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日本のバレーボール選手(2001-) ウィキペディアから
髙橋 藍(たかはし らん、2001年9月2日 - )は、日本の男子バレーボール選手。21世紀生まれの選手としては初めてバレーボール日本代表に選出された[1]。
京都府京都市出身。小学2年生のとき、2つ年上の兄・髙橋塁[注釈 1]がいる小学生チームに入り、バレーボールを始めた[2]。
京都市立の中学校に進学した頃は身長が158cmで高身長ではなく、1年生のときはリベロに入り、塁がエースを務めて全国大会に出場した。兄が引退した後はアタッカーとなり、アタッカーとしても全国大会に出場した[2]。
高校も塁と同じ東山高等学校に進学。高校でも1年生のときに塁と一緒になり、高校ではエースの対角を組んだ。しかし、京都府には、1つ年上の大塚達宣が所属する洛南高等学校がいて、そこに勝つことが出来ず、2年生までは全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)に出場できなかった[注釈 2]。2019年、3年生のときにキャプテンに就任。同年度、ようやく春高出場を果たす。そうすると、2020年1月、春高でも優勝を果たし、自身も最優秀賞を受賞した[2]。
高校MVPとなった後の2020年2月、東京オリンピックを控えた2020年度日本代表登録メンバーに選出された[2][3]。アンダーカテゴリを飛び越えての選出であった[4]。しかし、2020年度はコロナ禍により国際大会が軒並み中止となり、東京オリンピックも1年延期となった[2]。
2020年4月に日本体育大学に進学[注釈 3]。1年生から出場し、兄弟対決も実現した[2]。全日本インカレではチームを準優勝に導いた。
2021年も日本代表に選出され、5月1日・2日に行われたバレーボール日本代表国際親善試合-東京チャレンジ2021の2日目の試合ではチームトップの19得点の活躍だった。その後、イタリア・リミニで行われたネーションズリーグ2021ではほとんどの試合スタメンとして出場し、5月29日に行われオランダとの第2戦では26得点を決め、その日のベストスコアラーに選ばれた。そして、2020年東京オリンピックに出場した。また、オリンピックの後に千葉市と船橋市で開催されたアジア選手権にも出場し、準優勝に貢献した。
2021年度全日本インカレ終了後に、イタリア・セリエAのパッラヴォーロ・パドヴァに2021-22シーズン終了までの期限付きで入団した[4][5]。2022-23シーズンもパドヴァとの契約を更新し引き続きプレーすることとなった[6]。
2023年6月、イタリア・セリエAのヴェロ・バレー・モンツァとの契約を発表した[7]。11月にanan AWARD 2023 アスリート部門を受賞した[8]。
2024年3月、日本体育大学を卒業。リーグ戦期間のため卒業式は欠席となったがビデオメッセージを寄せ[9]、5月17日に学長の石井隆憲から学位記を、理事長の松浪健四郎から理事長賞を受け取った[10]。
2024年5月、同年7月からのサントリーサンバーズ大阪との契約を発表した[11]。兄の塁とは高校1年生以来のチームメイトとなる。5月28日にGMの栗原圭介同席で記者会見が行われた。背番号はイタリア時代と同じ12[12]。
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