新潟県生まれ。
放送倫理・番組向上機構(放送と青少年に関する委員会(青少年委員会))委員長も務めた。
2023年2月12日、死去[2]。
- 日本保育学会倉橋賞(日本保育学会 1957年)
- 高山賞佳作(児童文学者協会 1962年)
- 保育学文献賞(日本保育学会 1983年)
- 日本児童文学学会研究奨励賞(日本児童文学学会 1985年)
- 日本児童文学学会賞(日本児童文学学会 1990年)
- 2007年秋、瑞宝重光章受勲
単著
- 『子どもたちのいる宇宙』三省堂 1980年
- 『異文化としての子ども』紀伊国屋書店、1982 のちちくま学芸文庫 1992年
- 『子どもの領野から』人文書院 1983年
- 『少女浮遊』青土社 1986年
- 『子どもという主題』大和書房 1987年
- 『子別れのフォークロア』勁草書房 1988年
- 『オフィーリアの系譜 あるいは、死と乙女の戯れ』弘文堂 1989
- 『フィクションとしての子ども』(ノマド叢書) 新曜社 1989年
- 『女学生の系譜――彩色される明治』青土社 1990年
- 『江戸の娘がたり』朝日新聞社 1992年
- 『少女へのまなざし』日本放送出版協会 1993年
- 『映像の子どもたち――ビデオという覗き窓』人文書院 1995年
- 『交換日記 少女たちの秘密のプレイランド』(今ここに生きる子ども) 岩波書店 1996年
- 『変貌する子ども世界 子どもパワーの光と影』中公新書 1999年
- 『子ども100年のエポック』フレーベル館 2000年
- 『子どもが忌避される時代 なぜ子どもは生まれにくくなったのか』新曜社 2007年
- 『それでも子どもは減っていく』ちくま新書 2009年
- 『ところで軍国少女はどこへ行った』ななみ書房 2019年
共編著
- 『幼稚園の歴史』津守真,久保いと 恒星社厚生閣 1959
- 『人間現象としての保育研究』津守真,松井とし 光生館 1974
- 『保育現象の文化論的展開(人間現象としての保育研究)』津守真共編 光生館 1977年
- 『保育実践講座 第5巻 保育における経験や活動』岡田正章共編著 第一法規出版 1978
- 『わたしたちの「江戸」 <女・子ども>の誕生』森下みさ子、皆川美恵子 新曜社 1985
- 『子どもの発見』小島美子、岩田慶治、竹内敏晴、秋山さと子、山折哲雄 光村図書出版 1985
- 『少女論』青弓社 1988
- 『若者と子供の文化』編著 放送大学(日本放送出版協会)1993年
- 『子どもと若者の文化』編著 放送大学、1997
- 『ものと子どもの文化史』編著 勁草書房 1998年
- 『国立大学改革とお茶の水女子大学のゆくえ』土屋賢二共著 お茶の水学術事業会 2003年
- 大阪国際児童文学館編『日本児童文学大事典』(大日本図書、1993年10月)第2巻「本田和子」の項、139~140頁