森田 たま(もりた たま、1894年12月19日 - 1970年10月30日)は昭和期の小説家・随筆家。 元参議院議員(1期)。北海道出身者初の女性作家。位階は従四位。長女はデザイナーの森田麗子、息子に映画プロデューサー森田信。
- もめん随筆(正1936年、続1937年)のち新潮文庫、中公文庫
- 貞女(随筆、中央公論社、1937年)
- 随筆きぬた(中央公論社、1938年)
- 随筆竹(中央公論社、1939年)
- 鉛の兵隊(童話、中央公論社、1939年)
- 桃李の径(少女小説集、実業之日本社、1939年)
- 花菖蒲(短篇集、竹村書房、1939年)
- 石狩少女(長篇小説、実業之日本社、1940年)
- 随筆歳時記(中央公論社、1940年)
- 楊柳歌(詩集、甲鳥書林、1941年)
- 招かれぬ客(実業之日本社、1941年)
- 双蝶(有光社、1941年)
- 少女小説 踊り子(実業之日本社、1942年)
- 秋茄子(実業之日本社、1942年)
- 私のアンデルセン(中央公論社、1942年)
- 針線余事(中央公論社、1942年)
- はるなつあきふゆ(錦城出版社、1943年)
- ホテルの人々(東寶書店、1943年)
- 婦女讀本(生活社、1943年)
- 随筆ゆく道(共立書房、1946年)
- 幸福の銀貨(国立書院、1947年)
- 菜園随筆(大地書房、1947年)
- 紅梅少女(湘南書房、1948年)
- 今昔(暮しの手帖社、1951年/2005年復刊)
- 踊り子草(ポプラ社、1953年)
- きもの随筆(文芸春秋新社、1954年)
- 雲の上の散歩(ひまわり社、1955年)
- ヨーロッパ随筆(寶文館、1955年)
- ふるさと随筆(寶文館、1955年)
- 苔桃(東方新書、1955年)
- 随筆ふるさとの味(講談社、1956年)
- 新粧(小説、講談社ロマンブックス、1956年)
- ゆき(美和書院、1956年)
- 柳の芽(美和書院、1956年)
- きものおぼえ書(講談社、1957年)
- 押絵の女(東方社、1958年)
- 第三の火(小説、講談社ロマンブックス、1958年)
- 待つ(文藝春秋新社、1959年)
- 絹の随筆(講談社、1961年)
- きもの草子(牧羊社、1961年)
- をんな随筆(講談社、1962年)
- としまあず(小説、講談社ロマンブックス、1962年)
- ぎゐん随筆(講談社、1964年)
- 随筆をんなの旅(鹿島研究所出版会、1967年)
- きもの歳時記(読売新聞社、1969年)
- 森田たま随筆全集全3巻(講談社、1972年)
- 森田たま随筆珠玉選1‐3(ぺりかん社、1982年)
- 『わたしの森田たま』東京文化センター。
- 岩下保『在りし日の森田たまさんと国語の諸問題』八峯叢書。
- 『森田たまと素木しづ──しなやかに煌めく感性のかたち』北海道立文学館。
- 『札幌人名事典』(札幌市教育委員会編、札幌市発行、さっぽろ文庫66、1993年)
- 『北海道人物・人材情報リスト 2004 な-わ』(日外アソシエーツ編集・発行、2004年)