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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
バキシムは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンA』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣(超獣)。別名は一角超獣。
『ウルトラマンA』第3話「燃えろ! 超獣地獄」に登場。
ヤプールが地球上のイモムシと宇宙生物を合体させて作った超獣[5][6]。手先や鼻から発射するミサイル[出典 3](ロケット弾[1])と手から放つ7万度の火炎[出典 4]、ミサイルになる頭の角[5][6][注釈 1]を武器にするほか、空を破って異次元空間から出現する能力や人間に変身する能力も持つ。
まずはタックアローでパトロール中の南隊員が中森四郎という少年の姿を見かけた直後に空から出現し、近くを飛行していた旅客機を破壊した後、姿を消す。四郎の姿へ変身した後は自ら「ヤプール人だ」と明かし、口や両手の先からダーツ状のロケット弾を放って鬼ヶ谷の村民や四郎の祖父母を殺害し、両手を合わせて放つ赤色レーザーで祖父母の家を炎上させる。四郎の姿ではTACも撹乱し、留守同然で手薄になったTAC基地を襲撃する。ウルトラマンAとの戦いではロケット弾を駆使するが、両手からの火炎放射をウルトラネオバリアで防がれ、発射した角もスラッシュ光線で破壊される。最後はエーススパークを受けて感電し、動きを止められたところにウルトラスラッシュを受け、首を切断されて倒される。
なお、本物の四郎は一連の事件の3日前に東京で両親とともに原因不明の自動車事故で死亡している。
『ウルトラマンメビウス』第24話「復活のヤプール」に登場。
『ウルトラマンA』に登場したバキシムの別個体[注釈 4]であり、GUYSのドキュメントTACにデータが記録されている。復活したヤプール[注釈 5]の指示を受けて行動しており、赤い雨の調査に南沢市の住宅街を訪れたリュウやミライを襲うと、リュウを捕らえてヤプールの怨念体を宿す器とし、その後はGUYSの新型アイテム「GUYSタフブック」に関する実験の最中に突如空を割って現れ、フェニックスネストへの進撃を開始する。照準器の機能を宿した両眼で正確に敵を狙い、頭部の角ミサイル(ユニコーン・ボム[22])、鼻先からの高熱弾、両腕から放つ火炎放射など、初代と同様の豊富な武装や通常の怪獣を超える戦闘力を駆使してウルトラマンメビウスを苦しめるが、最後はメビウスブレイブのメビュームナイトブレード・ブレードオーバーロードによって身体を両断され、倒された。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第5話「暴走の果てに」に登場。
メトロン星人(RB)が操る超獣の1体。レイへの雪辱戦に燃えるメトロン星人の命令で、空を割っての空間転移からの攻撃で惑星ハマーを脱出しようとするペンドラゴンの行く手を阻む。
その後、再び暴走状態に陥ったレイのゴモラと対決する。序盤こそ善戦するものの、レイオニックバースト状態のゴモラには次第に圧倒されていき、最後は零距離超振動波(ゼロシュート)で倒される。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活し、ベリアル配下の怪獣軍団の1体となる[28]。怪獣墓場での決戦ではリトラと戦い、最後は駆けつけたウルトラマンゼロのワイドゼロショットで倒される。
『ウルトラマンギンガS』第5話「仲間と悪魔」に登場。
もとはアンドロイド・ワンゼロがモンスライブして雫が丘を襲い、そこへ現れたウルトラマンギンガを苦しめるが、スパークドールズ内に潜んでいたヤプールが覚醒してワンゼロを追い出し、一度撤退する。その後、ヤプールに再び召喚されて今度はウルトラマンビクトリーと戦いながら、巨大化してギンガストリウムと戦っていたヤプールと合流する。2対2のタッグ戦の末、ビクトリーのビクトリウムシュートで倒される。その後のスパークドールズの行方は描写されていない。
『ウルトラファイトビクトリー』に登場。
ヤプールにより、ベロクロンやドラゴリーと共に惑星グアに送り込まれ、ベロクロンと組んでレオと戦いを繰り広げる。角ミサイルでレオを倒そうとするが、最後はドラゴリーと共にレオとアストラのダブルキックで倒される。
『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』episode 5「あかつき 〜暁〜」からepisode 7「くるる 〜眩る〜」、final episode「まほろば 〜新世界〜」に登場。
当初はクグツの毒によって狂暴化して意志を奪われたクグツバキシムとして登場し、王立惑星カノンの軌道上においてクグツベロクロンと共にウルトラマンコスモスを迎え撃つが、失敗する。その後は地上に降り立ち、カノンの王立防衛軍による攻撃をものともせず大規模な破壊活動を行い、戦神に襲いかかる。駆けつけたオーブ、ダイナ、コスモスとも交戦するが、最終的に倒されることなくサイキによって回収された。
その後、地球での最終決戦にもクグツアーストロンと共に参加し、アーストロン共々コスモスによって命の木の実を与えられてクグツの毒を浄化された後、宇宙へ返された。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第7話「宇宙の黒い影」、第9話「決戦!エースキラー」、NEO第6話「執念のヤプール」に登場。
『A』同様ヤプール人の操る超獣として登場。今までのシリーズ同様、空を割って登場する。バトルナイザー破壊のために送り込まれるが、バトルナイザーの怪獣に奇しくも倒される。その後、第9話ではエースキラーの応援怪獣として登場するが、こちらもエースキラー共々倒される。
『NEO』第6話でもエースキラーと共に登場。エースキラー同様、巨大ヤプールに従えられて現れるが、こちらもバトルナイザーの怪獣に倒される。
ステータスはアタックとパワーが高いがスピードに劣る。必殺技は原作を再現した「角ミサイル」、「火炎放射」、「バルカン連射」である。『NEO』ではスピードゲージがロボット怪獣のものとなっており、サイボーグ怪獣的な扱いをされている。また、NEO第5弾では『メビウス』で見せた高熱ビーム攻撃の「バキシクラッシャー」と、ベロクロンと組むことで発動されるタッグ必殺技「超獣爆撃作戦」が追加された。
『NEO』第7弾で登場する、バキシムの強化版。スタイルは強化前とそれほど変わってはいないものの、バキシムの強化版を強調するかのようなデザインとなっている。全体的に炎をイメージしたようなパーツが加わり、腕にはバーナーのような連射ユニットが着けられ、背中のオレンジ色の結晶体のようなものは棘に、頭部の一角は赤く鋭角的で、強化前の角ミサイルと異なって炎を纏ったブーメランのようになっており、使った直後に戻ってきて何度でも使用できる「一角紅蓮ミサイル」に変化している。
ステータスはバキシムを大きく上回っており、高熱属性攻撃への耐性も身に付けている。必殺技は両腕の連射ユニットから火炎弾を連射する「紅蓮火炎弾」や、一角紅蓮ミサイルに炎を纏って敵を切り裂く「一角紅蓮ミサイル」のほか、両者を組み合わせた「紅蓮コンビネーション」があり、すべて高熱属性必殺技である。
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