株式会社シグマ (英: SIGMA Corporation) は、日本の光学機器製造企業。神奈川県川崎市麻生区に本社を置く。旧社名はシグマ研究所。一眼レフカメラ用交換レンズが主力で、カメラ用レンズメーカーとして認識されているが、カメラ本体も製造している。他メーカーが製品を海外生産に移行するなか、ほとんどの製品[1]を福島県の会津工場で生産している。
デジタルカメラ用大口径標準ズームや超音波モーター搭載の標準レンズを開発している。多様なレンズを生産するとともに、他のレンズメーカーに先駆けて超音波モーター(同社HSM ;Hyper Sonic Motor) や手ぶれ補正機構(同社OS :Optical Stabilizer)などの技術を導入した。
またフォーサーズ・システムに早期に賛同し、近年では、ミラーレスカメラ専用設計のレンズも製造している。
超望遠域のレンズを比較的安価に提供しており、レンズメーカーで500mmと800mmの超望遠単焦点レンズを製造しているのは同社だけである。
2008年11月には、自社のデジタルカメラで採用していたFoveon X3を開発するFoveon社を買収し完全子会社化。キヤノン、ソニーに続き、本体、レンズ、撮像素子を自社製とするメーカーとなった。
2012年9月、シグマグローバル・ビジョンを発表。自社レンズをコンテンポラリー(C)、アート(A)、スポーツ(S)の3つのカテゴリーに整理。プロダクトデザインを統一した。
2018年9月、シネマレンズの販売を開始。
2018年9月、ライカ、パナソニックとの協業である「Lマウントアライアンス」への参画を発表。同時に、既存のSAマウントにおけるカメラ本体の開発終了を告知した。
1961年(昭和36年)9月9日 - 山木道広が自ら開発した35mm一眼レフカメラ用テレコンバーターを製造販売する目的で有限会社シグマ研究所を東京都世田谷区に設立。
1965年(昭和40年)11月 - 本社社屋を東京都狛江市岩戸南に移転。
1968年(昭和43年)3月 - 株式会社に改組。
1970年(昭和45年)11月 - 株式会社シグマに商号変更。
1973年(昭和48年)11月 - 福島県耶麻郡磐梯町に会津工場を完成。(第一期)
1976年(昭和51年) - SIGMA初の35mm一眼レフカメラ「Mark-Ⅰ」発売。
1979年(昭和54年)11月 - シグマ初の海外進出としてシグマドイツを設立。
1983年(昭和58年)2月 - 福島県耶麻郡磐梯町に会津工場を完成。(第二期)
1983年(昭和58年)3月 - 東京都狛江の本社新社屋が竣工。
1983年(昭和58年)4月 - シグマ香港設立。
1984年(昭和59年)3月 - シグマアメリカ設立。
1990年(平成2年)1月 - シグマベネルクス設立。
1991年(平成3年)12月 - シグマシンガポール設立。(現在は撤退)
1993年(平成5年)2月 - 福島県耶麻郡磐梯町(会津)新工場完成。
1993年(平成5年)6月 - シグマフランス設立。
2000年(平成12年)11月 - シグマU.K設立。
2005年(平成17年)9月 - 東京都狛江市より現社屋の神奈川県川崎市麻生区に移転。
2006年(平成18年)10月 - 会津工場ISO9001(品質マネジメントシステム)認証取得。
2008年(平成20年)11月 - 撮像素子を開発するFoveonを買収、完全子会社化。
2009年(平成21年)8月 - 本社 ISO14001(環境マネジメントシステム)認証取得。
2012年(平成24年)9月 - シグマグローバル・ビジョンを発表。レンズのブランドを3つのカテゴリーに整理。
2013年(平成25年)2月 - シグマチャイナ設立。
2016年(平成28年)9月 - SIGMA CINE LENSを発表。シネマレンズに参入。
2018年(平成30年)2月 - 会津工場においてマグネシウム専用加工棟の稼働開始。
2018年(平成30年)9月 - Lマウントアライアンスへの参画、およびSAマウントカメラ開発の終了を発表。
2019年(令和元年)10月25日 - 世界最小・最軽量のフルサイズ・ミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp」を発売。
2021年(令和3年)1月 - シグマノルディック設立。
2022年(令和4年)5月 - 神奈川県川崎市に本社新社屋完成。本社を移転。
一眼レフ用のレンズを転用し作成されたシネマ用レンズ。キヤノンEFマウント/ソニーEマウント/PLマウントに対応する。
- FF Zoom Line - 35mm判対応のシネマズームレンズシリーズ
- High Speed Zoom Line - APS-Cセンサー対応のT2の明るさに対応するシネマズームレンズシリーズ
- FF High Speed Prime Line - 35mm判対応のT1.5もしくはT2に対応するシネマ単焦点レンズシリーズ
- FF Classic Prime Line - FF High Speed Prime Lineの光学系をノンコートレンズ中心に構成することで、低コントラストの描写に対応したシネマ単焦点レンズシリーズ
テレコンバーター
- TELE CONVERTER TC-1401 - シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウントに対応、スポーツラインのレンズの他、70mm F2.8 DG HSM Art 、100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary、150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary に対応
- TELE CONVERTER TC-2001 - シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウントに対応、スポーツラインのレンズの他、70mm F2.8 DG HSM Art 、100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary、150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary に対応
- TELE CONVERTER TC-1411 - Lマウントに対応、100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryに対応
- TELE CONVERTER TC-2011 - Lマウントに対応、100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryに対応
販売終了
- APO テレコンバーター1.4x EX DG - EX DGレンズに対応、発売終了
- APO テレコンバーター2.0x EX DG - EX DGレンズに対応、発売終了
マウントコンバーター
同社一眼レフ用のレンズを、ミラーレスカメラで使用するためのコンバーター。AFに対応するだけでなく、絞りの制御、カメラ側の補正機能や手ブレ補正機構にも対応。
レンズキャップ
- LCF55-01M - マグネットレンズキャップ、一部のIシリーズレンズに対応
USBドック
同社のレンズを、USBケーブルを介してPCに接続することで、レンズ・ファームウェアのアップデートや、合焦位置の調整を行うことができるアクセサリ。各マウントに対応。
マウントは固定式であるが製造当時は実費で改造修理扱いによる交換も可能であった。Kマウント、オリンパスOMマウント、キヤノンFDマウント、コニカARマウント、ニコンFマウント、フジカAXマウント、ミノルタMDマウント、コンタックスRTS/ヤシカマウント、M42マウント、ローライQBMマウントがあり、またOEMでPRAKTICA Bマウントのズームレンズを製造していた。ピントリングの回転方向も各メーカーの純正レンズと同方向になるように右周り・左周りと二通りの回転方向が設定されていた。2020年現在、すべて販売終了している。
- シグマ円形魚眼8mmF4 - 7群11枚。最短撮影距離0.2m。フィルターはφ22.5mm内部交換式。
- シグマフィッシュアイ16mmF2.8 - 8群9枚。最短撮影距離0.15m。フィルターはφ22.5mm内部交換式。
- シグマウルトラワイド18mmF2.8 - 9群11枚。最短撮影距離0.25m。アタッチメントはφ67mmねじ込み。
- シグマスーパーワイド24mmF2.8 - 7群7枚。最短撮影距離0.18m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマミニワイド28mmF2.8 - 6群7枚。最短撮影距離0.22m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマミニワイドII28mmF2.8 - アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマミニテレ135135mmF3.5 - 5群5枚。最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマミニテレ235200mmF3.5 - 7群7枚。最短撮影距離1.3m。アタッチメントはφ58mmねじ込み。
- アポ・シグマ345300mmF4.5 - 6群8枚。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ67mmねじ込み。
- アポ・シグマ456400mmF5.6 - 5群7枚。最短撮影距離3m。アタッチメントはφ72mmねじ込み。
- シグマミラー400400mmF5.6 - 反射望遠レンズ7群7枚。最短撮影距離2m。フィルターは前部φ86mmネジ込みと後部φ30.5mm差込式。
- シグマミラー600600mmF8 - 反射望遠レンズ。6群6枚。最短撮影距離2m。フィルターは前部φ86mmネジ込みと後部φ22.5mm差込式。
- シグマミラー10001000mmF13.5 - 反射望遠レンズ6群6枚。最短撮影距離5m。フィルターは前部φ86mmネジ込みと後部φ30.5mm差込式。
- シグマミニズーム39-80mmF3.5 - 最短撮影距離2.0m。フィルターは前部φ62mmネジ込み。
- シグマズーム・ガンマ21-35mmF3.5-4 - 7群11枚。最短撮影距離0.5m。
- シグマズーム・ミクロン28-50mmF2.8-3.5 - 8群8枚。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマズーム・シーター28-80mmF3.5-4.5 - 8群8枚。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ62mmねじ込み。
- シグマスタンダードズーム35-70mmF2.8-4 - 8群8枚。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。いわゆる「標準ズーム」のスタンダードモデルで、安価かつ高性能であり量販店でのカメラ本体とのセット販売されることが多かった。
- シグマズーム・アルファーII35-105mmF3.5-4.5 - 10群10枚。最短撮影距離0.3m。
- シグマズーム・ベーター70-150mmF3.5-4 - 8群12枚。最短撮影距離1.5(付属のアクロマティックマクロレンズ装着時0.585)m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマズーム・デルタ75-250mmF4-5 - 9群13枚。最短撮影距離2(付属のアクロマティックマクロレンズ装着時0.66)m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマハイスピードズーム・イオタ80-200mmF3.5-4 - 8群12枚。最短撮影距離1.5(付属のアクロマティックマクロレンズ装着時0.6)m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマズーム・カッパー100-200mmF4.5 - 6群10枚。最短撮影距離0.58m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- シグマズーム・ラムダ120-300mmF5.6-6.3 - 9群13枚。最短撮影距離1.6(付属のアクロマティックマクロレンズ装着時0.645)m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
- プラクチカMCオートズーム35-70mmF3.5-4.5 - ペンタコンのOEMレンズでプラクチカBマウント。9群9枚。最短撮影距離0.4m。アタッチメントはφ52mmねじ込み、もしくはφ55mm嵌め込み。
- プラクチカMCオートズーム70-210mmF4.5-5.6 - ペンタコンのOEMレンズでプラクチカBマウント。9群12枚。最短撮影距離1.1m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
M42マウント一眼レフカメラ
ユニバーサルマウントのM42マウントを採用。
- シグママークI(SIGMA Mark-I 、1975年発売) - シグマ唯一のM42マウント採用機。リコーの「リコーシングレックスTLS」のOEMであった。
Kマウント一眼レフカメラ
ユニバーサルマウントのKマウントを採用。
- シグマSA-1(1983年発売) - シグマ唯一のKマウント採用機。愛称「ズームマン」。こちらもリコーのOEMであったが、「リコーXR7」とはグリップ形状が異なる、ファインダー内に露出補正の警告が出るなどの違いがあった。
SAマウント一眼レフカメラ
オートフォーカス化に伴い、独自のSAマウントへ変更。物理的にはKマウントと類似しているが、信号伝達方式やフランジバックが変更されている。超音波モーター、手ぶれ補正機構搭載レンズに対応。公称では視野率100%の機種は存在しないが、SD9とSD10には「スポーツファインダー」が採用され、実際に写る範囲外の部分も確認できるようになっている。(SDシリーズのスポーツファインダーは、一般に言われるスポーツファインダーとは異なり、あくまで一眼レフのレフレックスファインダーである)
銀塩一眼レフカメラ
- シグマSA-300(1993年発売)
- シグマSA-300N(1994年発売)
- シグマSA-5(1997年発売) - ブラックモデルとシルバーモデルがあった。
- シグマSA-7(2001年発売)
- シグマSA-9(2001年発売)
- シグマSA-7N(2002年発売) -「シグマSA-7」のオートフォーカス性能を改良した。
デジタル一眼レフカメラ
撮像素子には光の三原色を1画素で捕らえることができるFoveon X3が採用されており、偽色の発生を抑え、鮮明で正確な色再現であることを謳っている。
- シグマSD9(2002年10月発売) - 同社初のデジタル一眼レフカメラ、かつFoveon X3を最初に採用したデジタルカメラ。有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。
- シグマSD10(2003年11月発売) - 有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。
- シグマSD14(2007年3月発売) - 有効画素数約1,406万画素。データ記録方式はRAW、JPEGに対応。
- シグマSD15(2010年6月発売) -「シグマSD14」の後継機。画像処理エンジン、バッファメモリー、AEセンサー、液晶モニター等の性能が向上。
- シグマSD1(2011年6月発売) - フラッグシップモデル。撮像素子の有効画素数が約4,600万に増加し、23.5×15.7mmへと大判化した。
- シグマSD1 Merrill(2012年3月発売) - 上記のSD1の製造プロセスを見直し、大幅に低価格化した。Merrillは、Foveonセンサーの開発に深く携わったディック・メリル氏に因む。
Sigma SD9
Sigma SD10
Sigma SD14
Sigma SD15
Sigma SD1
Sigma SD1 Merrill
SAマウントミラーレスカメラ
レンズマウントは同社の一眼レフカメラと同じシグマSAマウントであり、今までのレンズ資産を生かせる。このため、マウント部が長いデザインが特徴。両機種とも、「2016年の歴史的カメラ」に選定された[5]。
- sd Quattro(2016年7月発売)- 同社初のミラーレス一眼カメラ。RGBが1:1:4の3層構造を持ったQuattroセンサー搭載。センサーの読み出し速度や高感度耐性が向上している。有効画素数約1960万画素。センサーサイズはAPS-C。
- sd Quattro H(2016年12月発売) - Quattroセンサー搭載。有効画素数約2550万画素。センサーサイズはAPS-H。
Sigma sd Quattro
Sigma sd Quattro H
Lマウントミラーレスカメラ
- fp(2019年7月発売)- 世界最小・最軽量の「ポケッタブル・フルフレーム」。シグマ初のフルサイズベイヤーセンサーカメラ。ライカLマウント。メカシャッターを非搭載にすることで小型化を実現。有効画素数約2400万画素。
- fp L(2021年4月発売)- fpの仕様を受け継ぎつつ高画素化に対応した。ライカLマウント。メカシャッターは非搭載。像面位相差AFに対応。有効画素数約6100万画素。カメラ起動中の給電に対応した他、任意の撮影設定をQRコードとして保存する機能も搭載。
デジタルコンパクトカメラ
DP1シリーズ
世界初のAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したコンパクトデジタルカメラ。「シグマSD14」に搭載のものと同じ有効画素数約1,406万画素の撮像素子を搭載している。レンズは35mm判換算28mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。
- シグマDP1(2006年9月発表、2008年3月発売) - データ記録方式はRAW、JPEGに対応。JPEG画像エンジンは「TRUE」(Three-layer Responsive Ultimate Engine) 。フォトキナ2006で発表されたが、画像品質を確保するために画像処理パイプライン再構築を行い、結果的に発売まで1年半近くかかったため、本当に発売されるのかという不安の声もあった。カメラグランプリ2008カメラ記者クラブ特別賞受賞。
- シグマDP1s(2009年10月発売) -「シグマDP1」のファームウェアを進化させたスペシャルバージョン。ハードウェアの差異は対逆光性能を改善したのみで、「シグマDP2」に搭載されている「QSボタン」の追加などはされていない。
- シグマDP1x(2010年2月発表、9月発売) -「シグマDP1s」のエンジンを「TRUE II」へ変更、オートフォーカス高速化、 AFE(アナログフロントエンド)搭載による高感度性能向上他、操作ボタンなどを「シグマDP2」と統一した機種。光学系は「シグマDP1」と同等。
- シグマDP1 Merrill(2012年8月発表、9月発売) - 上述の一眼レフカメラSD1 Merrillと同等の23.5×15.7mm Foveonセンサーを採用(有効画素数約4,600万)。光学系も変更され、F値2.8となっている。
Sigma DP1
Sigma DP1x
Sigma DP1 Merrill
DP2シリーズ
DP1と同じ撮像素子を搭載している。レンズは35mm判換算41mmもしくは45mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。
- シグマDP2(2008年9月発表、2009年4月発売) - 撮像素子はシグマDP1と同じで画素数に変化はないが、画像エンジンは「TRUE II」に進化しており、レスポンス向上などを果たした。このほかにも、感度をRAWモード時ISO3200に設定できたり、「QSボタン」の追加により操作系を改善するなど細かな改良を施している。
- シグマDP2s(2010年2月発表、3月発売) - 「TRUE II」の内部アルゴリズムを最適化することによりオートフォーカスを高速化した。シグマDP1sに搭載されたパワーセーブモードが取り入れられている。背面ボタン表示の一部を赤色にして視認性を高めている。
- シグマDP2x(2011年2月発表、5月発売) - AFE搭載やAFスピード高速化等、シグマDP2sのマイナーチェンジバージョン。
- シグマDP2 Merrill(2012年7月発売) - 上述の一眼レフカメラSD1 Merrillと同等の23.5×15.7mm Foveonセンサーを採用(有効画素数約4,600万)。光学系も変更され、画角が35mm判換算で45mm相当、開放F値2.8となっている。
Sigma DP2
Sigma DP2s
Sigma DP2x
Sigma DP2 Merrill
DP3シリーズ
Merrillセンサー搭載の世代になってから追加された製品。レンズは35mm判換算75mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。
- シグマDP3 Merrill(2013年2月発売) - DP2 Merrillとほぼ同様のボディに、中望遠レンズを搭載。専用のテレコンバージョンレンズ(FT-1201)が存在する。
dp Quattroシリーズ
3層構造(B1:R1:G4)を採用したQuattroセンサーを搭載したカメラ。センサーサイズはAPS-Cサイズ。従来のFoveonセンサーより高感度耐性が向上している。また,グリップが大型化しており独特なデザインが話題になった。[6]
- dp0 Quattro | Ultra-Wide(2015年7月発売)- 35mm判換算21mm相当、開放F値4.0の単焦点レンズを搭載、歪曲収差が少ない
- dp1 Quattro | Wide(2014年10月発売) - 35mm判換算28mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載
- dp2 Quattro | Standard(2014年6月発売) - 35mm判換算45mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載
- dp3 Quattro | Mid-tele (2015年3月発売)- 35mm判換算75mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載
Sigma dp0 Quattro
Sigma dp1 Quattro
Sigma dp2 Quattro
Sigma dp3 Quattro
- EF-500 DG SUPER
- EF-630 - ガイドナンバー 63(ISO 100/m, 200mm時)、FLASH USB DOCK FD-11(別売り)の使用でアップデートが可能
- EF-610 DG SUPER - STの機能に加え、TTLワイヤレスフラッシュ機能等の高度な機能を備える
- EF-610 DG ST - ガイドナンバー 61(ISO 100/m, 105mm時)のTTLオートフラッシュ
- EF-530 DG SUPER - STの機能に加え、TTLワイヤレスフラッシュ機能等の高度な機能を備える
- EF-530 DG ST - ガイドナンバー 53(ISO 100/m, 105mm時)のTTLオートフラッシュ
- EM-140 DG - ガイドナンバー 14(ISO 100/m)のTTLオートマクロフラッシュ(リングフラッシュ)