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日本の女性実業家 ウィキペディアから
元谷 芙美子(もとや ふみこ、1947年7月8日 - )は、日本の実業家、歌手。 アパホテル株式会社取締役社長。株式会社SHIFT社外取締役。株式会社ティーケーピー社外取締役。
本人の話では、「『のしイカ』みたいにしんなりして出てきた。」未熟児として生まれ間もなく死ぬだろうと周囲に思われたが、なんとか生き延びる。1歳のときに福井地震で生家が倒壊したが、気絶して倒れたところに落ちてきた観音開きになった仏壇に守られて助かる。元谷はこれらの出来事から、「1歳までに2回死にかけて、すでに一生分の厄落としをしてる」と考えている[2][3]。
お茶の水女子大学に進学すること、学校教員になることを夢見ていたが[4]、父親が鉛中毒で倒れたため、福井県立藤島高等学校卒業[5]後は福井信用金庫に就職[1]。北陸に拠点を置く金融機関の労働組合の会合にて、小松信用金庫(現在のはくさん信用金庫)に勤務していた元谷外志雄と知り合い、1970年に結婚[3]。1971年、夫・外志雄が起業した信金開発株式会社(現アパ株式会社)の取締役を経て、1994年、アパホテル株式会社取締役社長に就任した[1]。
講演を行ったり、「強運」を売る「ふみこ携帯ストラップ」を作り自社ホテルで販売するなど、自社の広告塔として活動[6]。「私が社長です」のキャッチコピー、派手な帽子とミニスカートレディーススーツの“正装”風の姿、メディアへの大量露出で有名社長となる[6]。アパグループで販売する「アパ社長カレー」でも、その姿がパッケージに大きく印刷されている。
社長業の傍ら、長年の夢であった大学進学を決意。2001年、法政大学人間環境学部入学[1]、2005年卒業。法政大学在学中、秘書にノートを取らせる事が問題となり、同席しないよう指導を受けた。また、ホテルの優待券を配布する事もあった。早稲田大学大学院公共経営研究科に入学、2006年3月に公共経営修士(専門職)を取得、同年博士課程に進学した[3]。2011年、博士課程を単位取得退学した[4][7]。 東京国際大学客員教授[4]。
2016年3月に、歌手として自らが作詞し歌った「能登の夜叉」でCDデビューを果たした[8]。2021年ティーケーピー取締役[9]。
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