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宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物 ウィキペディアから
島 大介(しま だいすけ)は、アニメ「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の登場人物。
宇宙戦艦ヤマト航海班長で、ヤマト操舵手。『宇宙戦艦ヤマトIII』ではヤマト副長を兼任。
戦闘班長の古代進とは宇宙戦士訓練学校の同期であり、良き親友。性格は血気盛んな古代と対照的な優等生タイプで、古代よりも精神的には大人の面が強調されていた。古代との対比を強調するため、声も野村信次で既に録音を終えていたところを急遽仲村に差し替えられている[7]。
普段は礼儀正しく温厚で人当たりがよいが、与えられた仕事に対する責任感は人一倍強く、ヤマト航海班長として運行計画の進行と船の安全を常に最優先に考えているため、その障害になっていると見なせば、相手が親友であろうが目上であろうが臆することなく立ち向かっていく気骨を持っているが、その分頑固で融通が利かない部分が目立つことも多い。
家庭は両親と歳の離れた弟の次郎の4人家族。
『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』を初作とする本シリーズでは、初登場時点で訓練生ではなく士官となっており、「ヤマト計画」の前身である「イズモ計画」の選抜メンバーであり、そこからヤマトクルーに抜擢されたという設定が存在する。2178年8月15日生まれで、年齢は『2199』時点で20歳[注 4]に変更されている。また、本作で初めて「沖縄県出身」との設定が付加されたが、それらしさを表す描写は特にはない[注 5]。旧作シリーズと比べると肌の色は若干浅黒く、顔はやや美形になるように注文を受けてデザインされている[11]。
ヤマト航海科所属の航海長、階級は一尉(一等宙尉)。元々は三尉(三等宙尉)で、航海長の候補者がガミラスの空爆を受けて戦死したため、島が二階級特進して航海長を拝命する。また、幼い頃は宇宙商船学校に入り内惑星航路の船員になることを夢見ていたが、父の戦死を受けて同じ宇宙海軍を目指し、航宙軍士官候補生学校に入学したという経緯がある[12]。
任務優先で固い性格だった旧作シリーズに比べると、本作では若干軽い性格をしている。これは、登場人物増加の影響におけるストーリーの群衆劇化により、古代の性格が独断行動に走らないようやや熱血味が抑えられた真面目な性格へ変更されたことから、バランスをとるための変更である[13]。
家族は父の大吾が8年前のガミラスとの初遭遇時に戦死したため、母の沙織と弟の次郎の3人のみという母子家庭である。父を船乗りとして深く尊敬しており、劇中では父の残した言葉を胸に留めている。
アニメ版で弟の名前だった「次郎」という5歳の息子と妻がいるが、古代が撃墜した遊星爆弾で第2宇宙ステーションが破壊され、古代の両親が犠牲になった際、一緒にいて巻き込まれた妻のお腹にいた息子は、出生後に口が利けなくなっている。
『完結編』では島の声優は仲村、ささきのダブルキャストになっており、完成作品では両者の声が混在している[注 8]。この経緯について複数の証言がある。
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