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徳島県徳島市にあるアーケード商店街 ウィキペディアから
東新町は、1585年(天正13年)に入国した徳島藩祖・蜂須賀家政が、町人を相手にする商人を集めたのが始まりで、1630年(寛永7年)ごろには内町と並ぶ徳島一の商店街として栄えていた[1]。
1934年(昭和9年)に丸新百貨店が開店し[2]、1971年(昭和46年)6月18日にはダイエー徳島店が開店する[3]など大型店も出店していた。
1970年代が全盛期とされ、1974年(昭和49年)には休日の歩行者数が約4万人を数えていた[1]。
しかし、1983年(昭和58年)に当地区の核店舗となっていた丸新百貨店の約2.5倍の規模で徳島駅前に徳島そごう(後のそごう徳島店)が進出したことから丸新百貨店と当商店街の衰退が始まった[2]。
1995年(平成7年)3月21日に丸新百貨店が、2005年(平成17年)11月27日にダイエー徳島店が閉店して核となる大型店が無くなり、2006年(平成18年)1月27日には徳島東宝が閉館して映画館も無くなるなど集客施設が相次いで消失したことで衰退が決定的になった[2]。
郊外のロードサイド型店舗が勢力を伸ばした影響で、徳島市中心市街地で1983年(昭和58年)で1位の商業販売を誇っている内町も売り上げを落としており、2001年(平成13年)11月に郊外の北島町に大型ショッピングセンター・フジグラン北島が開店した前後からはその落ち込みが一段と顕著になるなど郊外との競争に敗れたことも衰退の大きな要因となった[4]。
また、1998年(平成10年)4月5日、明石海峡大橋開通後は神戸や大阪等への消費者流出が生じていることも打撃となった[2]。
2012年(平成24年)3月18日、アニメを中心に上映するufotable CINEMAがオープンし、映画館が復活した。また、ポッポ街1号館(本館)からはアニメイト徳島(井上書房運営)が拡大移転(書籍販売フロアの新設など)した。アニメファンの来場による波及効果が期待される。[5]
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