日高山脈
北海道中央部の山脈 ウィキペディアから
北海道中央部の山脈 ウィキペディアから
日高山脈(ひだかさんみゃく)は、北海道の中央南部にある唯一の山脈。狩勝峠側の佐幌岳から襟裳岬までを南北に貫いている。長さは南北およそ150 km、最高峰は幌尻岳で標高2,053 mである。山域の245,668 haが日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。アルプス山脈やアンデス山脈、ロッキー山脈と同時期に日高造山運動により形成された山岳地帯で、北海道随一の険阻な山脈である。
地形が急峻で険しく、山脈を横断する交通路は北端の狩勝峠・日勝峠および南部の野塚トンネルと襟裳岬付近の追分峠を除き、無きに等しい。
稜線にナイフリッジを連ね、氷河地形である圏谷(カール)が見られる日本では数少ない極めて峻険な山脈である。
登山道がある山は少なく、林道歩きと沢登りが前提となるため登山は容易ではない[1]。
日高山脈より源流を発する沙流川・静内川・新冠川は日高電源一貫開発計画の中心河川として、胆振総合振興局および日高振興局向けに水力発電による電力と灌漑用水の供給が行われている。また十勝側の札内川からも十勝総合振興局向けに灌漑用水と水道水および電力の供給が行われている。
北部山岳より記す。小数点以下が記載された座標は最高点に位置する三角点の座標。三角点の等級は本来漢数字であるが、再配列可能な表のためアラビア数字で表記している。
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