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政治家の「山下真」とは別人です。 |
山下 信(やました まこと)は、NHKの元エグゼクティブアナウンサー、現在は嘱託職。東洋大学非常勤講師。
概要 やました まこと山下 信, プロフィール ...
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愛媛県宇和島市出身。愛媛県立宇和島南高等学校を経て、東洋大学社会学部を卒業後、1975年に入局[1]。
早くからマスコミ業界を志望。大学の一年次より放送サークルに所属し、数多くの司会の経験を積む[2]。
また、大学時代のゼミの指導教授のガイドで、とある新聞社の仕事現場の見学をした事により、アナウンサーになることへの想いを強固にし、三年次よりアナウンススクールにも通学した[2]。
ラジオ深夜便を担当した際、エンディングで必ず『新しい一日、新しい一週間が始まりました。』と発言する。
40年以上にわたるアナウンサー生活の約半分(17年)を福岡県で過ごしたこともあり、福岡を第二のふるさとと公言している[3]。通算で10年を超える福岡局の勤務では、常に平日夕方の時間帯を担当しており、福岡・九州沖縄地区の視聴者に高い人気を誇った。また九州沖縄の報道アナウンス統括も兼ねていた。
特に、2004年度から3年間放送された『情報ワイド福岡いちばん星』では、『福岡夕方ワイド戦争』と呼ばれる熾烈な競争の中で長時間の番組を取り仕切るとともに、多くの若手人材の育成に力を注ぎ、その後全国規模の人気を得る人材も輩出した。
東京アナウンス室に再異動の2008年4月以降も、ラジオを中心として絶えずレギュラー番組を担当している (『ラジオあさいちばん』→『日曜バラエティー』→『ラジオ深夜便』)。 また、非常勤講師として母校東洋大学での講演を、定期的に行っている[4][5]。
趣味は、ジャズ(ビッグバンド)鑑賞と、地域猫を愛でながらのウォーキング[6]、アルミダイキャスト模型(航空機)の収集[7]。
野村正育、道谷眞平ら親しい後輩アナウンサーからは『信(しん)さん』と呼ばれている[8]。
- 2020年度現在、毎週木曜夕から金曜朝までNHKラジオニュースを共に担当している、松本一路(関東甲信越、兼翌朝3、4時の全国ニュースの担当)は、四期下の山下信と共に初任地が北九州局であり、山下の赴任当時の同僚であった[9]。
- 2013年,8月1日に東京国際フォーラムホールAで開催された、クインシー・ジョーンズの32年ぶりの日本公演「The 80th Celebration Live Gala Party」を鑑賞し、23時頃まで盛り上がったステージを堪能した[注釈 1]。
- 木曜夜-金曜朝(全て全国ニュース)【■木曜日|18:00(※プロ野球中継時),20:00,20:55の全国の天気・交通情報,21:00,およそ22:40からの約2分半〜6分(NHKジャーナル 内のニュースコーナー)(※番組休止の時は 22:00 - 22:05),23:00■金曜日|0:00,1:00,2:00,9:00,9:30,10:00】(※木曜日が休日の時は、20:55の全国の天気・交通情報は翌朝3、4時の担当のアナウンサー(新井成吉)が担当) (※金曜日が休日の時は、9:00,9:30,10:00のパート→8:00,8:55の全国の天気・交通情報)
- 現在新井アナと隔週で担当
- 山下信アナが関東のニュースをやるときは、新井アナは休みになり、末田アナや、梅津アナや、その他のアナが全国のニュースを担当する。(現在、南山アナが担当)
- 土曜日 11:50の関東・甲信越の気象・交通情報[注釈 2],12:10 - 12:15の関東・甲信越のニュース・気象情報[注釈 3],14:00の全国のニュース,14:55の関東・甲信越のニュース・気象・交通情報[注釈 4],15:55の全国の気象情報,16:55の関東・甲信越の気象情報[注釈 5]
※太字はレギュラー番組
東京アナウンス室時代(1度目)
テレビ
- NHKモーニングワイド(1991年4月 - 1993年3月)
- なせばなるほど[10](1994年4月7日 - 1995年3月16日。この番組のパネリストだった立川志の輔が、後継番組『ためしてガッテン』では司会となっている)
- 参議院選挙 結果とまとめ[11] (総合)(1992年7月27日)
- アイデア対決ロボットコンテスト[12](総合) (1993年8月20日)
- テレビ人間ドック 〜見つめよう!自分のからだ〜[13] (総合) (1993年10月11日)
- 「コメ部分開放」関連ニュース[14]<※終夜放送>(テレビ・ラジオ同時放送) (1993年12月14日)
- 向井千秋さん 宇宙へ行く[15] (司会) (総合) (1994年7月7日)
ラジオ
- ラジオ公園通り(ラジオ第1)[16](毎週日曜午後7:15 - 8:30)(1993年4月11日 - 1994年4月3日)
- 特集・ラジオ公園通り「やっぱり話してみるもんだ〜留学生と若者たち」(ラジオ第1)[17](1993年3月21日)
福岡放送局時代(1~2度目)、東京アナウンス室時代(2度目)
テレビ
- ライブ'96 博多祇園山笠[23](司会)(全国放送)(1996年7月15日)
- ワイド東京 - BS情報パーク - [24](衛星第1)(1998年8月1日)
- まるごと健康ワイド[25](衛星第2) (1998年10月11日)
- やさしい金融情報[26](衛星第1) (1999年6月19日、7月18日、9月25日、12月25日、2000年3月20日)
- 地球に私ができること[27](衛星第2) (1999年8月2日)
- 博多祇園山笠2000[28](司会)(衛星第2) (2000年7月15日)
- おーい、ニッポン~今日はとことん福岡県 ▽祭り大好き・人情あつあつの8時間生放送 (衛星第2)[29](2003年10月19日)
- 「おめでとう日本一 福岡ダイエーホークス」(衛星第1)[30](2003年10月28日)
- 博多祇園山笠2005(司会)(ローカル生放送)(2005年7月15日)
- 博多祇園山笠2005(司会)(全国放送)[31](アーカイブ)(2005年7月31日)
- 博多祗園山笠2006(司会)(ローカル生放送)(2006年7月15日)
- 日本の祭2006夏「博多祗園山笠」(司会)(衛星第2)(全国放送/アーカイブ)[32](2006年8月25日)
ラジオ
- おめでとう2000年 にっぽん北から南から[33] (2000年1月1日)
- 素敵なはなしことば[34] (ラジオ第2) (2000年1月29日)
→4月から『ラジオあさいちばん』のキャスターとなる山下信が、博多駅前から登場してPRを行った。
東京アナウンス室時代(3度目)
テレビ
- 「NHK福岡80周年 でも、まいにち、新しい。」(総合)[35](2010年12月4日)
- ※開局80周年記念特番。長く「福岡の夕方の顔」だったことから、スペシャルコメンテーターとして呼ばれ、“ふるさと料理人”藤清光とのコンビも1日限りではあったものの復活した。
- NHK福岡開局90年特番「みんなが出るテレビ!生放送SP」(総合)[36][37][38](福岡県のみ)(2020年12月12日)〈13:50 - 16:25〉
- ※福岡局OBのスペシャルゲストとして出演し、コーナー「山下信の北九州市 好いとっと旅」を担当。
ラジオ
- ラジオあさいちばん[39](NHKラジオ第1) (2008年4月 - 2013年3月)
- 日曜バラエティー[40](NHKラジオ第1) (2013年4月 - 2019年3月、司会)
- おめでとう!あさいちばん[41](2013年1月1日)
- 日本のカルテ 希望の国への処方箋 〜今、問われる学力〜 (ラジオ第1)[42] (2008年4月29日)
- 日本のカルテ~希望の国への処方箋[43](ラジオ第1) (2009年1月1日 - 3日)
- ことば力アップ 「ことばエッセイ・放送の現場から~方言の豊かさと楽しさ」[44](ラジオ第2)(2009年3月28日)
- 日本のカルテ~企業スポーツから地域スポーツへ[45](2009年5月05日)
- 2011私のパワーミール 〜元気の出る食卓・いのちの食事〜[46] (ラジオ第1)(2011年1月3日、司会)
- イクメンが世の中を変える〜男性の育児参加が何をもたらすか〜 (ラジオ第1)[47](2011年2月11日、司会)
- ※上記2番組はこの日ラジオ第1の「ラジオあさいちばん」の担当でない週にあたっていたことから特集番組を担当。
※芳野潔アンカーと山下信アンカーによる「アンカーを囲むつどい」[2019年11月2日:山梨県甲斐市にて公開収録]
※徳田章アンカーと山下信アンカーによる「アンカーを囲むつどい」[2020年11月14日:群馬県高崎市・高崎芸術劇場にて公開収録]
出典
“アナウンサー勢揃い”. web.archive.org (2004年6月11日). 2021年5月1日閲覧。
月刊「ラジオ深夜便」2020年10月号. NHKサービスセンター. (2020/10/01). pp. 134-135. ASIN B08H6TTCWP