佐和田町
日本の新潟県佐渡郡にあった町 ウィキペディアから
日本の新潟県佐渡郡にあった町 ウィキペディアから
佐和田町(さわたまち)は、かつて新潟県佐渡郡に属していた町。佐渡島内の陸上交通の要衝であり、経済の中心のひとつであった[2]。2004年(平成16年)3月1日、佐渡地方全域の合併で佐渡市が発足し、佐和田町は廃止された。
さわたまち 佐和田町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
廃止日 | 2004年3月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 両津市、佐渡郡相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村 → 佐渡市 | ||||
現在の自治体 | 佐渡市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
都道府県 | 新潟県 | ||||
郡 | 佐渡郡 | ||||
市町村コード | 15602-7 | ||||
面積 |
47.7 km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
9,909人 (2004年1月31日) | ||||
隣接自治体 | 相川町、金井町、真野町 | ||||
町の木 | マツ[1] | ||||
町の花 | キク[1] | ||||
佐和田町役場 | |||||
所在地 |
〒952-1393 新潟県佐渡郡佐和田町大字河原田本町394[1] (現在の佐渡市佐和田支所) | ||||
外部リンク | 佐和田町 公式ウェブサイト(2004年1月15日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project | ||||
座標 | 北緯37度59分54秒 東経138度19分19秒 | ||||
ウィキプロジェクト |
地元では「さわだ」と濁って発音されることも多く、店名などで「さわだ」の表現が使用されることも見られる。
国仲平野の西部に位置しており、真野湾に面していた。沿岸部には真野新町から沢根に至る八幡砂丘が広がる[3]。町域の北西部は大佐渡山地の一部であり、鶴子銀山があった。
町の中心である河原田は中世の河原田城の城下町を起源としており、近世には相川と小木を結ぶ金銀輸送ルート「相川往還」と両津への街道が分岐する交通の要衝として発展し、相川に次ぐ商業の集積地となっていた[3]。
片持ち式アーケードが架かる商店街が河原田にあるほか、ロードサイド型の店舗が集積しており、島内のスーパーマーケットのほか大手資本チェーン店等が数多く並ぶ。
1999年の調査では常住地における購買率が佐渡島内10市町村で最高であり、購買力の流出が最も小さかった。島内全域から佐和田町に買い物客が訪れていた[6]。
昭和30年代には映画館の入江座があった[7]。
町内には新潟交通佐渡の本社を兼ねるバスターミナル「佐和田バスステーション」があり、各方面のバスが集結する場となっていた。
国道350号が、北東の金井町から入って海岸で南東方向に曲がり、真野町へ抜けた。西の相川町にも道路が通じた。町の西の境を走る大佐渡スカイラインは、金井町と相川町を結んでいた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.