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マネキグサ(招草、学名:Loxocalyx ambiguus (Makino) Makino)は、シソ科マネキグサ属の多年草。別名はヤマキセワタ[2]。オドリコソウ属に分類されることもある[2]。
茎の断面は四角で[2]、高さが40-70 cm[4]。地下茎は細い[2]。葉はまばらに対生し[4]、下部の葉は心形、中央部の葉は三角状広卵形またはやや円形、上部の葉は卵形、長さ3-7 cm、幅2-6.5 cmで粗くて大きな鋸葉がある[2]。花期は8-9月、葉腋に1-3個の花を付ける[4]。花の長さは1.8-2 cm、暗紅紫色で縁は白い[4]、花冠の下唇は3裂する[2]。和名は花を招き猫の手に見立てたことに由来する[4][5]。
日本では環境省により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている[6][注釈 1][7]。森林の伐採[8][9][10]、林道工事[11][12]、ダム建設[13]、自然遷移[13]、園芸目的の採集などにより、減少傾向にある[7]。
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
また以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[14]。北九州国定公園[15]などの指定植物であり、採集は禁止されている。
マネキグサ属(学名:Loxocalyx )はシソ科の一属。以下の種が含まれている。日本には本種のみを産する。
ただし、この種は長くオドリコソウ属に所属させられてきた。その場合の学名は以下の通り[2]。
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