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かつて北海道中川郡本別町にあった北海道ちほく高原鉄道の駅 ウィキペディアから
「岡女堂」(本社が神戸市にあった甘納豆の老舗)本別工場の隣接地に、鉄道利用促進のため岡女堂が約3,000万円を負担して新設されたもので、同社の社名をそのまま駅名とした[1]。また、駅名標にも同社のロゴが使われていた。
のちに岡女堂本別工場は「とかち岡女堂」として別会社(子会社)となったが、路線廃止直前に経営破綻した(なお、岡女堂本体も2006年11月末に経営破綻し、同年12月12日に破産手続きが開始されている)。
2006年4月、阿寒を中心に観光業を展開する株式会社阿寒グランドホテル(鶴雅グループ、現・鶴雅リゾート株式会社)が全額出資して設立した子会社「十勝豆本家」(北海道本別町共栄)が、とかち岡女堂の土地、建物、機械設備などを買収した際、当駅舎も十勝豆本家の所有となった。
単線に長さ22 m・幅2.7 mの単式ホームがある1両編成対応の地上駅[1]。上屋は日高山脈をモチーフにした三角屋根が連続したものである[1]。無人駅だった。駅舎に入るには岡女堂の工場の敷地を通り抜ける必要があった。出入口から駅までは屋根つきの通路が設置されており、列車の到着時にはホームのスピーカーから岡女堂社長の作曲した音楽が流れていた。
レールは撤去されたが、ホーム及び駅名標はそのまま残っている。
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