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バンド ウィキペディアから
コロシアム[2](Colosseum)は、イングランド出身のジャズ / プログレッシブロック・バンド。
コロシアム | |
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イタリア・ボルツァーノ公演(2014年) | |
基本情報 | |
出身地 | イングランド ロンドン |
ジャンル | |
活動期間 | |
レーベル | |
公式サイト | Colosseum - Barbara Thompson & Jon Hiseman |
メンバー |
クリス・ファーロウ クレム・クレムソン マーク・クラーク キム・ニシカワラ マルコム・モルティモア ニック・スティード |
旧メンバー |
ジョン・ハイズマン デイヴ・グリーンスレイド ディック・ヘクストール=スミス ジェイムス・リザーランド トニー・リーヴス ジム・ローチェ ルイス・セナモ バーバラ・トンプソン エイドリアン・アスキュー |
プログレ界のパイオニア的存在で、同国ドラマーのジョン・ハイズマンが率いたことで知られる。1970年代初期に解散したが、1990年代に再結成を果たし、2015年に活動停止後2020年に再始動している。
1968年、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズのアルバム『ベア・ワイアーズ(Bare Wires)』にレコーディング・メンバーとして参加していたジョン・ハイズマン、トニー・リーヴス、ディック・ヘクストール=スミスの3人と、オルガン奏者のデイヴ・グリーンスレイド、ボーカリスト兼ギタリストのジェイムス・リザーランド、ギタリストのジム・ローチェというラインナップで、「ジョン・ハイズマンズ・コロシアム」を結成。しかし、ローチェは短期間で脱退し、最終的にはリザーランドが単独でギターを担当する。そして半年後にバンド名を「コロシアム」と短縮し陣容が固まる。
1969年に第1作アルバム『コロシアム・ファースト・アルバム』をフォンタナ・レコードから発表し、全英アルバムチャートで15位を記録[3]。
同年、ヴァーティゴへ移籍して2作目のアルバム『ヴァレンタイン組曲』を発表して、再び全英15位を記録した[3]。ジュリアス・シーザー最後の3ヵ月をテーマにしたタイトル曲は高い評価を得ている。一方、アメリカのダンヒル・レコードから1970年に発売されたアルバム『グラス・イズ・グリーナー』は8曲のうち4曲がアルバム『ヴァレンタイン組曲』と重なっているが、ギター・パートはジェイムス・リザーランドに代わって加入したクレム・クレムソンがオーバー・ダビングしており、残りの4曲はクレムソンを含むラインナップで録音された[4]。なお、『グラス・イズ・グリーナー』は、2004年に『ヴァレンタイン組曲』のデラックス・エディション盤ボーナス・ディスクとして再発されている[4]。
その後、メンバーを交代させてマーク・クラーク、クリス・ファーロウらが参加して、1970年にスタジオ・アルバム『ドーター・オブ・タイム』を発表し、全英23位を記録[3]。1971年には2枚組のライブ・アルバム『コロシアム・ライヴ』が全英17位に達し[3][5]、それを最後に解散した。
1994年、アルバム『コロシアム・ライヴ』のメンバーにて再結成を果たす。1997年には27年ぶりのスタジオ・アルバム『Bread & Circuses』を発表。2004年にヘクストール=スミスが亡くなり、バーバラ・トンプソンが加わった。2007年2月17日・18日にはハイズマン、クレムソン、グリーンスレイド、クラーク、ファーロウ、トンプソンのラインナップで初の日本公演(クラブチッタ川崎)を行っている[6]。
2014年、11年振りのスタジオ・アルバム『タイム・オン・アワ・サイド』を発表[7]。そして2015年2月28日のロンドン公演を最後に、コロシアムの活動を終了させることを発表し、その歴史に一旦幕を閉じた[8]。
2020年、ジョン・ハイズマン亡きあと残されたクリス・ファーロウ、クレム・クレムソン、マーク・クラークを中心に再始動し、いくつかの公演で演奏を行った[10]。そして2022年4月、8年ぶりとなるフルアルバム『Restoration』を発表。
2023年末、1971年に録音しながらお蔵入りしていた4thアルバム音源『Upon Tomorrow』をリリース。
※2022年4月時点
1975年、ハイズマンやゲイリー・ムーアを中心に、コロシアムIIの冠名で編成されたフュージョン・ロック・バンド。1978年まで活動した。その結成経緯や音楽性から、一般的にコロシアムとは別グループと認識されている。詳細は「コロシアムII」を参照[14]。
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