赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(あかずきん、たびのとちゅうでしたいとであう)は、青柳碧人による日本ミステリ小説[1]2020年8月19日双葉社から刊行され[1]、のち2022年8月4日に文庫化された[2]

概要 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。, 著者 ...
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
著者 青柳碧人
発行日 2020年8月19日
発行元 双葉社
ジャンル ミステリ小説
日本
言語 日本語
形態 四六判
文庫本
ページ数 288(四六判)
336(文庫本)
公式サイト futabasha.co.jp
コード ISBN 978-4-575-24289-8}
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日本昔話をミステリで読み解きベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースに取り組んだ連作短編ミステリ。主人公の「赤ずきん」が旅を続ける中「シンデレラ」や「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」など、おとぎ話でおなじみの人物と出会って次々と事件に遭遇するも、それらを解決していくお話である[1]

好評を受け2022年10月には第2弾『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』が出版された。そちらでは赤ずきんが道中で出会った「ピノキオ」をパートナーに「白雪姫と七人のこびと」「ハーメルンの笛吹き男」「ブレーメンの音楽隊」「三匹の子豚」を題材にした謎を解き明かしていく。

書誌情報

  • 青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
    収録内容:第1章 ガラスの靴の共犯者 / 第2章 甘い密室の崩壊 / 第3章 眠れる森の秘密たち / 第4章 少女よ、野望のマッチを灯せ
  • 青柳碧人『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』
    収録内容:第1幕 目撃者は木偶の坊 / 第2幕 女たちの毒リンゴ / 第3幕 ハーメルンの最終審判 / 第4幕 なかよし子豚の三つ密室
  • 青柳碧人『赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。』
    収録内容:第1章 アラジンと魔法のアリバイ / 第2章 アリババと首吊り盗賊 / 第3章 シンドバッドと三つ子の事件 / 第4章 アラビアの夜にミステリは尽きず

映画

要約
視点
概要 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。, 監督 ...
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
Once upon a Crime
監督 福田雄一
脚本 鎌田哲生
福田雄一
原作 青柳碧人
製作総指揮 佐藤善宏
ナレーター 村岡希美
出演者 橋本環奈
新木優子
岩田剛典
夏菜
若月佑美
桐谷美玲
ムロツヨシ
加治将樹
長谷川朝晴
犬飼貴丈
山本美月
キムラ緑子
真矢ミキ
佐藤二朗
音楽 瀬川英史
信澤宣明
酒井麻由佳
主題歌 SEKAI NO OWARI「タイムマシン」
撮影 高橋創
編集 臼杵恵里
制作会社 クレデウス
配給 Netflix
公開 2023年9月14日
上映時間 107分
製作国 日本
言語 日本語
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原作本の第1章「ガラスの靴の共犯者」を実写化し、2023年9月14日よりNetflixにて全世界同時配信。監督は福田雄一[8]、主演の赤ずきんは橋本環奈[9]。配信開始後に日本とマレーシアで1位、ブラジル、ドイツ、イタリア、スペイン、香港、シンガポール、タイなど51の国と地域でもトップ10入りを果たし、週間グローバルTop10(非英語映画)で日本映画初となる1位に輝いた[10][11]

キャスト

スタッフ

漫画

月刊アクション』(双葉社)にて、2023年3月号から2024年4月号まで連載[21][22]。漫画はたなかのかが担当[21]。同誌の休刊に伴い、『webアクション』(同社)への移籍が発表[22]、2024年4月16日から連載再開された[23]

脚注

外部リンク

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