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福島県郡山市にある高原 ウィキペディアから
布引高原(ぬのびきこうげん)とは、郡山市内の西部、猪苗代湖南側に広がる会津布引山(標高1081m)[1]を中心とした標高約1080mの台地状の高原である。
布引大根の産地として知られ、高原に広がる畑の風景は北海道の美瑛町近郊の田園風景を連想させる。また、布引高原から見る湖面に磐梯山を映す猪苗代湖の眺望はすばらしい。冬季は深い雪により道路が閉鎖されるため布引高原に人家は無く、耕作は猪苗代湖畔の集落から通って行われている。
農業従事者の高齢化に伴い、最近では当高原でも耕作放棄地が増えつつある。
また、布引高原では、風車33基を備える発電所出力65,980キロワットの国内最大出力(建設当時)の風力発電設備が2006年(平成18年)12月運転開始を目指して電源開発株式会社により計画、建設され、同年11月15日に設備見学会が行われ、翌2007年(平成19年)2月営業運転を開始した[2][3]。
発電用の風車は1基の高さが約100m、羽根の長さが約30mある。発電所の建設に伴い、一帯は郡山布引風の高原と名づけられた。
2011年(平成23年)頃からは、福島ひまわり里親プロジェクトなどでひまわりが数多く植えられるようになり、8月下旬から9月中旬にかけては、約40万本[4]とも言われるひまわりが咲くひまわりの名所として紹介されるようになった。この他、菜の花やコスモスの名所としても紹介されることがある[5]。
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