髙橋 龍也(たかはし たつや、本名同じ、1970年[1]11月14日[2][3] - )は、日本の脚本家、クリエイター。石川県出身[4]。
概要 たかはし たつや髙橋 龍也, プロフィール ...
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かつてはアクアプラス、プレイムなどで主にゲーム制作を、現在は主にアニメの脚本家業を中心に活動している。キャリアを共にするイラストレーター水無月徹と組む際には、2人で1つの共同ペンネームとして高彦達哉(たかひこ たつや)を名乗ることもある。
なお「髙橋龍也」の表記について、かつては異体字である「髙」(はしごだか)を表示・表記できない環境が多かったため、通用される「高」の字をあてた「高橋龍也」でクレジットされていた[5][6]。本来は「龍」の字も旧字が正しいが、こちらは更に表示が困難な字であるため、クレジットでは通用される「龍」で統一されている[7]。
大学 - Leaf以前
大学時代、現在に至るまで創作活動を共にする水無月徹と同じサークルで親交を深める。
大学卒業後、ゲームメーカーのタイトーに就職。この際、6か月の研修期間で店舗運営やカラオケ機器の営業などに携わり、後に開発部に所属。各種映像の制作に関わる部署であったという[8]。一方、水無月は大学中退後にTGLに就職。同社ゲームのキャラクターデザインを担当し[9]、キャリアを開始する。
この時期、髙橋と水無月の2人で漫画『デッドエンドワールド』を制作。髙橋が設定・脚本・仕上げ、水無月が作画を担当したこの作品[10]を出版社へ持ち込むも、連載直前で雑誌が廃刊し、連載には至らなかった。(この漫画の主人公「ルミナ姫」は、後の代表作『To Heart』のキャラクター「マルチ」の原型となったという[11]。)
その後、水無月は当時PCゲームや音楽の制作会社であった有限会社ユーオフィス(後のアクアプラス)へ移り、原画担当として同社のアダルトゲームブランドLeafの立ち上げに携わる。
Leaf時代
Leafブランド2作目である、「『Filsnown』の発売(1995年8月3日)くらい」の時期に、水無月徹に誘われてユーオフィスに入社[12]。1995年11月にユーオフィス名義で発売されたゲーム『LEGAM』のクレジットに「テストプレイ」担当として名を載せる。
1996年には、ユーオフィスのLeafブランドにて、メインスタッフとして関わる初の作品『雫』の制作に参加。続けて同年のうちに『痕』、翌年に『To Heart』と、企画・脚本として制作に携わる。Leafはこの3作を通し、アダルトゲーム界のトップメーカーとなった。
1997年の『To Heart』以降は、Leafブランドのファンディスクや、PlayStation版『ToHeart』(1999)[13]を制作。内部的には企画チームの増強や、テレビアニメ版『To Heart』(1999)のシナリオ監修、各種出版物やカードゲームの企画・監修・制作などに追われる[14]。ゲームへのメインスタッフとしての参加は一時的に減り、サブシナリオのみでの参加[15]や、おまけゲーム製作[16]といった関わりが中心となる。
Leaf退社
2000年7月14日にアクアプラスを退社(後に同社からの外注で、2002年の『痕』リニューアル版のシナリオを手がける)。その後、Leaf時代の盟友、水無月徹やろみゅとともに有限会社プレイムを設立し、水無月とともに取締役に就任。
PLAYM時代
2年から4年前後の開発期間を経て、2004年4月にプレイム初の作品『リアライズ』を発売。その2年後の2006年12月に第2作目『レイナナ』を発売。その後も、『レイナナ』に続く新作ゲームの構想をプレイム公式サイト上で断片的に公開していたが、しばらく後にウェブサイトの更新が途絶え、あわせて髙橋の表立った活動もみられなくなる。
2009年4月になって、プレイムの親会社にあたるビジュアルアーツ社長・馬場隆博のコメントで、ブランドとしてのプレイムの解散と髙橋と水無月の両名が東京に向かった旨が非正式ながら明かされた(なお、2014年現在、髙橋自身の認識ではプレイムの開発チームは存続しており、いずれ水無月徹とゲーム制作に参加することがあればプレイム所属となるだろうという[17])。
脚本家として - 現在
その後、アニメ脚本家・小説家の黒田洋介に誘われ、脚本家業を開始[18]。2008年アニメ『かんなぎ』のゲスト脚本である第9話「恥ずかしい学園コメディ」を初仕事とし、以降、アニメ作品への話数単位での参加を中心に、実写映画やコミカライズなど、脚本家としてキャリアを積む。
アニメの仕事では話数単位での参加が続いていたが、2015年『アイドルマスター シンデレラガールズ』に於いて、監督の高雄統子と共同で[19]初のシリーズ構成を担当(なおこの際、特典付属版BD[20]に同梱のグラビア撮影ゲーム『シンデレラガールズ G4U! vol.1』の一部シナリオ・セリフ[21]も担当。ゲームの性質上、分量は僅かであるが、『レイナナ』以来9年ぶりでゲーム作品へクレジットされた)
その後はシリーズ構成での仕事が増えつつあり、一例として2018年1月期には『刀使ノ巫女』『ラーメン大好き小泉さん』『BEATLESS』と、高橋がシリーズ構成を担当した作品が3作同時期に放送された。また脚本の仕事では、シリーズ構成も担当した2018年10月期の『となりの吸血鬼さん』で初の全話脚本を達成している。
一方で、OVA『エスカクロン』で脚本と共に世界設定を担当、アニメ『刀使ノ巫女』でシリーズ構成・脚本と共に原作にも関与する[22]など、近年ではオリジナル作品で脚本外でも制作に関わるケースがみられる。
- 『To Heart』や『痕』のシナリオを担当した竹林明秀(青紫)とは高校生時代からの友人で、髙橋の誘いがきっかけになり、Leafに入社している。
- 漫画家・あずまきよひことは、Leaf時代の出版物やカードゲームで仕事を共にした。『リアライズ』のタイトルロゴ製作はあずまが所属する「よつばスタジオ」が担当した。
- アダルトゲーム制作・脚本家である椎原旬は、Leafに所属して髙橋と共に働いた時期がある。入社時に配属先を選択するにあたり、髙橋が所属することを理由に「伊丹開発室」を選択したという[23]。
- 中学時代は軟式テニス部に所属。脚本を担当した『夏色キセキ』第6話「夏海のダブルス」では、(他メインスタッフにもテニス部経験者が多かったこともあり、)テニスのシーンに力が入ったという。[24]
- 高校時代には弓道部に所属していた。[25]
『雫』では、画面を「見る」のではなく、テキストを「読む」ことを重視して全画面表示のテキスト形式を最初に採用。背景以外は「絵」が存在しないサウンドノベルに比べ、登場人物の立ち絵があることを重視して「ビジュアルノベル」と命名し、Leaf Visual Novel Series(LVNS)としてシリーズ化する。このビジュアルノベル形式が、以後PCアダルトゲーム業界の主流となる。とくに『To Heart』が業界に与えた影響は大きく、本作品がPC版の後にコンシューマで発売された[13]こともあり、これまでPCアダルトゲームを知らなかった一般層にも影響を与えたとも言われる。
- Newtypeアニメアワード2013 - 2014[26]
- 脚本賞:第3位(劇場版『アイドルマスター』について。錦織敦史と共同。)
- Newtypeアニメアワード2014 - 2015[27]
- 脚本賞:第5位(アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』について。高雄統子と共同。)
[28]
ゲーム
- 1995年
-
- 1996年
-
- 雫 - キャラクター原案(高彦達哉名義)・シナリオ(・おまけシナリオシルエット"ろでぃます")
- 痕 - 企画・脚本・キャラクター原案(高彦達哉名義)・音楽
- さおりんといっしょ!
- 1997年
-
- To Heart - 企画・脚本
- 初音のないしょ!!
- おまけシナリオ - 脚本アシスト・シーン構成
- LEAF FIGHT'97 - 企画・脚本
- 『痕』番外編 柏木家の夜 - 脚本・キャラクター原案(高彦達哉名義)・音楽
- 1998年
-
- 1999年
-
- 2000年
-
- 2002年
-
- 2003年
-
- 2004年
-
- 2005年
-
- 2006年
-
- レイナナ - 企画・脚本・作詞(エンディングテーマ)・演出
- 2015年
-
- 2021年
-
アニメ
- 1999年
-
- To Heart - シナリオ監修、およびソフト付属の映像特典の脚本[34](3、4、5章(、7章原案[35]))
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2010年
-
- 2011年
-
- 2012年
-
- 2013年
-
- 2014年
-
- 2015年
-
- 2016年
-
- 2017年
-
- Rewrite(アニメ版)2nd season - 脚本:17話[51][52]、18話、19話、23話
- エロマンガ先生 - シリーズ構成、および脚本:1話、2話、3話、4話、9話(、及びOVA第2話→2019年の項)
- ゼロから始める魔法の書 - 脚本:3話、6話、10話
- エスカクロン - プロジェクト原作(水無月徹、水島精二と共同)、アニメ版脚本、イベント「リーディング」脚本、一部楽曲の作詞[53](、世界設定[54])(※2013年公開の動画(別項)を含む企画として2016年3月発表[55]、後にOVA化されたもの)
- 十二大戦 - 脚本:3話、9話、10話
- 2018年
-
- 2019年
-
- 2020年
-
- 2021年
-
- 2022年
-
- 2023年
-
- 2025年
-
その他
- 漫画
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- リアライズ - 原作(水無月徹と連名、PLAYM名義)
- ICE無限大!! - 水無月徹による読切。高橋は「協力」としてクレジット。電撃大王2008年10月号掲載。
- Others! - 原作。作画は水無月徹。ドラゴンマガジン11月号(2010年)より連載していた。『水無月徹作品集I The Heart Rocker』に収録されている。
- THE IDOLM@STER - 脚本、および最終6巻後書き。作画はまな。ComicREXにて2012年10月号から2016年10月号まで連載。同作アニメ劇場版の特典小冊子に収録された漫画も同様。
- THE IDOLM@STER 朝焼けは黄金色 - 脚本。作画はまな。ComicREXにて2017年7月号から2021年4月号まで連載。[96]
- 刀使ノ巫女 - スペシャルサンクス[97]。脚本に協力[98]、1,2話脚本書き下ろし[99]。アニメ「刀使ノ巫女」のコミカライズ。少年エース2017年12月号から連載。
- 小説
-
- ノロイとイノリ - 2009年7月、TECH GIANイレギュラーズSummerに掲載
- 刀使ノ巫女 琉球剣風録 - アニメ「刀使ノ巫女」の外伝的ノベライズ。高橋はストーリー原案を担当。2019.07.19発売。[61]
- ドラマCD
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- 朗読劇台本
-
- 夏色キセキフェスティバル - 朗読劇台本(綾奈ゆにこと共同)
- エスカクロンプロジェクト - 2016年07月10日、イベント『D-World vol.0』での朗読劇脚本
- 刀使ノ巫女 朗読劇「清夏奉燈」 - 脚本[63]
- カードゲーム
-
- 玩具
-
- ニコニコ動画
-
- 月夜と黒猫/エスカクロン - 脚本・世界設定(2013年5月公開。3年後の2016年3月発表の別項「エスカクロンプロジェクト」に含まれる[101]。)
- 映画
-
- トークライブ、トークショー
-
私的なモノ、飛び入りでのゲスト参加などを除く。
- その他
-
「サンケイスポーツ」紙1999年5月20日号にて、「昭和45年11月、石川県生まれ」と明記されている。
11月14日生まれとは、高橋自身のツイートによる。(リンク)
「サンケイスポーツ」紙1999年5月20日号にて、石川県七尾市に実家があると紹介されている。また、ネットで確認できるソースとして、TINAMIXでのインタビュー(リンク)で「石川県出身」として高橋が紹介されている。
ソースは髙橋自身のtwitterでの呟き。当該ツイートは(1)。ゲーム・アニメにおけるクレジットとしては、2009年の「明日のよいち!」脚本クレジット以降、本来の(はしごだかによる)「髙橋龍也」名義となった。また、印刷物などでは極力はしごだか「髙」でお願いしているという。
2014年現在、髙橋自身のtwitterアカウントははしごだかを使った「髙」橋龍也名義である。
ソースは高橋自身のtwitterでの呟き。当該ツイートは(1)。高橋龍也の「龍」の字は、右下の3本の横画部分が片仮名のテのようになる旧字を使うのが正しいが、当該の文字はJIS第二水準にも入っていないため、作品クレジットのみならず日常においても通用される「龍」の字で統一しているという。本来の文字を使うのは直筆のみだといい、事実、サイン色紙などでは本来の旧字で名前が記されている。
ムック本『遊べる美少女ゲームクロニクル』、および髙橋のtwitterでの呟きなどによる。twitterでの当該ツイートは(1)、(2)、(3)など
作業分担については髙橋自身のtwitterによる。当該ツイートは(1)
『ToHeart visualファンブック(メディアワークス)』に記載。髙橋のtwitterでの呟きでも触れられている。当該ツイートは(1)
入社時期については、髙橋自身のtwitterでの呟きによる。当該ツイートは(1)
なお、PS版「ToHeart」(1999)は、一般にPC版「ToHeart」(1997)の移植として扱われるが、髙橋龍也は企画上は移植ではないと言う。髙橋曰く、当時アクアプラスは「痕」のコンシューマ移植を企図するも実現せず。改めて、新作として「To Heart」の企画をソニーに申請。しかしソニーからの返答に時間がかかり、その間にPC版を制作・発売。その後PC版の評判もあってかPS版の制作が動き出したという。つまり制作・発売とは逆に、企画はPS版の方が先に存在し、よって企画上はPS版は移植ではないこととなる。ソースは髙橋自身によるツイート。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)
髙橋自身のtwitterでの呟きによる。当該ツイートは(1)、また、髙橋と水無月によるサイト「BungleBungle」にもこの時期の仕事についての言及がある。(BungleBungle)
髙橋当人のtwitterによる。「プレイムの開発チームは、いまはバラけてしまっていますが、いまでも存在はしています。いつか水無月とゲームに参加することがあれば、プレイム所属という形になると思います。」当該ツイートは(1)
黒田洋介に脚本家業へ誘われた、との言及は当人のtwitterによる。当該ツイートは(1)
「アイドルマスター シンデレラガールズ G4U!パック」。仔細は公式サイトなど参照 (1)
キャラクター2名「島村卯月」「本田未央」のシナリオ・台詞を、高橋と盟友の水無月の2人で担当したという。高橋・水無月それぞれがtwitterにて発表している。髙橋・水無月両者の分担は不明。当該のツイートは高橋(1)・(2)、水無月(1)・(2)・(3)・(4)・(5)。
椎原旬のtwitterでの呟きによる。(1)、(2)などを参照。
以下、作品への参加は、特記ない限り作品のスタッフロールやCD/単行本などへ名前が明記されているものとして、出典を満たす。
作中のボーカル曲『WHITE ALBUM』のAパート歌詞を担当。各メディアでは、作詞は「森川由綺(作中のキャラクター)」名義でクレジットされているが、実際にAパートの詞を書いたのは髙橋だという。Bパートは同僚の故人・竹林明秀が担当。ソースはtwitterでの髙橋の呟き。(1)、(2)、(3)、(4)、(5)。および(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、(12)も参照のこと。
アニメ「シンデレラガールズ」BD1巻特典版に付属の原作カードデータ『Sレア+[G4U!]島村卯月』のテキストを担当
高橋自身のツイート曰く、「刀使ノ巫女」原作スタッフの一員としてゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』の全体的な方向性やストーリーの監修、アイデア協力、アニメ組セリフ監修、岩倉早苗のセリフなどに関与したという。ソースは当人のツイート(リンク)
ゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』では、2021年3月より、キャラクターたちの設定を変えた『Anotherメンバー』がゲームに登場している。このうち、高橋はアニメ「刀使ノ巫女」に登場したキャラクターたちのAnotherを監修し、方向性の提案やアイデア出しをしているという。ソースは高橋自身のツイート。(リンク)
水無月徹がアイデアを出し、髙橋が脚本を起こしたという。5章においては青紫も手を加えている。
7章のクレジットに髙橋の名前はないが、水無月と共に台詞の原案などは担当したという。ソースはtwitterでの髙橋の呟き。(1)、(2)、(3)。
エンディングクレジットでは「奴ら」役として記載。高橋自身のtwitterでの呟きによれば、声というよりは息のようなものだという。ソースは(1)、(2)
夏色キセキについては、髙橋龍也および盟友である水無月徹の2名で『企画の源流的なもの』をランティスと共に作ったという。ただし、そこで一旦企画から離れるなどし、最終的には現状の1脚本家としての参加となったという。ソースは髙橋自身によるtwitterでの呟き。以下を参照。(1) 、(2) 、(3)
BD/DVDのオーディオコメンタリーのうち、スタッフコメンタリー5人の中に髙橋が参加している。
7話はTV放送時、「川又り絵」脚本としてクレジットされたが、これは誤り。放送後に髙橋、および作品公式のtwitterアカウントで訂正が発表された。当該の呟きは(髙橋)、(作品公式)
シンデレラガールズでは、監督である高雄統子も、高橋と共にシリーズ構成にクレジットされた。話のベースとしては、髙橋が主に1クール目、高雄が主に2クール目を発案したという。ソースは『アイドルマスターシンデレラガールズ コンプリートアニメファンブック』掲載のインタビューなど。
アニメ「グリザイアの迷宮」は、シリーズアニメ「グリザイアの楽園」放送開始の前週に、単発の60分特別番組として放送された。2作は直接物語が繋がり、実質的に「-迷宮」は「-楽園」の1話に相当するが、あくまで別タイトルの特番として放送されたため、それに従い本項では別途記載する。
2015年12月に2週間限定で公開された「紅殻のパンドラ」劇場版だが、その内容は2016年1月期放送のテレビシリーズの1話・2話ほぼそのものであり、実態としては「テレビシリーズの先行放送」といえる。その為、高橋龍也の仕事である脚本業務については、「劇場版」「TVシリーズ」の区別なく同一である可能性が高い。が、公式には「先行放送」と銘打っておらず、本稿もそれに従い別途記載する。
『紅殻のパンドラ』エンディング曲「LoSe±CoNtRoL」の間奏部分には、キャラクター2人による台詞の掛け合いが存在する。クレジットに記載はないが、高橋はこの会話部分を「お手伝い」したという。ソースは高橋自身のtwitterでの呟き。当該ツイートは
(1)、(2)
「紅殻のパンドラ」、BD・DVDの各巻に同梱の映像特典ショートアニメが「パンドラジオ」。その脚本を高橋龍也・水無月徹が共同で手掛けている。特典のソースは公式サイト(1)、高橋・水無月が脚本を務めるとは高橋自身がtwitterで発表。当該ツイートは(1)。
2016年3月末にイベント「AnimeJapan2016」で制作発表、同年6月に続報として11月よりの劇場公開が発表された、「スペシャルエピソード」がこれにあたる。
アニメ『Rewrite』は、公式に1期/2期を1st/2nd seasonと別タイトルで記述し、しかし1期放送(2016年7-9月)から3ヵ月空いた別枠での2期放送ながら、話数は1期からの通し番号で数えられている。本稿でも公式のそれに倣い、2期4話を17話と数え、ほかも同様に記載する。
楽曲『Many colors, Many brights, Many more musics』に作詞としてクレジット。水島精二と共同。
クレジットに明記されているわけではないが、高橋自身のtwitterでのつぶやきによれば、作品の世界設定に関わっているという。当該の呟きは(1)。また、キャストらによるwebラジオ『D-world Project.R』などでも、高橋が世界設定を手掛けている旨が語られている。
2016年3月26日、イベント「animejapan2016」にて、DIVEⅡレーベル所属の声優らによるイベントの「リーディング」に伴う作品世界として「エスカクロンプロジェクト」が発表される。この3年前、2013年5月に、ニコニコ動画に「月夜と黒猫/エスカクロン」がアップロードされている(別項「ニコニコ動画」記載)。キャストらのwebラジオ『D-world Project.R』第1回(2016.03.31配信)によれば、動画アップロード当時は水島精二・高橋龍也・水無月徹らの私的な活動であったものが、後にエイベックスによる声優のイベント活動向けの企画として汲み上げられ、結果として当該動画を含む「エスカクロンプロジェクト」になったという。
ソフトの初回特典に付属するブックレット、その全巻に高橋の書き下ろしショートストーリーが掲載された。(公式サイト)
ソフトの初回特典に付属するブックレット全巻に『スタッフ座談会』としてインタビューが掲載された。うち、1,2,4,6巻のものに高橋が参加している。(公式サイト)
アニメでは高橋が構成・脚本を務めた刀使ノ巫女だが、2018年11月に上演される舞台版「刀使ノ巫女」の脚本は赤澤ムックによる(ソース)。 高橋は「脚本や細やかなことの監修」で協力したという。ソースは高橋自身によるtwitterでの呟き。(当該の呟き)
『刀使ノ巫女 本渡楓のとじらじ!』第10回、2018年11月7日配信。
2019年3月30日に開催された「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火 1周年記念」イベントで発表。発表は生中継され、YouTubeのアーカイブで確認可能。(当該動画)言及は1:53:00より。
『『刀使ノ巫女』シリーズ振り返りトークショー』、2021年11月6日開催。同11月6-7日に開催された「刀使ノ巫女」の朗読劇に合わせての企画。高橋はメインキャスト5人と共に登壇。TVアニメ版から朗読劇まで「刀使ノ巫女」を振り返るという筋立てでトークを行った。(主催のREADPIAによる告知ページ)
「ラーメン大好き小泉さん」5話テレビ放送時は浦畑達彦が脚本にクレジットされていたが誤りで、高橋が脚本を担当している。放送後、作品公式twitterアカウントで訂正された。当該ツイート
2018年1月から放送の『BEATLESS』は、全24話中20話までを2クールで放送し、残る4話を『BEATLESS Final stage』と名付け9月に別途放送することとなった。つまり『-Final stage』は『BEATLESS』の21-24話にあたるが、公式に別名がアナウンスされているので、それに倣いタイトルを別けて記載する。
高橋は主に1話から5話までと、19話から最終話までを担当したという。ソースはS-Fマガジン2018年4月号(早川書房),p102に掲載されたインタビューでの高橋・雑破当人らの発言による。
次回予告の文言は全話数、雑破業が手掛けている。ソースは高橋のツイート(リンク)。
「BEATLESS」4話は麻草郁が脚本、高橋は脚本協力(公式サイト)。当初は高橋脚本と発表されたが、クレジットミスとのこと(高橋によるツイート)。
BEATLESS 21-22話。放送時のエンディングでは「脚本 高橋龍也」とクレジットされたが誤り。公式サイトに記載の通り村井さだゆき脚本。放送直後に高橋自身が言及、訂正を行っている。(当該ツイート)
放送開始当初、高橋自身もツイートで触れている。(当該ツイート)。「『となりの吸血鬼さん』では、初めての全話脚本を経験させていただきました。」
OVA版『エロマンガ先生』は全2話収録で発売される。そのうちの第2話「和泉紗霧のファーストキス」が高橋の脚本による。
アニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』はTV放送時、8話の放送を1週落とし、代わりに「7.5話」と題した総集編を放送した。7.5話は映像は既存素材を再利用した物だったが、音声は競技やキャラクターの説明ナレーションが新規に録り降ろされていた。ここにおける「脚本」クレジットは、恐らくこの音声の台本か。
週刊少年ジャンプ,2019年第35号(7月29日発売),26ページ掲載
“STAFF&CAST”. TVアニメ「おちこぼれフルーツタルト」公式サイト. 2020年3月28日閲覧。
「おちこぼれフルーツタルト」、1話放送時の脚本クレジットは川口敬一郎のみとなっており、遅れて2020年12月7日に公式サイトにて川口敬一郎・髙橋龍也の連名に修正された。この修正はパッケージ納品に間に合わなかったといい、現状、1話脚本としての高橋の名は公式サイトにのみ掲載されている。ソースは高橋自身のツイート。当該ツイート
“CAST&STAFF”. TVアニメ「IDOLY PRIDE」公式サイト. 2020年3月22日閲覧。
“CAST/STAFF”. TVアニメ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」公式サイト. 2020年10月9日閲覧。
アニメ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」、TV放送/web配信では、10話に高橋龍也、11話に安永豊が脚本としてクレジットされたが、これは誤り。両者が入れ替わっており、正しくは安永豊が10話、高橋龍也が11話を担当。公式サイトでは正しいクレジットが掲載され、また高橋自身も訂正のツイートを行っている。ソースはそれぞれ(公式サイト『Story』欄)、(高橋による訂正のツイート1)、(2)
“Staff/Cast”. TVアニメ「最果てのパラディン」ティザーサイト. 2021年10月7日閲覧。
アニメ版「終末のハーレム」は2021年10月期に放送が予定されていたが、第1話放送当日である2021年10月8日に、放送を2022年1月期へ変更すること、および一部地上波でのみ放送される第1話を「先行特別放送」と扱うことが発表された。本項ではそれに合わせ、名義を別けて記載する。ソースは「終末のハーレム」公式サイトより、(“『放送・配信延期のお知らせ』”. 2021年10月13日閲覧。)、(“on Air欄”. 2021年10月13日閲覧。)
アニメ「D4DJ All Mix」は、話数を数字でカウントせず月の名前を採っており、高橋が担当した8、9話はそれぞれ作中では「Sep」、「Oct」と数えられている。
“制作スタッフ情報公開!”. TVアニメ「実は俺、最強でした?」公式サイト (2023年4月26日). 2023年4月26日閲覧。
アニメ「実は俺、最強でした?」、10話放送時は脚本に高橋がクレジットされていたがこれは誤りで、正しくは山田哲弥が担当。放送後に高橋がSNSで訂正した。ソースは(高橋による訂正の投稿1)
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」、高橋は若木民喜と連名でメインストーリーにクレジットされている。一般のアニメのシリーズ構成にあたる作業はだいぶ進んで物語が固まった頃に高橋が参加し、高橋は若木のプロットに意見を出しつつ脚本をまとめ上げていく、漫画の編集者のような立ち位置であったという。ソースは(animate Timesによるインタビュー)、(ファミ通.comによるインタビュー)など。
同項の漫画THE IDOLM@STERの連載終了にあわせて発表。当初の告知では2016年秋連載開始予定とされていた。
単行本各巻の後書きで、他スタッフとともにスペシャルサンクスとして高橋の名前が掲げられている。
アニメの前日譚にあたる漫画版第1,2話は、高橋が脚本を書き下ろしていると単行本1巻の後書きに記載されている。
2013年5月にニコニコ動画にアップされ、「クリエイターのお遊び企画」として高橋がtwitter上で告知。後にキャストらのwebラジオ『D-world Project.R』第1回(2016.03.31配信)で明かされたところによれば、この時点では水島精二・高橋龍也・水無月徹らの私的な活動であったという。その企画を声優のイベント活動向けにエイベックスが汲み上げ、3年を空けて2016年春、「エスカクロンプロジェクト」として改めて発表された。そちらについては別項「イベント台本」に記載。当脚注では、2013当時、ニコニコ動画へのアップに際する高橋のtwitterでの呟きを挙げる。(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)。 髙橋のほか、水無月徹、水島精二も当時ツイートしている。(水無月、水島)
2014年11月21日、新宿ロフトプラスワンで開催。作品「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」をスタッフが語るイベントで、高橋も脚本家として参加。(イベントweb)
2015年2月13日。新宿ロフトプラスワンで開催。作品「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」をスタッフが語るイベントで、高橋も脚本家として参加。(イベントweb)
2016年3月12日、新宿ロフトプラスワンで開催。アニメ監督である名和宗則によるトークライブ。『ろこどる』『紅殻のパンドラ』などで仕事を共にする高橋がゲストとして参加。(イベントweb)
2016年6月22日夜、新宿ロフトプラスワンで開催。作品企画『エスカクロンプロジェクト』をスタッフらで語るイベントで、脚本家である高橋も参加。高橋はステージ脇に座ってトークに参加しており、当時ネット中継された映像に姿は映らず、声のみが入っている。(イベントweb)、(ネット中継)
「刀使ノ巫女」、及び関連作品「みにとじ」のスタッフで作品を語るトークショー。高橋はシリーズ構成・脚本として参加。(作品公式web)、(イベントweb)。
“無尽合体キサラギ”. バンダイナムコ公式ボイス付き小説「ボイノベ」. 2015年2月3日閲覧。
髙橋が脚本を担当したアニメ『THE IDOLM@STER』15話に登場する同名の劇中劇のスピンオフ。構成・監修として具体的にどこまで関わったかは未発表。