃな子ども」「悪ガキ」「いたずらっ子」という意味を表す。やなわらばー自身の出身である石垣島の方言では、「やなふぁーなー」と言われているが、あえて、名前を「やなわらばー」とした。ただ、この名前のためか、石垣市長からは「変えなさい」と言われたという[7]。
発売元は特記以外、パパイヤれこーどより発売。
2004年から2005年までの作品は東芝EMI、2012年から2015年までの作品は日本クラウンより発売された。
東芝EMI在籍発売作品は、契約終了と共に廃盤の後、パパイヤれこーどより再発。
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