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瀧川 鯉朝(たきがわ りちょう)は落語の名跡。滝川鯉朝とも表記。古くは三遊亭鯉朝として名乗っていた。
瀧川 鯉朝(たきがわ りちょう、1968年1月30日 - )は、高知県高知市出身の落語家。東京デザイナー学院出身。血液型はB型。
愛称は「昆虫くん」(小柄な体格と不審な挙動から、兄弟子である春風亭昇太によって命名)。
真っ当な古典落語とともに、ブラックでマニアックな新作落語も得意とする。
橘左近に寄席文字を指導され、余芸とは思えぬ腕前を持っている。
テレビドラマ『タイガー&ドラゴン』では出囃子の制作、演奏に参加。劇中の落語の指導助手を務めた。
同郷の漫画家横山隆一に直接描いてもらったキャラクター「フクちゃん」を手拭の柄にしている。また漫画家川島よしおとも親交があり、落語会のチラシなどを描いてもらっている。また、と学会との親交も深く、真打披露興行の際には、と学会から贈られた紋章入りの幔幕を背景に高座を務め、これをきっかけに同会に入会している。
同じく同郷の漫画家西原理恵子のファンであり、トークショーの司会を務めた縁で、真打昇進時に作成した手拭の柄を描いてもらっている。
高知県出身の初の真打。
真打昇進と同時に名前が変わることを母親に電話報告したところ、『お前の取柄は春風亭という名前(亭号)“だけ”だったのに、なぜそれを棄てるのか』と嘆かれた(本人談)。
2006年3月26日放送の「笑点」(日本テレビ)で、落語協会5名、落語芸術協会3名の合同で真打昇進披露口上が放送され、鯉朝を含む落語芸術協会の3人はなぜかその場で組体操を披露した(鯉朝以外の昇進者は、落語協会から柳家獅堂、林家久蔵、柳家三三、6代目柳亭左龍、3代目柳家甚語楼[1]。落語芸術協会から春風亭柳之助、春風亭昇乃進)。
2006年4月16日の真打昇進時のパーティーは客船ロイヤルウイングで行われ、落語界初の船上パーティーとなった。また、昇進直後の5月6日にインボイス西武ドームで行われた西武ライオンズ対ソフトバンクホークス戦では「高知デー」ということで黒紋付姿で始球式を行った[2]。
上方落語家とも親交が深く、彦八まつり(上方落語協会主催)に、毎年東京の落語家団体(落語芸術協会)所属の落語家として参加している唯一の落語家であり[3]、芸協らくごまつりにも反映させている。
2014年、兵庫県の知人から上方落語用の見台の無償提供を受け、新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場に見台を寄贈している[4]。
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