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シャーリー・マクレーン(Shirley MacLaine、本名:Shirley MacLean Beaty、1934年4月24日 - )は、アメリカ合衆国出身の女優である。また自身の神秘体験を描いた著作を多数発表し、ニューエイジの旗手の一人としても知られた。バージニア州リッチモンド出身。俳優のウォーレン・ベイティは弟、サチ・パーカーは娘。
シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本名 | Shirley MacLean Beaty | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1934年4月24日(90歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | バージニア州リッチモンド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 女優、歌手、ダンサー、ライター、活動家 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1955年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 | スティーブ・パーカー (1954-1982) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著名な家族 |
弟 ウォーレン・ベイティ 娘 サチ・パーカー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | shirleymaclaine.com | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『アパートの鍵貸します』(1960年) 『あなただけ今晩は』 『愛と喝采の日々』 『愛と追憶の日々』 『マダム・スザーツカ』 『ココ・シャネル』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハリウッド名声の歩道 |
バレエ学校で学び、16歳でブロードウェイにダンサーとしてデビュー。映画デビューは1955年のアルフレッド・ヒッチコック監督作品『ハリーの災難』。翌年(1956年)の『八十日間世界一周』では主演を務め、作品は第29回アカデミー賞で作品賞を受賞。更に1958年のヴィンセント・ミネリ監督作品『走り来る人々』でも主演を務め、今度は自身が主演女優賞にノミネートされた。
1960年のビリー・ワイルダー監督作品『アパートの鍵貸します』ではジャック・レモンと共演。作品は第33回アカデミー賞で作品賞を受賞し、自身も再び主演女優賞にノミネートされ、ヴェネツィア国際映画祭では女優賞を受賞した。また、1963年の『あなただけ今晩は』でも3度目となる主演女優賞候補となり、ゴールデングローブ賞では上記の2作で主演女優賞を受賞していたものの、アカデミー賞受賞は逃した。
1983年、『愛と追憶の日々』で5度目となるノミネートにして初のアカデミー主演女優賞を受賞。受賞スピーチでは、1950年代から複数回ノミネートされていたのにも関わらず受賞に年月が掛かったため、「私が貰って当然だ」と言い放ち、会場を沸かせた。
ニューエイジ[1]の旗手としても注目された。近代神智学の影響が濃い心霊治療家エドガー・ケイシーの思想や、仏教思想を初めとする東洋文化、霊や宇宙人と交信するというチャネリングなど、ニューエイジを構成する思想に傾倒し広く紹介した。娘であるサチ・パーカーの名前は小森和子によって"blessed child"を意味する日本名「幸子」にちなんで名づけられた。1983年に刊行され世界的なベストセラーとなった『アウト・オン・ア・リム』などの自著で、自身の体外離脱や神秘体験を語っている。
エドガー・ケイシーが唱えた輪廻転生説[2]を支持し、自身の前生はアトランティス大陸の人間で、3500年前のアトランティスの戦士であったラムサと兄弟であったという[3]。ラムサはニューエイジのチャネラーであるJ. Z. ナイトが交信する霊で、シャーリー・マクレーンは『ダンシング・イン・ザ・ライト』でナイトを高く評価しており、一時期支持していた[4][5]。
1959年、日本を襲った伊勢湾台風の際には、義援金を基に日本の福祉団体を通して東海地区の小学校にピアノを寄付した逸話が残る[6]。『青い目の蝶々さん』では日本の谷洋子と共演している
公開年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
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1955 | ハリーの災難 The Trouble With Harry | ジェニファー・ロジャース | |
画家とモデル Artists and Models | ベッシー | ||
1956 | 八十日間世界一周 Around the World in Eighty Days | アウダ姫 | |
1958 | 縄張り The Sheepman | デル・ペイトン | |
花嫁売り込み作戦 The Matchmaker | イレーネ | ||
走り来る人々 Some Came Running | ジニー・ムーアヘッド | ||
1959 | 恋の売込み作戦 Ask Any Girl | メグ | ベルリン国際映画祭 銀熊賞 (女優賞) 受賞 英国アカデミー賞 女優賞(国外) 受賞 |
果てしなき夢 Career | シャロン・ケンジントン | ||
1960 | カンカン Can-Can | シモーヌ | |
アパートの鍵貸します The Apartment | フラン | ヴェネチア国際映画祭 女優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞 英国アカデミー賞 女優賞(国外) 受賞 | |
オーシャンと十一人の仲間 Ocean's Eleven | 酔った女性 | クレジットなし | |
1961 | 凡ては夜に始まる All in a Night's Work | ケイティ・ロビンズ | |
噂の二人 The Children's Hour | マーサ・ドビー | ||
1962 | 青い目の蝶々さん My Geisha | ルーシー・デル/ヨーコ・モリ | |
すれちがいの街角 Two for the Seesaw | |||
1963 | あなただけ今晩は Irma la Douce | イルマ | ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞 |
1964 | 何という生き方! What a Way to Go! | ルイーザ・メイ・フォスター | |
黄色いロールス・ロイス The Yellow Rolls-Royce | メエ・ジェンキンス | ||
1966 | 泥棒貴族 Gambit | ニコール | |
1967 | 女と女と女たち Woman Times Seven | Paulette/Maria Teresa/Linda/Edith/Eve Minou/Marie/Jeanne | |
1968 | おかしな夫婦・大逆転!? The Bliss of Mrs. Blossom | ハリエット | |
スイート・チャリティ Sweet Charity | チャリティ・ホープ・ヴァレンタイン | ||
1970 | 真昼の死闘 Two Mules for Sister Sara | サラ | |
1971 | Desperate Characters | ソフィー・ベントウッド | ベルリン国際映画祭 銀熊賞 (女優賞) 受賞 |
1977 | 愛と喝采の日々 The Turning Point | ディーディー | |
1979 | チャンス Being There | イブ・ランド | |
1980 | ラヴィング・カップル Loving Couples | イヴリン・ルーカス・カービー | |
LOVEシーズン A Change of Seasons | Karyn Evans | ||
1983 | 愛と追憶の日々 Terms of Endearment | オーロラ・グリーンウェイ | アカデミー主演女優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞 |
1984 | キャノンボール2 The Cannonball RunⅡ | ヴェロニカ | |
1987 | アウト・オン・ア・リム/自分探しの旅 Out on a Limb | シャーリー・マクレーン | 原作/脚本/主演 全2話のテレビミニシリーズ 旧題『アウト・オン・ア・リム/愛さえも越えて』 |
1988 | マダム・スザーツカ Madame Sousatzka | マダム・スザーツカ | ヴェネチア国際映画祭 女優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞 |
1989 | マグノリアの花たち Steel Magnolias | ウィーザ | |
1990 | ミラクル/バックリーの魔女たち Waiting for the Light | ゼナ | |
ハリウッドにくちづけ Postcards from the Edge | ドリス・マン | ||
1992 | 迷子の大人たち Used People | パール | |
1993 | 潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ Wrestling Ernest Hemingway | ヘレン | |
1994 | 不機嫌な赤いバラ Guarding Tess | テス | |
1995 | セルロイド・クローゼット The Celluloid Closet | ドキュメンタリー | |
1996 | くちづけはタンゴの後で Mrs. Winterbourne | グレース・ウィンターボーン | |
夕べの星 The Evening Star | オーロラ・グリーンウェイ | ||
1999 | ヴァージン・ブレイド Joan of Arc | Madame de Beaurevoir | テレビ映画 |
ぼくが天使になった日 Bruno | ヘレン | 監督/出演 | |
2001 | だって女優ですもの! These Old Broads | ケイト・ウエストボーン | テレビ映画 |
2005 | 奥さまは魔女 Bewitched | アイリス | |
イン・ハー・シューズ In Her Shoes | エラ・ハーシュ | ||
迷い婚 -全ての迷える女性たちへ- Rumor has it… | キャサリン・リシュリュー | ||
2007 | あの日の指輪を待つきみへ Closing the Ring | エセル・アン | |
2008 | ココ・シャネル Coco Chanel | ココ・シャネル | テレビ映画 |
赤毛のアン 新たな始まり Anne of Green Gables: A New Beginning | アメリア・トーマス | ||
2010 | バレンタインデー Valentine's Day | エステル | |
2011 | バーニー/みんなが愛した殺人者 Bernie | マージョリー・"マージ"・ニュージェント | |
2012 | ダウントン・アビー Downton Abbey | マーサ・レヴィンソン | テレビドラマシリーズ |
2013 | LIFE! The Secret Life of Walter Mitty | ミティーの母親 | |
2014 | トレヴィの泉で二度目の恋を Elsa & Fred | エルサ・ヘイズ | |
2016 | 素敵な遺産相続 Wild Oats | エヴァ | |
2017 | あなたの旅立ち、綴ります The Last Word | ハリエット・ローラー | 製作総指揮/主演 |
2018 | リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密 The Little Mermaid | エル/祖母 | |
2019 | ノエル Noelle | エルフ・ポリー | |
2022 | American Dreamer | アストリッド | |
年 | 題 | 役 | 特記 | 脚注 |
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1953 | Me and Juliet | ダンス・アンサンブル | ブロードウェイ、マジェスティック・シアター | [7] |
1954 | パジャマゲーム The Pajama Game | ダンサー/グラディス | ブロードウェイ、シュバート・シアター | |
1976 | Shirley MacLaine | 本人 | ブロードウェイ、パレス・シアター | |
1984 | Shirley MacLaine on Broadway | 本人 | ブロードウェイ、ガーシュウェイン・シアター | |
小原乃梨子が多くの作品で務めていた。
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