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ヤオロマップ岳(ヤオロマップだけ)は、北海道の広尾郡大樹町と日高郡新ひだか町の2町にまたがる標高1,794.0mの山である。山頂には二等三角点「遣間布」が設置されている。
日高山脈中央部に位置する山で、南西側に派生する尾根には1839峰が聳えていることから、1839峰への登山の中継地点として登られることが多い。
山名は歴舟川源流のヤオロマップ左沢、ヤオロマップ右沢が由来であり、アイヌ語で「ヤ・オロ・オマ・ㇷ゚(陸・の中・に入る・もの)」という意味がある[1]。現在は支流の沢名に残された地名だが、北海道実測切図では歴舟川の上流部は「ヤオロオマプ」と記されている。
主にコイカクシュサツナイ岳を経由して登られる。ルート上の夏尾根は「北海道三大急登」に数えられるほどの険しさがある。
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