Loading AI tools
シソ科の属 ウィキペディアから
オドリコソウ属(オドリコソウぞく、学名:Lamium、和名漢字表記:踊子草属)は、シソ科の属の1つ[1][3]。
オドリコソウ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Lamium L.[1][2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Lamium purpureum L.[2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
オドリコソウ属(踊子草属)[3][4] | ||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
一年草、越年草または多年草。葉は対生し、葉の縁に鋸歯があるか、葉身は掌状に浅裂または中裂し、ときにやや深裂する。花は、茎の上部の葉腋に多数の花を集めて輪散花序をつける。萼は筒状または倒円錐状鐘形で5脈あり、裂片はほぼ等しく5裂する。萼に中間脈があり10脈となる種もある。花冠は唇形となり、花冠筒部は長く基部でやや背面に傾斜またはやや上面に曲がり、筒部の前面がふくらんで斜上する。上唇は先端が前面方向に曲がって、いちじるしくかぶと状になり、下唇は3裂して開出し、中央裂片は大きく、基部は細く先端は2裂し、側裂片は短く、三角形の突起状となるか縁に1-2個の鋸歯がある。雄蕊は4個あって、2個ずつ対をなし、下側の対が長く、花冠上唇の内側に沿って斜上する。雌蕊は1個で、柱頭は2裂し、裂片は同長または不等長となる。果実は3稜形の分果で、平滑となるかまたは細かい突起がある[1]。
約24種が、ユーラシアとアフリカの温帯にある。日本には自生種のオドリコソウと史前帰化植物と考えられているホトケノザがある。また、数種のヨーロッパ原産の種が帰化し、あるいは観賞用として栽培されている種が逸出している[1]。
最近の分子系統解析の結果、従来、本属に含められていたヤマジオウ、ヒメキセワタおよびマネキグサは、別属とされ、それぞれヤマジオウ属 (Ajugoides Makino) 、ヒメキセワタ属 (Matsumurella Makino) およびマネキグサ属 (Loxocalyx Hemsl.) とされた[1][5][6][7]。
学名は、The Plant Listによる。
和名オドリコソウ属の「オドリコソウ」は、本属の日本における代表的な種である。
属名 Lamium は、古ラテン語で イラクサに似た植物名。また、一説にギリシャ語で laimos(のど)からなる語で、花冠の筒部が長くてのど状に見えることによる[4]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.