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日本の漫画家 ウィキペディアから
楠 みちはる(くすのき みちはる、1957年[3] - )は、日本の漫画家。男性。高知県[1]出身。妻は同じく漫画家の伊藤ゆう。
代表作には『湾岸ミッドナイト』シリーズ、『あいつとララバイ』、『シャコタン☆ブギ』等があり、以上の作品はそれぞれアニメ化および実写化されている 。
1977年、第9回週刊少年チャンピオン新人まんが賞に「テストライダー」が佳作入選(「楠 通春」名義)する。審査員の1人である石井いさみは「一生けん命に描いている」ことを評価しながら、「人物デッサンや構図の難」、「オートバイの重量感を表現しようとする努力はうかがえるが、背景とのバランスが悪くて重さが感じられない」と評している。
『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)1979年2月号に「あこがれの白いスポーツカー」が掲載されてデビュー。同作は『セブンティーンセブンティーン』に収録されている。
1990年に連載が開始した『湾岸ミッドナイト』は[4]、第1シリーズだけでも18年に渡る長期連載となり、1999年には第23回講談社漫画賞一般部門を受賞。続編となる『湾岸ミッドナイト C1ランナー』を経て、2014年より第3部となる『銀灰のスピードスター』を開始した。また2016年より第4部となる『首都高SPL』を開始している。
自動車・バイクに関する作品を多く発表している。自身が所有した自動車は手放さずにすべて保管しているようで、運転免許を取得して初めての愛車であるいすゞ・117クーペ(量産初期型)を始め、バブル全盛期に購入したフェラーリ・テスタロッサやBMW・635CSiなどが作中に登場する事もある。
登場人物へのネーミングに特定の名称を繰り返し使う傾向があり、特に『湾岸ミッドナイト』では「洸一」という名前の人物が作中に3名も登場している(人物名の傾向については『湾岸ミッドナイト』および『さよならDecember』の記事も参照)。
犬好きで、ハナという名前のセントバーナード犬を飼っていた。シャコタンブギやJ物語にも登場した。
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