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アメリカ合衆国のロックバンド ウィキペディアから
テスラ(Tesla)は、アメリカ合衆国出身のハードロック・バンド。
1980年代のLAメタル(ヘアメタル)ムーブメント期に登場したグループの一つ。全盛期の作品がミリオンセラーに達するなど、大きな成功を収めた。一度解散するが、2000年代に再始動を果たしている。バンド名の由来は、科学者のニコラ・テスラ。
1982年からロックバンド「City Kidd」で活動していたジェフ・キースは、1984年にバンドの再編成を行う。フランク・ハノン、トミー・スキーオ、ブライアン・ウィート、トロイ・ルケッタが新加入し、デビュー直前に「テスラ」と改名。1986年にアルバム『メカニカル・レゾナンス』でデビューする。
2ndアルバム『グレイト・レイディオ・コントラヴァーシー』(1989年)からのシングル「Love Song」は全米10位のヒットとなる。続いて全編アコースティックのライブ・アルバム『ファイヴ・マン・アコースティカル・ジャム』(1990年)を発表し、シングルカットされた「Signs」(ファイブ・マン・エレクトリカル・バンド(英語: Five Man Electrical Band)のカバー曲)が全米8位を記録する大ヒットとなった。このヒットが口火となりアンプラグドがブームとなる。3rdアルバム『サイコティック・サパー』(1991年)まで、アルバムがいずれもミリオンセラーを記録し成功を収めた。
しかし1990年代に入ると、既存のHR/HMスタイルが衰退に向かい、当バンドも影響を免れなかった。 4thアルバム『バスト・ア・ナット』(1994年)をリリース。 1998年の日本再発行の『バスト・ア・ナット』には、レッド・ツェッペリンの『オーシャン』がボーナス・トラックとして収録されている。トミー・スキーオは薬物乱用の闘病のため離脱した。リハビリを終えた後に再び参加するが数ヶ月後に再び離脱した。バンドはしばらくの間、4ピース・バンドとして活動したが、ジェフとスキーオはBAR 7名義のバンドでアルバム『The World Is a Freak』を2000年6月にリリースした。公式サイトのタイムラインでは、解散ではなく、2000年までの6年間を休止(HIATUS)としている。[1]
2000年、デビューしたオリジナルの面々のまま再結成を果たす。10月15日のアルコアリーナ(サクラメント)でのライブ・イベントはソールドアウトとなった。[1] 2002年、2001年に行ったReplugged Reunion Tour を収録した2枚組の『リ・プラグド・ライヴ』をリリースした。
2004年には、10年ぶりの5thアルバム『イントゥ・ザ・ナウ』をリリース。2006年、バンドはトミー・スキーオ以外のメンバーでエレクトリック・サマー・ジャム・ツアーを行った。トミー・スキーオは薬物乱用の理由で脱退し、デイヴ・ルードと交代した。[1]
2007年、自身のレーベル「Tesla Electric Company Recordings」を設立し、翌2008年に6thアルバム『フォーエヴァー・モア』をリリース。その後もメンバーチェンジすることなく、2011年7月12日、初のアコースティック・スタジオ・アルバムTWISTED WIRES & THE ACOUSTIC SESSIONSをリリース[1]、8thアルバム『シンプリシティ』(2014年6月10日)をリリース[2]。
2016年、彼らのロックンロールの30周年を記念して、デフ・レパードとREOスピードワゴンとの大規模な北米サマー・アリーナ・ツアーを開始した。[1]さらに、デビュー作を再現したライブ・アルバム『メカニカル・レゾナンス・ライヴ!』をリリースした[3]。
※2023年6月時点
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