瀬峰駅
宮城県栗原市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
瀬峰駅(せみねえき)は、宮城県栗原市瀬峰下田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[1]。
歴史
- 1890年(明治23年)4月16日:日本鉄道の駅として開業[1][2]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され[2]、官設鉄道の駅となる。
- 1921年(大正10年)7月5日:仙北鉄道登米線開業。
- 1923年(大正12年)7月22日:仙北鉄道築館線開業。
- 1949年(昭和24年)10月1日:アイオン台風被害のため仙北鉄道築館線休止。
- 1950年(昭和25年)
- 1968年(昭和43年)3月25日:仙北鉄道登米線廃止(廃止時は宮城バス)。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 1998年(平成10年)8月24日:ボランティア運営による図書館「せみね駅文庫」が併設される[4]。
- 2012年(平成24年)10月1日:社員配置(小牛田駅所属瀬峰駅在勤)を廃止し、JR東日本東北総合サービスに業務委託。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[5]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎とは跨線橋で繋がっている。ホーム上に待合室がある。
小牛田駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービスに委託)であり、みどりの窓口、自動券売機が設置されている。
栗原・登米の玄関駅で、かつては仙北鉄道の路線も乗り入れており、駅・ホームはJR線ホームのすぐ東側に存在し、現在のJR線ホームの跨線橋から直接入ることが可能であった。しかし仙北鉄道の廃線に伴い同線側の跨線橋が撤去され、現在はその入口が壁となってふさがれている。その様子は瀬峰駅舎跡地の駐車場から見ることができる。また瀬峰駅跡地は駐車場等に転用され、傍らに「仙北鉄道瀬峰駅跡」の碑が立つ[1]。
のりば
- 改札口(2023年5月)
- ホーム(2023年6月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は388人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 881 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 863 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 845 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 791 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 775 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 718 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 678 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 646 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 605 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 597 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 568 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 534 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 545 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 546 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 520 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 498 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 503 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 498 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 488 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 499 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)385 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)378 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)369 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)388 | [利用客数 1] |
駅周辺
駅前には商店のほか、住宅もある。東側は田んぼ。なお、南方支所・登米市役所方面は、いったん駅正面を進み交差点を左へ、さらに左手の鉄道をまたぐ陸橋を越え東へ進む。沿線にまばらながら商店がある。
バス路線
「瀬峰駅前」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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