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日本の漫画作品、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
『青のミブロ』(あおのミブロ)は、安田剛士による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2021年46号から連載中[1]。幕末の京都が舞台となっている[1]。少年の視点から新選組を描いた作品[2]。「ミブロ(壬生浪)」とは新選組の前身である壬生浪士組(みぶろうしぐみ)の通称である[3]。
青のミブロ | |
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ジャンル | 歴史漫画[1]、少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 安田剛士 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | 講談社コミックス |
発表号 | 2021年46号 - |
発表期間 | 2021年10月13日[1] - |
巻数 | 第一部:全14巻 第二部:既刊2巻 (2024年11月15日現在) |
話数 | 全122話(第一部) |
アニメ | |
原作 | 安田剛士 |
監督 | 羽原久美子 |
シリーズ構成 | 猪原健太 |
キャラクターデザイン | 大場優子、西田美弥子 |
音楽 | 林ゆうき |
アニメーション制作 | MAHO FILM |
製作 | 「青のミブロ」製作委員会 |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 2024年10月19日 - |
舞台 | |
原作 | 安田剛士 |
脚本 | 西田大輔 |
演出 | 西田大輔 |
制作 | 講談社、DisGOONie Office ENDLESS、読売テレビ |
製作 | 舞台『青のミブロ』製作委員会 |
上演劇場 | 東京:EX THEATER ROPPONGI 京都:京都劇場 |
上演期間 | 東京:2025年4月11日 - 20日 京都:2025年4月25日 - 27日 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ・舞台芸術 |
2021年9月8日発売の『週刊少年マガジン』41号にて、作者の安田が短期集中連載していた『PAUSE -ポーズ-』が完結した[4]。それと同時に同号にて、本作の連載が開始されることが発表され、安田によるネームも公開された[4]。同年10月13日発売の同誌46号にて、連載を開始[1]。
2022年6月には、本作の聖地である京都でスタンプラリーを開催[5]。東映太秦映画村とコラボレートも実施された[5]。
『週刊少年マガジン』2024年20号掲載の第122話で第一部が終了し[6]、同年21・22合併号からは近藤勇が実権を握り隊名を「壬生浪士組」から「新選組」と改め再出発した第二部『青のミブロ-新選組編-』を開始[7][8]。
2024年10月19日よりテレビアニメが放送中[9]。
激動の幕末を生き抜き剣術道場の師範となった元新選組隊士の老人・永倉新八は、教え子である子どもたちから新選組の話をせがまれていた。そこで彼は、今まで誰にも話していないとっておきを披露することにする。決して歴史には残らないであろう三匹の狼、ちりぬ にお、田中太郎、斎藤はじめの物語である。
時は文久三年三月(1863年)、まだ新選組が壬生浪士組だった頃。京都の団子屋「ちりぬ屋」で婆ちゃん・妹と共に暮らす心優しき少年におが、客として訪れた壬生浪(ミブロ)の土方歳三と沖田総司の2人と出会うところから物語は始まる。
土方の誘いでミブロの屯所である壬生村の八木邸に身を寄せることになったにおは、荒々しいエネルギーを持て余す隊士たちに圧倒されつつも隊の一員として認められ、他の2匹の狼である田中太郎、斎藤はじめとも仲を深めていく。
そんなある日、会津藩より壬生浪士組を支援してもよいとの話が持ち掛けられる。禄も無く八木家に居候している彼らにとっては願っても無い好機だったが、その条件として会津藩士を狙う5人の暗殺者を始末することを命じられる。無法者には無法者を、という会津側の思惑だったが、ミブロは会津藩を3か月間苦しめた刺客たちをわずか2日で片づけ力を示し、藩主である京都守護職・松平容保に気に入られ正式に会津藩預かりとして認められる。
におの提案で揃いの羽織を作ることになった壬生浪士組。その紋様と柄を婆ちゃんに描いてもらうため、実家のちりぬ屋に戻ったにお達三匹の狼は、団子屋の手伝いをさせられることになる。におだけでなく、太郎・はじめも殺伐としたミブロの生活で忘れかけていた家族の温かさを久しぶりに感じていた。そんな中、ちりぬ屋を「菊千代」と名乗る一人の少年が訪れる。彼の命を狙い店を訪れた男「直純」をなんとか店外に撃退したにお達だったが、店の前に直純が居座っているためうかつに外に出ることができない。戻らないのを不審に思った土方、沖田、藤堂平助が訪れ合流できたものの、店は多数の敵に囲まれており不利な状況は変わらない。菊千代の正体は、二条城にいるはずの将軍・徳川家茂だった。京の市井の人々をお忍びで視察していた家茂は、直純率いる謎の集団に襲われて供から逸れてしまい、たまたま目の前にあったちりぬ屋に逃げ込んだのである。「将軍の警護」という壬生浪士組本来の使命を果たすべく、婆ちゃんも含めた6名が2組に分かれて店を出て敵をおびき寄せ、京の地理に詳しいにおが家茂を二条城へ連れ出す作戦は成功したかと思われたが、直純だけは店内に落とした愛刀を回収するため店に入り、策は破綻する。
将軍暗殺の理由をにおに問われた直純は「血の立志団」と名乗り、徳川の世になって居場所を亡くした武士の世を復活させることが目的だと告げる。将軍が死ねば再び世は乱れ、争いの時代が始まる。そのような時代を認められないにおはボロボロになりながらも直純を足止めし家茂を逃がそうとするが、におを見捨てることができなかった家茂は戻ってきてしまう。だが、時間稼ぎの結果土方がその場に間に合い、家茂を二条城へと逃がすことに成功。直純と土方の戦いも双方の援軍が戦いの場に訪れたことで決着は先送りにすることになる。
そしてミブロを標的とした血の立志団は「今宵鴨川にかかる7つの橋を落とし京の町を火の海にする」との挑戦状を送り付ける。かくして、血の立志団と壬生浪士組の全面対決が始まった。
声の項はテレビアニメ版における声優、演の項は舞台版におけるキャスト。
通称“壬生浪”(みぶろ)[10]。人々から嫌われている浪士集団[2]。
京都出身で、それぞれの事情でミブロに身を寄せることになった少年たち。
近藤勇が当主を務めていた江戸の剣術道場試衛館の出身者を中心とした一派。
芹沢をリーダーとする水戸藩から来た一派。
会津藩士を襲い、亡骸から両目を抜き去る5人の刺客。
それぞれの理由で社会的な居場所を失った武士出身者によって構成される集団。思想は関係なく、現在の徳川の治世を破壊することのみが目的。
日本出版販売が発表した「2022年、最初の四半期で最も売れた“第1巻”」で第19位を獲得[24]。
2022年講談社次世代ヒットまんが大賞で2位を獲得[25]。
2024年10月より読売テレビ・日本テレビ系列にて放送中[9]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | 壬生浪と少年 | 猪原健太 | 羽原久美子 |
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| 2024年 10月19日 |
第2話 | 泣いていい世界 | もりたけし | 日下直義 |
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| 10月26日 | |
第3話 | 魂の在り処 | 大薮恭平 |
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| 11月2日 | ||
第4話 | 敵の名前 | 伊神貴世 | 大久保富彦 |
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| 11月9日 | |
第5話 | 志は一つ | 羽良俊馬 | どじゃがげん | 日下直義 |
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| 11月16日 |
第6話 | それぞれの正義 | 猪原健太 | もりたけし | 又野弘道 |
| 出口花穂 | 11月23日 |
第7話 | 矜持 | 伊神貴世 | 飯村正之 |
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| 11月30日 | |
第8話 | 掌 | 岡田邦彦 | どじゃがげん | 日下直義 |
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| 12月7日 |
第9話 | 宝 | 羽良俊馬 | 大久保富彦 |
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| 12月14日 | |
第10話 | 最弱の将軍 | 猪原健太 | もりたけし | 大薮恭平 |
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| 12月21日 |
第11話 | 真の強さ | 岡田邦彦 | 粟井重紀 |
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| 12月28日 | |
第12話 | 八つの頭 | 伊神貴世 | どじゃがげん | 日下直義 |
|
| 2025年 1月4日 |
第13話 | 同じ夢を描いて | 猪原健太 | 飯村正之 |
| 1月11日 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
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2024年10月19日 | 土曜 18:00 更新 | 見放題配信 | |
見逃し配信 | |||
2024年10月23日 | 水曜 18:00 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
| 最新話期間限定無料配信 | ||
水曜 18:00 更新(第1話) 土曜 18:00 以降順次更新(第2話以降) |
レンタル配信 |
巻 | 発売日[46] | 収録話 | 規格品番 | ||
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BD限定版 | DVD限定版 | ||||
1 | 2025年2月26日予定 | 第1話 - 第12話 | ANZX-17271〜4 | ANZB-17271〜4 | |
2 | 2025年6月25日予定 | 第13話 - 第24話 | ANZX-17275〜8 | ANZB-17275〜8 |
読売テレビ制作・日本テレビ系列 土曜 17:30 - 18:00 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
青のミブロ
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キャラクターイメージの腕時計[47]
2025年4月11日から20日まで東京都のEX THEATER ROPPONGI、同年4月25日から27日まで京都府の京都劇場にて上演予定[12]。
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