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土居 孝幸(どい たかゆき、1955年6月30日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナー。別名に土井バグユキ。
愛媛県宇和島市出身。千葉県立木更津高等学校、早稲田大学法学部卒業。早稲田大学漫画研究会出身。通称「どいん」、「土居ちゃん」。血液型はB型。
ハドソンのコンピュータゲーム「桃太郎シリーズ」(『桃太郎伝説』・『桃太郎電鉄』など)のキャラクターデザインや『ジャンプ放送局』の作画で知られる。
早稲田大学時代に漫画研究会に所属。大学卒業後、イラストレーターとして活動。また、漫画家としての活動経験もあり、1981年、月刊少年誌『少年ジェッツ』(白泉社)にて「ぶりっ子!リトル」(創刊号から連載)、月刊少年誌『100てんコミック』(双葉社)で「3年B組ガジャ夫くん」を連載した。しかし、両作品とも掲載誌の休刊(廃刊)に伴い連載も短期間で終了となった。大学時代に知り合ったさくまあきらとは、同じ時期に「週刊セブンティーン」で各々仕事をしていた。その縁からさくまとの仕事が増え、週刊少年サンデーで「サンデーまんがカレッジ」でイラストを担当するようになる。
1982年10月、『週刊少年ジャンプ』の読者投稿コーナー『ジャンプ放送局』のイラストを担当。ジャンプ放送局“局員”として自ら描いたキャラクターで誌面に登場。「女性にモテない」「独身」「スケベ」などのキャラ設定であったが、実際は身長も178cmと高身長で人当たりも良く、交際している恋人がいた。後年になり、イメージが崩れるのを避けるため公表しなかったと語っている。
絵の特徴としては、80年代当時に少年誌のギャグ漫画に多く見られる2〜3頭身のキャラクターが多い。また、有名人などの似顔絵をデフォルメして描くことを得意としている。
1987年にさくまがハドソンよりリリースしたコンピュータゲーム『桃太郎伝説』を皮切りに、『桃太郎シリーズ』(『桃太郎伝説シリーズ』『桃太郎電鉄シリーズ』『桃太郎活劇』など)の作画やキャラクターデザインを務めていた。なお、『桃太郎伝説シリーズ』に登場する“安売り王ドイン”は土居がモデル。
3DCGが出た当初は「自分の絵柄はポリゴン向きでは無い」と嫌っていたが、技術が進歩して違和感なく3D化することが可能になったことで、桃太郎電鉄シリーズのPS2以降の作品(『X』〜『2017』)ではマップやキャラクターの多くがトゥーンシェーディングなどの技術により3D化されている。PS2以前の作品でもセガサターンで発売された『桃太郎道中記』では「ボンビー大魔王」(桃太郎電鉄のキングボンビーの先祖)がムービー中で3DCGによって描写されるといった例もある[1]。
特に記載のないものは作画・キャラクターデザイン担当
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