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日本の江戸時代後期の大名。出雲広瀬藩(出雲松江藩分家)6代藩主松平近貞長男で、広瀬藩8代藩主。従四位下宮内大輔。譜代衆取締役を勤め、城主大名格となる ウィキペディアから
松平 直寛(まつだいら なおひろ)は、出雲広瀬藩の第8代藩主。直政系越前松平家広瀬藩分家8代。
第6代藩主・松平近貞の長男。母は側室・佐野氏。父が老年でようやく生まれた実子であったが、すでに父は家督を養嗣子の直義に譲っていたため、享和3年(1803年)の直義の死去により家督を継ぐこととなった。天保12年(1841年)に譜代衆取締役となり、功を挙げたことから城主格を与えられた。
しかし藩政においては水害に見舞われたにもかかわらず、藩政に無関心で帰国しなかった。嘉永3年(1850年)10月21日、68歳で死去し、家督は長男の直諒が継いだ。
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