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石川県七尾市にある山車会館 ウィキペディアから
和倉温泉お祭り会館(わくらおんせんおまつりかいかん、Wakura Onsen Omatsuri Hall)は、石川県七尾市和倉町(和倉温泉)にある、七尾市を代表する4つの祭りの山車等を展示し、紹介する施設(山車会館)である。
和倉温泉お祭り会館 Wakura Onsen Omatsuri Hall | |
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施設情報 | |
前身 | 和倉温泉観光会館 |
専門分野 | 民俗文化、歴史 |
事業主体 | 七尾市 |
管理運営 | ななお・なかのとDMO |
開館 | 2020年(令和2年)6月1日 [1][2][3] |
所在地 |
〒926-0175 石川県七尾市和倉町2部13番地1 |
位置 | 北緯37度5分11.67秒 東経136度55分7.49秒 |
外部リンク | https://wakura-omatsuri.com/ |
プロジェクト:GLAM |
七尾市には数多くの伝統的な祭りがあるが、国の重要無形民俗文化財に指定されている「青柏祭の曳山行事」が、2016年(平成28年)11月に、ユネスコの無形文化遺産として登録されたことを機に、七尾市を代表する祭りの紹介施設の整備を決定。
施設は、石川県を代表する温泉街である和倉温泉内にあり、老朽化と利用者の減少問題が持ち上がっていた1981年(昭和56年)完成の和倉温泉観光会館を改修し利用することとなり、耐震補強等を行なうとともに、大ホールを山車等の展示室に改変し、青柏祭ならびに、お熊甲祭、向田の火祭り、石崎奉燈祭の、七尾市を代表する文化財指定等も受けている4つの祭りを中心に紹介する観光拠点の施設として、2020年(令和2年)6月1日に開館した[1][2][3][4]。
なお、当初2020年(令和2年)4月25日の開館予定であったが、2019年(令和元年)末からの新型コロナウイルス感染症の拡大により、約1か月遅れの開館となった[1][2][3]。
もともとあった1,100人収容の大ホール[5]の舞台および観客席をすべて取り払い、高さ17mの天井高[6]を活かし、大型の展示物を収容できる展示室に改修したもので、4つの祭礼にもちいる山車や部材等の展示と各祭礼の紹介をしている。
ここで紹介する展示物はすべて大型の、高さ約12mから16mの原寸大の実物展示であり、本物の祭りの迫力を体験できる。なお、向田の火祭りの展示物(大松明)は高さ約30mにもなるため、長さ15mの垂れ幕(バナー)を天井から吊り下げている。各展示物の周りには、その祭りに関わる人物の人型が何体か立っており、それぞれの役割等の説明がされている。また、展示ホール内には2階があり、休憩コーナーになっていて、やや上部から展示物を見ることができる。
展示ホールの一画には幅16.2m、高さ9.4mの大型スクリーンがあり、4つのお祭りを臨場感あふれる映像で流しているほか、30分に一度の割合でスクリーンを用いて、各お祭りを疑似体験(各約10分)できる[2][3][7]。
入館するとすぐの無料ゾーンである。開放的なエントランスの天井から七尾市で行われている数多くの祭礼を垂れ幕(バナー)で紹介しているほか、石崎奉燈祭の小奉燈、ミニ奉燈、田鶴浜の住吉神社春の祭礼(住吉大祭)の浜山とよばれる山車等の展示をしている。また、総合案内(受付)、七尾市の祭りや、観光施設を紹介する情報発信コーナー、無料休憩コーナー、グッズ(お土産)ショップなどがある。
和倉温泉観光会館時代より引き継いだものである。各施設の利用は有料となる。
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