森上駅
愛知県稲沢市にある名古屋鉄道の駅 ウィキペディアから
愛知県稲沢市にある名古屋鉄道の駅 ウィキペディアから
森上駅(もりかみえき)は、愛知県稲沢市祖父江町森上本郷にある、名古屋鉄道尾西線の駅である。駅番号はBS06。稲沢市西部の主要駅であり、旧祖父江町の代表駅である。
1943年(昭和18年)発行の名鉄路線案内では萩原駅・丸渕駅と共に尾西線内において準主要駅とされており、特急が存在した時代は特急停車駅であった。現在でも、名鉄株主優待冊子において、主要駅路線図内に駅名が記載されている。
かつては、同市内の木曽川沿いにある旧三興製紙(現在の王子マテリア祖父江工場)までの専用鉄道が分岐していた[1]。
2007年(平成19年)にはそれまでの駅舎(1939年(昭和14年)5月築)を取り壊し新駅舎が建てられた。2台の自動改札ではICカードmanacaが利用可能。
2021年(令和3年)10月30日のダイヤ改正にて名鉄一宮始発・当駅止まり、当駅始発・名鉄一宮止まりの定期列車が日中と夜間時間帯に設定された。また、尾張津島天王祭開催時は当駅始発列車が津島駅発として延長運転の形で数本設定される。
2024年(令和6年)4月13日付で終日無人化となり、名鉄一宮 - 津島間での有人駅は無くなった。
島式と片面による2面3線のホームを持つ地上駅で、駅集中管理システムを導入した無人駅である。かつては津島駅 - 名鉄一宮駅間では唯一の終日有人駅であった。駅そのものは単線上の駅だが、この駅のすぐ南の場内信号のあたりから南方面の津島駅の場内までは複線化されている(駅まで複線化しなかったのは用地が確保できなかったため)。
1番線は6両、2・3番線は4両に対応。1番線は営業列車には使用せず、普段は留置線として使用されている[7]。かつては1番線も両方面に繋がっていたが、現在は津島方面しか発着できない[8][9]。2021年(令和3年)10月30日の改正で10時〜14時台に設定された名鉄一宮発森上行きは3番線に停車後、始発の名鉄一宮行きとして折り返す。
改札口は1番線ホームの津島寄りに1箇所あり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[10])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。
駅自動放送が導入されている。ホームにトイレ設置済み。駅舎外にロータリーが整備されておりタクシー乗り場、駐車場(有料)、自転車置き場(無料)、自動販売機がある。また、国府宮駅同様、駅務室に稲沢市のマスコットキャラいなッピーのぬいぐるみが設置されている。
← 名鉄一宮方面 |
→ 津島方面 |
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凡例 出典:[8][9] 破線は旧配線。かつては1番線も一宮方面と繋がっていた[9]。 |
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2004年 | 2,849 |
2005年 | 2,910 |
2006年 | 2,963 |
2007年 | 3,061 |
2008年 | 3,179 |
2009年 | 3,167 |
2010年 | 3,149 |
2011年 | 3,245 |
2012年 | 3,210 |
2013年 | 3,269 |
2014年 | 3,111 |
2015年 | 3,165 |
2016年 | 3,147 |
2017年 | 3,194 |
2018年 | 3,120 |
2019年 | 3,062 |
2020年 | 2,507 |
愛知県立杏和高等学校が開校した2005年(平成17年)以降通学利用者が増加、近年の乗降者平均数は3,000人台となっている。乗客の流動は概ね当駅を境に変わり、当駅以北の利用客は名鉄一宮駅方面へ向かうことが多い。日中に当駅から津島方面へ向かう利用客は少ないため2021年(令和3年)10月より津島方面へ向かう普通列車は半減している。
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