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上腕から手首や手の甲までを覆う革や布でできた装身具 ウィキペディアから
汚れ、外傷、寒さ、日射などから肌や体を守るために、上腕から手首や手の甲までを覆うようにして装着する、革や布でできた装身具のこと。手首に固定する際は、縫い付けてあるひもか小鉤(コハゼ)が使われる。手の甲には、中指側に縫い付けられた輪を通して固定することが多い。
歴史は古く、古墳時代の鷹匠埴輪という名称がつけられた埴輪が出土しているが、この埴輪には肩には鷹が、手首には手甲が象られていて、鷹の止まり木として使う腕を、保護するために使われていたと推測されている。また手甲の起源としては、武具として、刀から(太い血管の通っている)手の甲や手首を守るためのものであったとの説もある。
手筒[1](現在の腕貫[2])と形状的には重複する部分もあり、両方の機能を備えるものに、肘の関節手前まで覆うものもあれば、手の甲は覆わずに手首だけを覆うものもあり、「○○手筒」や「○○手甲」とどちらかの名称がつけられたため、明確な区分がない場合もある。そのため腕貫と手甲と手筒が混同されたり同意である場合もある。
類例として、言葉の意味を体系するなら以下のようになる。
時代の変遷とともになくなってしまったものや、現在でも武道に使われるものから、古式ゆかしい装束を固持する人々の間では、根強く残っているものもあり、また祭りのなどの演出としての装束の一つにもなっている。
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