照国町
鹿児島市の町 ウィキペディアから
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照国町(てるくにちょう[3])は、鹿児島県鹿児島市の町[4]。郵便番号は892-0841[5]。人口は2,074人、世帯数は1,157世帯(2020年10月1日現在)[6]。照国町の全域で住居表示を実施している[7]。
町域内には第11代薩摩藩主である島津斉彬を祀る照国神社が鎮座しており[8]、1965年(昭和40年)に山下町及び平之町の各一部より照国神社の名称に由来して「照国町」として設置された[4]。
本項では町域内にある国道3号・国道10号・国道225号・国道226号の交差点である「照国神社前交差点」(てるくにじんじゃまえこうさてん)についても記述する。
鹿児島市の中央部、甲突川の下流域に位置しており、町域の北方には新照院町、北方から東方にかけては城山町、南方には西千石町、東千石町、西方には平之町がそれぞれ接している。
町域内は主に住宅地となっているが、国道3号及び千石馬場通りの沿線は事務所や店舗が多く所在している[8]。
町域の北方は城山などの山に囲まれており、南側には天文館などの歓楽街が位置している。また、東部には照国神社、西部にはカトリック鹿児島司教区の司教座聖堂であるザビエル教会が所在している。
また同町内にある、照国神社前交差点は北九州市門司区の老松公園前交差点を起点とし、九州のほぼ中央部通る国道3号および九州を東回りする国道10号の終点となっている他、枕崎方面へ接続する国道225号(国道226号も重複)の終点にもなっている[9]。
照国町という町名は町域内に所在する照国神社に由来している[4]。照国神社の神社名は第11代薩摩藩主島津斉彬の神号である「照国大明神」に由来しており[10]、文久3年(1863年)5月11日、孝明天皇の勅命により島津斉彬に対して神号授与されたものである[11]。元治元年(1864年)には照国大明神を祀る神社として照国神社が現在の照国町の区域に創建された[12][10]。
1962年(昭和37年)に住居表示に関する法律が施行されたのに伴い、鹿児島市は鹿児島市街地域の住居表示に着手した[7]。1965年(昭和40年)7月20日には中央地区で住居表示実施に伴い町の再編が行われ、平之町と山下町の各一部より分割され「照国町」として成立した[7][4][13]。また照国町の全域で住居表示が実施された[7]。
分割・統合前 | 分割・統合年月日 | 分割・統合後 |
---|---|---|
平之町(一部) | 1965年(昭和40年) | 照国町(新設) |
山下町(一部) |
以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[19]。
町丁 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
照国町 | 全域 | 鹿児島市立山下小学校 | 鹿児島市立甲東中学校 |
照国神社前交差点(てるくにじんじゃまえこうさてん)は、鹿児島県鹿児島市照国町にある交差点である[20]。
国道3号と国道10号と国道225号および、これに重複する国道226号の終点であり、三角錐型のモニュメントが建てられている[9]。
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