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モグラ科の動物の一種 ウィキペディアから
ヒミズ(日不見、日見ず 学名:Urotrichus talpoides)は、真無盲腸目モグラ科に分類される哺乳類。
ヒミズ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Urotrichus talpoides Temminck, 1841 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒミズ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Japanese shrew-mole | |||||||||||||||||||||||||||
生息域 |
頭胴長が89-104mm、尾長が27-38mm、後足長が13.8-16mm、体重が14.5-25.5gになる。いわゆるモグラに比べると小型で、長い尾をもつ。モグラによく似ているが、土を掘り進むために使う前足が小さい。体毛は背面が黒色か黒褐色で光沢がある。腹面はやや淡色になる。尾は太く棍棒状で頭胴長の1/3の長さがあり、先端部には比較的長いブラシ状の毛があるが、根本はピンク色の皮膚が露出する。なお、尾骨はたがいに癒着し、1本の骨のようになっている。上顎の第1切歯は非常に大きく、先端が尖る。
低山帯の森林や草原の落ち葉の下に生息する。他のモグラとは異なり長大なモグラ塚を作ることはなく、落ち葉の下に浅い溝のようなものを掘って生活している[1]。
夜間には地表を歩き、半地中生活をしている。夜になると地上を徘徊することもあるが、日光が照る所には出てこない。「日見ず」という和名もここに由来する。
食性は雑食性で、昆虫類、クモ、ムカデ、ミミズなどの小型土壌動物や植物の種子や果実を食べ[2]、小麦粉や大豆、大麦などで採集することができる[3]。 いっぽう、天敵はニホンアナグマ、テン、イノシシ、トビ、フクロウ、モズ、ジムグリなどである。ただし死んだヒミズは臭いが強く、死骸を食べる動物は少ないといわれる。
繁殖期は春であるが、一部の個体は秋にも繁殖する。1回に1-6頭の仔を産む。寿命は約3年である。
ヒメヒミズ Dymecodon pilirostris True, 1886
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