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かつて日本の北海道紋別郡遠軽町に所在した北海道旅客鉄道の駅(廃駅) ウィキペディアから
生野駅(いくのえき)は、北海道紋別郡遠軽町生田原豊原にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅(廃駅)である。駅番号はA52。
停車本数が僅少なことで知られ、廃止直前の2020年3月14日改正時点では、普通列車のうち上り1本・下り2本のみ停車していた[1][新聞 3]。
もともと、1946年(昭和21年)に北見保線区生野線路班の保線官舎(職員住宅)があった地点(豊原57号、廃止時点よりおよそ1 km 生田原方)に乗降場が設けられたことが由来であった[2]。
「生野」は所在する豊原地区のほか、現在の安国・旭野を含めた当地の旧地名であり[7]、一説には「生田原の野にある[3]」との意で命名されたとされている[3]。
なお、当地の字名は1944年(昭和19年)2月11日に、生田原村(当時)で実施された字名の整理に伴い豊原(のちに遠軽町発足により「生田原豊原」)となっているが、これは隣接の安国などと同様、当時の村長が神道の「大祓詞(祝詞のひとつ)」に因んだ字名を選んだことに由来し、「広大で平坦で肥沃な農耕地」であることに因み、「豊芦原」を略して名付けたものである[8]。
1973年(昭和48年)の移転前の構造は詳らかではないが、以後は網走方に向かって左手に1面1線の単式ホームを設けた地上駅であった[9]。
遅くとも1992年(平成4年)時点ではホーム横に黄色い廃バスが待合室として設置されていたが、2007年(平成19年)頃に撤去された[6]。
廃止直前の時点では「主に豊原地区の住民に利用されてきましたが、現在ではほとんど利用がない[10]」とされた。
廃止に至るまでの乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
山間部に挟まれた狭い平地の農業地域にあって周りは田畑が多く、目立った建物は無い。駅の近くには人家があり、道路によるアクセスも容易である[新聞 3]。
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