フランシス・レイ(フランシス・レ)(Francis Lai、1932年4月26日 - 2018年11月7日(死去判明日であり正確な逝去日は不明)[1])は、フランス・ニース出身の作曲家。イタリア系のフランス人。少年期からアコーディオンなどを奏でていた。16歳の時、ニースからパリに上京し、テルトル広場界隈にいた。のちアコーディオン奏者から作曲家に転身。フランスの香り漂うシャンソン風な哀愁を感じさせるメロディーに特徴があり、日本でも親しまれた。
概要 フランシス・レFrancis Lai, 基本情報 ...
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多くの映画音楽を作曲。特にクロード・ルルーシュ監督とのコンビによる作品はよく知られている[1]。また、『恋人たちのメロディー』『愛と哀しみのボレロ』『流れ者』では出演もしている。[要出典]1970年度アカデミー作曲賞受賞(『ある愛の詩』)。
大の飛行機嫌いで、海外公演が少ないことでも知られている。
2018年11月7日、フランスのメディアによって逝去が報道された。ただし正確な逝去日や死因については不明である[1]。
- 男と女 Un homme et une femme(1966年)[1]
- パリのめぐり逢い Vivre pour vivre(1967年)
- 個人教授 (映画) La Leçon particulière(1968年)
- うたかたの恋 Mayerling(1968年)
- 白い恋人たち/グルノーブルの13日 13 jours en France(1968年)[1]
- あの愛をふたたび Un homme qui me plaît(1969年)
- さらば夏の日 Du Soleil Plein Les Yeux (1969年)
- 雨の訪問者 Le Passager de la pluie(1969年)
- 脱走山脈 Hannibal Brooks (1969年)
- 栄光への賭け The Games (1970年)
- 流れ者 Le Voyou (1970年)
- ある愛の詩 Love Story(1970年)[2]
- 狼は天使の匂い La Course du lièvre à travers les champs(1972年)
- 男と女の詩 La Bonne année(1973年)
- 続エマニエル夫人 Emmanuelle 2(1975年)
- 追悼のメロディ Le Corps de mon ennemi(1976年)
- ビリティス Bilitis(1978年)
- 愛と哀しみのボレロ Les Uns et les autres(1981年)
- 聖女伝説(1985年) - 村川透監督作品
- 男と女II Un homme et une femme, 20 ans déjà"(1986年)
- 黒い瞳 Oci ciornie(1987年)
- ラッコ物語(1987年) - 永田貴士監督作品
- 美しすぎて Trop belle pour toi(1989年)
- レ・ミゼラブル Les Misérables(1995年)
- 男と女、嘘つきな関係 Hommes, femmes, mode d'emploi(1996年)
- しあわせ Hasards ou coïncidences(1998年)
- アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)[3](2015年)[2]
シングル
- 白い恋人たち(1968.10.1)
- 愛のレッスン(1969.3.25)
- 脱走山脈(1969)
- 雨の訪問者(1970.3.25)
- さらば夏の日(1970.7.1)
- ある愛の詩(1971.1.25)
- 流れ者のテーマ(1971.2.1)
アルバム
- ダブル・デラックス(1971.2.10)
- フランシス・レイ・プレイズ…(1971.4.1)
- MAX20(1971.5.10)
- ザ・ベスト・フランシス・レイ(1971.9.10)